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ドイツ戦車軍団(EP/国通)エルアラメイン_プレイ

 ゲームをしていて思ったより速く終わってしまって時間が余った時、めちゃくちゃ余ってしまった時はまだいいけど中途半端に時間が余ったら・・・
 頭の痛い問題だ。
 プレイしていたゲームの問題点、プレイの問題点、サイドストーリーなどを論じあうのも楽しみの一つだが、それでもなお余ってしまう場合、これはゲームをしなくてはならない衝動に駆られる。
 しかし、何らかの制限を加えない限り我々のホビーは基本的に時間のかかるものであり、特に新しいシステムを採用しているゲームなどは二の足を踏んでしまう。
 時間の浪費は戦いは一期一会との信念を持つ我々にとってつらい状況だ。かといって何もしないわけにはいかないし、何かせねばならないのだが、適当なゲームというのが見あたらなかったりする。
 さて今回はそんな状況に陥った我々が、選択したのがドイツ戦車軍団のエルアラメインだ。このゲーム4ターンにしかなく、地点の占領が目標のためわかりやすい。展開が一方的かもしれないが、それを判った上でプレイするのは一興だろう。また時間制限を加えたりしてプレイするのもいいかもしれない。 

 さて、ドイツ戦車軍団は過去にエポックから入門用のゲームとして発売された。筆者なんかは今でも疑問に思っているのだが、ドイツ戦車軍団とかシミュレーションげーム入門とか、入門編のゲームからゲーム人生を始めた人はほとんどいないんじゃないだろうかと思っている。
 かくいう筆者も本格的なボードウォーゲームはエポック「東部戦線」だし、よくプレイするK氏に至ってはエポック「バルジ大作戦」だ。
 一度入門編を経なかったプレーヤーは入門編というものを毛嫌いするのか、プレイする機会を失ってしまう。
 そういうわけで今回のドイツ戦車軍団はコマンドマガジンの付録としてついてこなかったらプレイすることの無かったゲームだ。最近の傾向で入門初級編のゲームについてはベテランゲーマーが腕試しや思考実験の材料にするという。なるほどそういうのもありだろう。
 我々の間ではそのような技能を試すという風潮はないが、空き時間のゲームとしてはこういうゲームは重宝したい。
 さて、プレイだが筆者が連合軍を選択し、K氏が枢軸軍を選択した。アフリカ戦線は欧州戦域では気に入っている戦域で、どっちをプレイしても楽しめると思っている。
 エルアラメインは連合軍が攻勢をかけるスーパーチャージの方ではなくドイツ軍がアラム・ハルファやルウェイ・サットに攻撃をかける初期のものだ。史実ではロンメルがアラム・ハルファに攻撃をかけ攻撃衝力を失って膠着するというもので、ゲームでは連合軍をうまく蹴散らせれば勝利できるので、まあロンメルの夢想にプレーヤーがどこまでできるかと言うことだろう。
 筆者は連合軍だから守る方だが、左翼に展開するドイツの装甲師団は強力で、下手をすればロンメルの妄想通りになりかねない。陰謀的に配置された地形のもとで固守あるのみだ。・・・・いやまてよ。

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 第1ターンのドイツ軍の攻撃は鮮烈を極めた。思った通りにドイツ軍主体の装甲師団群は機動力を活かし翼端を包囲し攻撃してきている。簡単に破れたので遅滞戦をしようにも砂漠ではどうしようもない。
 やはりルウェイサットリッジからアラム・ハルファのラインで守らねばならないのか。数が少なく機動力に劣る場合これでは負けは見えている。

 第2ターンにドイツ軍装甲師団はアラム・ハルファに攻撃をかけ出した。猛烈な攻撃は座して死を待つのみの状況だ。このままでは敗北必定になるのでエルアラメインからルウェイサットリッジの守備部隊に攻撃命令を下す。アラム・ハルファに強力な部隊が行ってしまったので全面の枢軸軍はイタリア軍主体で質が落ちる。
 第2ターンからの反撃に枢軸軍プレーヤーK氏は驚く。あり得ないスピードで部隊を引き返し始める。第3ターンの枢軸軍の攻撃は熾烈を極めた。アラム・ハルファの連合軍虎の子予備部隊は壊滅し、ハーケンクロイツが翻っている。引き返してきた部隊も戦闘に加入し、一つ一つ連合軍ユニットを壊滅させてゆく。
 しかし、連合軍の方が一手速かった。引き返してきても壊滅しきれないと計算し、ある部隊は盤端に突破、ある部隊はさらに盤端へとなだれ込んでゆく。押さえ切れないことに落胆するK氏。戦闘比から攻撃はあり得ないと思っていたようだが、窮鼠猫を噛むだ。

 簡単故すぐに終わった。お互いにクイックプレイを旨としていたのであっという間に終わった。個人的にはありがちなガチガチに守って勝利でなく連合軍の盤端突破ができて大変満足だった。何と言ってもイニシアチブを握って勝利を収めたのが嬉しい。このゲームのプレイ以前は、なぜだか期せずして敗北が続いていたために「負けんのが好きなんけ?」とか言われ続けていたので溜飲が下がった。
 展開が固定され、何度もプレイすると面白くなくなるかもしれないが、まあたまのたまにはいいんじゃないだろうか?あっという間に終わるし、配置しながらルールの説明を受けても充分理解可能なほどありきたりのルールで、クイックプレイに向いている。確かに初心者には向いているかもしれない。

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