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東山三十六峰。
草木も眠る丑三つ時。
夜陰に紛れてけたたましく携帯が鳴り響いた。
「なあ。明日暇なんやけど。」
声の主はK氏だった。
何でも用事があったのが飛んだとか何とかで、ポッと時間が空いたのだという。
ポッと時間が空いた者と電話された者がたまたまスケジュールが合い、プレイをすることになった。
我々は唐突としてこのようなことが発生するのでいつでも戦えるようにスクランブル体勢を取っておかなければならない。古いキャッチコピーである「24時間戦えますか」のノリである(といっても戦えないケド)。
このようにして唐突としてゲームをすることになった。
捷1号作戦 (GJ)
前回UPした捷一号作戦を再録する。原文からの拡大バージョンであるので同じような表現や文体が出てくるかもしれないが、再録故のダブりと言うことで片目を瞑ってみて欲しい。
本作はレイテ沖での海戦を作戦・戦略規模で再現する。オリジナルゲームがほとんど全てと言って良いほどの割合で構成されたGJ誌で珍しく海外DTP作品をライセンスしたものだという。以降の号で海外DTPのライセンスは聞かないが、今後も良作があればどんどん発掘してもらいたいものだ。
レイテ海海戦は史上稀に見る大規模な戦いであったこの海戦を、1ユニット数隻の艦隊であらわし、航空機もそれ相応な機数をグループ化している。海戦がテーマであるため
に北は沖縄南はボルネオという広範囲な地域をハーフマップでマッピング化されている。南方地域であるためか心なしかトロピカルだ。
数隻1ユニットのユニットを更に何個か寄せ集めて艦隊ディスプレイ上で艦隊と化し、マップ上は艦隊カウンターが縦横に動き回る。大型艦単艦のユニットで海戦が出来るのではなくて艦隊ユニット(この場合戦隊)同士の海戦と見ることも出来る。メカニカルな面にこだわる向きにはお奨めできないが、海戦の作戦級が好きな方であれば充分お奨めできるものだと思う。何と言っても圧倒的な米軍を作戦能力で翻弄し、あわよくば鉄火でマッカーサーに辛酸嘗めさせることが出来るのだ。これ小兵が大兵を倒す。日本の美学。
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