5月の戦い
今回5月初めてのゲーム例会と言うことで、満を持して開催するはずであった。
しかし、仕事という趣味の敵は残酷なもので筆者の例会参加を阻んでしまう。
大きなゲームサークルであれば、主催者不在であってもつつがなく例会は開催されるが、筆者達の集まりはサークルではなくかなりの小規模で開催されるため、一人の欠員が開催に大きく響いてしまう。
最初に断っておくと筆者達の集まりは、都市圏に位置している個人宅で開催され、WELL THENで開催日時を公表してはいるが、誰でも彼でも参加できるわけでないし、メンバーを公募しているわけではない。
参加するものは元からのメンバーと特例を除くと「例会への道」なる小冊子あるいは行き方ガイドなるものを渡されたものだけが参加できることになっている。
話を戻そう。
5月の戦いは珍しく筆者不在で行われ、従軍記者がいないためにプレイ記事がこの世に出ないところだったが、terra氏の情熱によってリポートが送られてきたのでそのまま転載する。
このページは xfy Blog Editor を利用して作成されました。
どうも今晩は。terraです。
20日の会合について報告させていただきます。
この日プレイされたゲームは
マーケットガーデン(国通)
スモレンスク(国通)×2戦
ミッドウェイ空母戦(翔企画)
でした。
マーケットガーデンは私が独軍でk君が連合軍を担当しました。
序盤独軍は戦略移動を使って全力で退却しますが、第2ターンに英軍戦区にて追いつかれ、少なからぬ損害を出します。
第3ターンに連合軍は必殺の空挺降下作戦を実施し英軍戦区ではスヘルデ河口周辺を除いてほぼ独軍の戦線は消滅します。
しかし、第4ターンの主攻勢を取った米軍の機甲部隊と空挺軍の独装甲師団スタックに対する2:1包囲攻撃がARとなり、独軍に反撃のチャンスを与えます。
独軍はその裏のターンに非補給状態の英機甲師団スタックを包囲し低比率攻撃で3ユニットを除去します。
その後、連合軍は逆襲し、独装甲2個師団を包囲攻撃で除去しますが、機甲3ユニットを失った連合軍に勢いはなくなり、ライン川を越えることなく、スヘルデ河口の掃蕩戦とハーグ確保で手堅く勝利をもぎ取りました。
スモレンスクは2戦しましたが1戦目は私は独軍。k君はソ連軍でした。
序盤、私の独軍は援軍が五月雨的に投入されるので、ある程度兵力を蓄積してから攻勢に出ようと思いました。ですがそれが元でスモレンスクの電撃奪取に失敗し、ソ連軍との消耗戦で装甲2ユニットを失ってしまいます。
それでも装甲部隊の機動力を生かして勝利得点都市の確保をはかりましたが、ソ連軍戦車部隊の戦線後方への浸透戦術と低比率攻撃により終わってみればスモレンスク、イェルニヤを奪取したものの、クリチェフ、ミスティラウリ、ロスラウリを奪回され、さらに装甲2ユニットを失い敗れました。
もう1戦目は攻守を替え、私がソ連軍でk君が独軍です。
独軍は先の対戦でなにやら閃いたらしく、いきなり初期配置の自動車化歩兵連隊2ユニットをスモレンスクに突入させます。
これは結果的には良手で道路沿いに迅速に移動し、兵力を集中してくる独軍にスモレンスク周辺のソ連軍は各個撃破されてしまいました。慢性的な兵力不足に陥ったソ連軍は為す術もないかと思われましたが、ゲーム終盤、勝利得点を確保するために兵力を分派した独軍に対して1:1攻撃を連発し、ダイス目も良く、独軍はスモレンスク確保の3点、ソ連軍はヤルツェボ、ロスラウリの確保。装甲1ユニットの撃破、死守命令の4点で辛くも勝利を得ました。
SSミッドウェイは私が日本軍でk君が米軍でした。
このゲームは日米ともサイコロを振って自分の戦力を決定するのですが、サイコロ次第ではどんなカス戦力を掴まされるか判らないので結構あせりましたが、日本軍はほぼ史実通りの戦力。米軍はヨークタウンの代わりにワスプと割と普通の展開でした。
序盤、日本軍は大和以外の戦艦や巡洋艦は勝利得点にならないことを逆手にとって艦砲射撃でミッドウェイ飛行場を破壊するべく一路東進します。もちろんそれを見逃す米軍ではなくレイテ沖海戦を彷彿とさせる空襲を繰り返します。ところが米軍のダイスの目は冴えず、再三の空襲にもかかわらず、戦果は金剛、比叡の2戦艦の撃沈のみに止まりました。これに対して日本軍の対空砲火は熾烈を極め、なんと合計4ユニットの艦載機を撃墜します。
これで米軍は意気消沈したのか南雲機動部隊を主目標とせず、輸送船団をねらって攻撃を繰り返します。対して日本軍も索敵に失敗したため米軍の攻撃圏内に入ろうとせず、空母戦は起こりませんでした。
そうこうするうちに6ポイントにまで減らされた輸送船団が大和以下第一戦隊とともにミッドウェイ島に到着。上陸判定で2D6で6をだし日本軍の作戦的勝利で終わりました。
終わってみれば空母戦は発生せず、どこがミッドウェイ空母戦なのかわからんというゲーム展開でした。
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