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GJ英仏百年戦争(リプレイ後編)

 前回の前半に引き続き後半をお送りする。
前回は大量の病死者から追いつめられた英軍だが果たして今回はどのような展開を見せるのか?
あっけなく大陸から一掃されてしまうのか?

-7ターン-
英軍が主導権5

移動:
英軍:枢機卿→ポアトー→ブルターニュ
仏軍:善良王、親愛王→ノルマンディ
仏軍:オルレアン公、アルマニャック伯→ノルマンディ
仏軍:ナポリ王→ブルターニュ
仏軍:豪勇公→オルレアン
英軍:太鼓腹→ポアトー

戦闘:
ブルターニュ:ランカスター朝ヘンリー4世、枢機卿vsナポリ王→仏軍勝利、枢機卿戦死

ノルマンディ:ノーフォーク公、グロスター公、ヨーク公vs善良王、親愛王、オルレアン公、アルマニャック伯→仏軍勝利、ノーフォーク公捕虜、グロスター公捕虜、ヨーク公敗走

 ジリ貧寸前である。マップを見渡せばフランスで一杯である。武将数の差もそろそろ持ち直すかと思われたが戦死したりすれば意味無しである。会戦においては今までダイスの目に助けられ無勢であっても勝利をおさめていたが、相手が大砲や騎士などを使用しだしたので会戦にも勝てない。勝てない上に籠城もできないし追撃で大損害を食うという異常にまずい状況である。救いは英軍が割と若手で構成されるに対して仏軍は高齢化が進んで英軍と同じように大量に病死する可能性があると言う点である。そこが唯一の突破口と言えるが果たして持つか...

点差:仏軍+22

-8ターン-
英軍が主導権4

移動:
英軍:ランカスター公→アンジュ
仏軍:熱い拍車→イングランド
英軍:太鼓腹→ブルターニュ
仏軍:ノーフォーク公→ピカデリー
英軍:クラレンス公→イングランド
仏軍:豪勇公→ブルゴーニュ
英軍:ヨーク公→ブルターニュ

戦闘:
イングランド:ハル、クラレンス公vs熱い拍車→熱い拍車の籠城による仏軍勝利

ブルターニュ:ヨーク公、太鼓腹vsオルレアン公→英軍勝利、オルレアン公捕虜

ピカデリー:ノーフォーク公vs提督→仏軍勝利、ノーフォーク公捕虜

ブルゴーニュ:無怖公vs豪勇公→仏軍勝利、無怖公敗走

 仏軍側でも病死者が続出である。その機につけ込みたいがなかなか低下した戦力は元に戻らない。イングランド奪回そして反攻の旗手と目していたハルことヘンリー5世が病死したのは愕然とした。

点差:仏軍+29

-9ターン-
仏軍が主導権3

移動:
仏軍:豪勇公→オルレアン→アンジュー
英軍:クラレンス公、ノーフォーク公→イングランド
英軍:ベッドフォード公、グロスター公→ガスコーニュ
仏軍:アランソン公→イングランド

戦闘:
アンジュ:ランカスター公vs豪勇公→英軍勝利、豪勇公敗走

イングランド:ノーフォーク公、クラレンス公vsアランソン公、スチュワート朝ジェームズ1世→仏軍勝利、クラレンス公敗走、ノーフォーク公捕虜

 主導権が取れなくなった。しかも主導権数が少ない。仏軍の支配エリアを減少させるべく行動したいが2行軍では如何ともしがたい。どうやら英軍の勝ちは完全になくなったようだ。前ターンにハルが病死したとは言え後に出てくる武将はイングランドが本拠となっている場合が多いのでゲームの終了までにイングランドを奪還し、大陸には確固とした地位を築きたいものだ。

点差:仏軍+30

-10ターン-
仏軍が主導権5

移動:
英軍:ベッドフォード公、グロスター公→アキテーヌ→ブルターニュ→アンジュー
仏軍:処女(ジャンヌ・ダルク)→イル・ド・フランス
仏軍:私生児、処女(ジャンヌ・ダルク)→オルレアン→イル・ド・フランス
仏軍:青髭→ブルゴーニュ
英軍:ランカスター朝ヘンリー4世→イル・ド・フランス

