1月1st会合
先日2006年の初プレイが行われた。年末にやりたいゲームなどを書いていたが、全く無視するかのように、あるいは忘れ去ったかのように別のゲームをしてしまうという浮気性・移り気満載の筆者であるが、今年もこんな調子で繰り広げられるかと思うと先が思いやられる。
さて、ゲームといえば、去年の最後のプレイはロイヤルネイビーでした。プレイの途上ルール上の疑問が出たのでコマンド編集部に問い合わせの連絡をした時にふと思い出すと、2005年に購入したコマンドマガジンの付録ゲームを1つもプレイしていないという戦慄の事実に気が付いたのでした。興味がありながらプレイをしないのは非常に拙いです。
と、言うわけだけではありませんが、コマンドマガジンのゲームを中心にプレイすることにしました。
オンスロート(CMJ)
64号付録です。西部戦線は結構好きなので、このゲームは最初サンセットゲームズのプレオーダーに入っていたので驚きました。テーマがフォートレスヨーロッパや数多とあるキャンペーンゲームの中で、地味な印象を持っていましたが、中々面白いシステムに感じました。マルチインパルスとイニシアチブがランダムで、常に後の後と後の先に悩まされるジレンマがあります。ゲームの展開は1ターン目から橋頭堡の拡大に失敗した筆者連合軍は、続くターンでコブラ作戦に成功し、戦車軍団に手痛い打撃を与えるものの、ゴールド・スウォードビーチの防御強化にまで手が回らなかったため、続くターンやインパルスを取られあれよあれよという間に黒いユニットが波打ち際に押し寄せてしまったという悲しむべく結果に終わりました。そういえば今年は初詣に毘沙門天参詣を忘れていました。
CRUSEDER REX(COL )
積み木システムです。カードで事件とかイニシアチブを入札でき、最近のゲームのフレーバーが取り入れられたような感じがします。プレイする前から十字軍がとかキツいとか、ルールのバージョンが錯綜しているとか色々あるようですが、ともかくどんなものか確かめるためにプレイしてみました。
オンスロートの敗北に虚ろとなった筆者はサラディン側を担当するという栄誉に預かったのですが、大兵力を集めても給養の面でバラさ無ければならないことを忘れてヤッファ付近でサラセン軍消滅。さらに北部で猛攻中のサラディン軍が動けなくなった頃を見計らって出される「泥濘」カードの為に次々と消滅。筆者が砂漠の蜃気楼の中で見たものはやはり毘沙門天の幻影だったのか....と首をひねること多し。もう一度ルールとプレイ方法を再検証してやり直すことになった。テーマが面白いのでこのままにしておくのはもったいない。
河合継之助最後の戦い(CMJ)
61号に付録となったミニゲームだ。ミニゲームといって侮る事なかれマップが非常にジャパネスク。ウォーゲームというものを知らない人でも引き込めるかもしれないゲーム。
さて、北越戦争と言うことで精強なる長岡藩兵を含む奥羽越列藩同盟を率い、官軍と激突する。どちらも面白そうなのでダイスで陣営を決めることになった。
「コロコロ」
筆者が長岡・奥羽越列藩同盟を率いることになった。「帝国は、一年や二年は暴れてみせます」などとどこかで聞いたような台詞を吐きながら、前線の長岡藩兵を官軍に突入させて官軍を圧倒しようとした。脳内夢想ではガトリング砲になぎ倒される官軍....しかし圧倒するかと思えば....散華!!
鉄砲で駄目なら抜刀だーとどこかの陸軍将校みたいな単純反応の繰り返しで気が付けば屍の山。
「今の俺ならいちねんせいにも敗北する自信はある。」という訳のわからない自信に満ちた言葉を残してサドンデスを喫してしまった。
将門記(CMJ )
今日は一日が長い。コマンドマガジンの別冊の一つ、コマンド・ベーシック第1弾のゲーム。初心者でもプレイできるような平易なゲーム・ルールだそうだ。このホビーを嗜むものであればその日直前の説明でも十分に理解できるクイックラーン・クイックプレイゲーム。略してQLQP。
さて、傷心の筆者はまたしても将門側という栄誉にありついた。史実で敗北した側なら多少敗北しても許されるだろうかと弱気になる。
太平記によく似ているシステムだが、山沼というボックスが各国にあり、それがリンクされていて山伝いに敗残の将が落ち延びられるという。さらに敵側は山狩りを実行できるというしびれるシステム。山沼ボックスは実は関東一円に巡っており、環状線のようになっている。
戦いは上総を中心に伸びる筆者将門側は今までの鬱憤を晴らすように打撃力で圧倒し、常陸・上総・下総と伸びたところで能力がアップ?する新皇宣言をし、伯仲していた敵の貞盛方支配を崩したのを皮切りに破竹の進撃を開始し、倍する勢力のいる武蔵に将門単騎突入、敗北するが敵に大打撃を与える。
兵の招集に勝る貞盛側は反撃の狼煙を上げ、上野、下野、常陸と将門側を押し込み、遂に上総まで攻め入るが、ここで攻勢の限界となりカムバックを果たした将門の反撃と源護の裏切りに合い大敗北を喫し、最終的に将門側の勝利で収めることが出来た。
最後の最後で勝利の美酒に酔いしれたが、幸先悪いです。それが証拠に次の日に体調を崩して寝込んでしまいました。まあ、あまり無理はしないことです。
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