(MDG)Zhukov's First Victory紹介
タイトル名にあるゲームを入手したので報告する。
ゲーム名:Zhukov's First Victory
出版:Microgame Design Group (MDG)
形態:DTP
入手先:クロノノーツゲームズ
デザイナー:Paul Rohrbaugh
テーマ:ノモンハン事件
ターン:各シナリオ24ターン、1ターン半日
カウンター数:マーカー含め245
ユニットスケール:連隊~旅団
マップ:A3位1枚。平地を中心にハルハ河と高地や湿地が点在している。北はフイ高地、南は753高地(森田部隊の北側)、東はノモンハン、ホルステイ湖、西はハラ高地、804高地。南側の戦域は省略されているようだ。
ヘックス:1マイル
ルール:8ページ19章
ターン構成:日本軍とソ連軍ではターン構成が違うのに注意。
日本軍補給フェイズ
日本軍爆撃・砲撃フェイズ
日本軍移動フェイズ
日本軍戦闘フェイズ
日本軍回復フェイズ
ソ連軍補給フェイズ
ソ連軍移動フェイズ
ソ連軍爆撃・砲撃フェイズ
ソ連軍戦闘フェイズ
ソ連軍回復フェイズ
終了セグメント
ZOC:移動を止める。ZOCtoZOCの禁止。戦闘を強制する。後退を妨害する。補給線を切る。
補給線:補給源より補給線を引く。引けないものは混乱する。
スタック:制限はあるが可能。
爆撃・砲撃:各専用のチャートで解決。空戦も可。
移動:よくある移動ルール。ZOCで止まる。
戦闘:1:4~6:1までの戦力比。修正シフトあり。
戦闘結果:壊滅・混乱・後退
特殊ルール:万歳攻撃やコンバインドアームズ、工兵等のルールあり。
シナリオ:1次(7月)と2次(8月)の2つあり。
勝利条件:ヘックス占領とユニット撃破による得点制
ざっと見た感じ平易なミニゲームといえるかもしれない。英文が得意でない筆者でもそこそこ読めるほどのルールである。ノモンハン事件を扱うミニゲームということで最近のDTPらしい仕上がり。戦車をはじめとする車両は兵科記号ではなく車輌を描いたアイコンである。ざっとユニットを見る限り大きな能力差はないような気がする。ソ連軍はトラックユニットがかなり多いが日本軍はかなり少ない。その辺で違いを出すのだろうか?ルールをぱらぱらと拾い読みしているので大きく間違えているかもしれないが大体こんな感じである。DTPゲームであるのでユニットを作成しなくてはならないというハンデはあるが、簡単そうであるのでそこさえクリアーできればすぐにでもプレイできるかもしれない。まあ日本陸軍ファンならマストバイでしょうか?
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» Zhukov's First Victory [ソークオフだよ人生は]
「ノモンハン事件」を扱ったゲーム、それほど数が出ていないせいもあって、これまでプレイしたことがありません。気になっていたのはDTPゲームの『ジューコフズ・ファースト・ビクトリー』。
(MDG)Zhukov's First Victory紹介(THEN WHAT?様)
戦いが戦いだけに、戦術色の濃いものになっているようです。7月と8月でシナリオを分けるのも、1ターンを半日にして(恐らく)「夜襲」ルールを入れて日本軍らしさを演出するのも納得がいきます。専用チャートで解決する砲撃もしかり。
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