戦闘:
ブルゴーニュ:善良公vs青髭→青髭籠城による仏軍勝利

イル・ド・フランス:ランカスター朝ヘンリー4世vs私生児、処女(ジャンヌ・ダルク)→仏軍勝利、ヘンリ4世隣国に撤退。

 仏軍支配地を漸減させる策はそこそこ成果が出てきた。ジャンヌ・ダルクの特別ルールは強烈であるがヘンリー4世との会戦においては後一歩の所であったが、数に押し切られてしまった。ジャンヌ・ダルクを中心として内陸部の防衛をする仏軍に対しては面で攻め、仏軍の支配地を増やすことなくこちらの支配地を増やしていきたいところだ。しかし、ここぞと言う時にまたもや固まって病死である。なんというか。

点差:仏軍+30

-11ターン-
仏軍が主導権3

移動:
仏軍:猪、リニー伯、私生児→シャンパーニュ
英軍:シュールズベリー伯→リムーザン
仏軍:処女(ジャンヌ・ダルク)→アンジュー
英軍:サーフォーク公→オルレアン
仏軍:青髭→オルレアン

戦闘:
シャンパーニュ:ランカスター朝ヘンリー4世、善良公vs猪、リニー伯、私生児→仏軍勝利、英軍側隣国に撤退

オルレアン:サフォーク公vs青髭→英軍勝利、青髭戦死

アンジュー:英仏王vs処女(ジャンヌ・ダルク)→仏軍勝利、英仏王隣国に退却、処女指揮による圧勝

 ジャンヌ・ダルクはやはり強力である。さらに支配地が連結されているために戦力の補充が早い。ヘンリー4世に引き続き戦力の大きい国王クラスである英仏王をあてて小競り合いさせようともくろんだが、一撃で撃破されてしまった。おそるべし。戦況は一時期に比べるとマシになったが、ゲームに勝てるほど優勢というわけはなく、かといって大陸から駆逐されることもない。このままいっても英軍必敗は判っているが、どこまでできるか見届けたいものである。

点差:仏軍+30

-12ターン-
仏軍が主導権3

移動:
仏軍:砲術長、私生児→ブルゴーニュ
英軍:英仏王→ブルボン
仏軍:善良王→アンジュー
英軍:サフォーク公→イル・ド・フランス
仏軍:処女(ジャンヌ・ダルク)→イル・ド・フランス

戦闘:
ブルゴーニュ:突進公vs砲術長、私生児→仏軍勝利、突進公隣国に退却

イル・ド・フランス:サフォーク公vs処女(ジャンヌ・ダルク)、善良王→仏軍勝利、サフォーク公隣国に退却

 仏軍の主力を釘付けにしておき、その間に各地に散った諸将が中立地帯、あるいは敵地の支配権を奪うという方策は、釘付けには成功したが、支配チェックの失敗により、支配地は全く増えなかった。増えていればそこそこ面白かったのだが、こればかりは仕方がない。仏軍プレーヤー曰くあんなに追いつめたのに息を吹き返して厳しい戦いになったとコメントしていた。支配したければその地を本拠とする武将か数を集めなければならないのだから現状に甘んじなくてはならない。

点差:仏軍+30

 ゲーム的には最終的に仏軍勝利で百年戦争は終わった。歴史上ではこの後に英国ではランカスター家とヨーク家による薔薇戦争が起こるはずだが、英軍がプランタジネット朝から元々支配していたアキテーヌ等の内陸の領土から駆逐されず、かつイングランドが仏軍支配下にあることから歴史は大きく変わってしまった。百年戦争は終わらなかったといえるだろう。英仏戦国時代の突入である。この後に続く歴史はさらに凄惨なものとなるだろうか?それともあっけなく電光石火に統一されるだろうか?それはどうなるかわからないがともかく英軍がゲーム上では敗北を喫したことには間違いない。

プレイ後の感想:
 展開は絶望から復活を果たしたので面白かった。史実に暗いと言いながらオルレアン公が捕虜になったりジャンヌ・ダルクが奇跡を起こした時は展開に魅了された。また寡兵で戦わなければならなかった英軍の精強さは長弓隊を使ったりもしたが、何の偶然かあちらこちらで再現された。その時の盛り上がりはゲームらしいといえよう。
 太平記と比べると遙かに知名度では劣るが、太平記より歴史絵巻物らしいかもしれない。病死チェックで大量に盤上から武将が消えても、敵の籠城で理不尽なまでに退却を強制されても、時の流れに身を任せ全力でダイスを振るのが楽しみの秘訣だろう。

 今回のプレイでは国王が本拠地にいない側の主導権数は修正があることや、援軍の登場ターンや捕虜の扱い方を間違ってプレイしていたが、致命的な問題にはならなかった。主導権数と病死チェックの振れ幅である程度展開が固まってしまうかもしれないが、それは天命と受け入れてその時その時の全力を尽くしてプレイすべきだろう。

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