8月の戦い1
夏だ。太陽の光はコンクリートジャングルを鉄板のように熱くし、家屋に隠れる人々は涼を求めてクーラーをかける。
地球環境が、気候変動がどうのこうのと議論され、遅れながらもエコが政策となり、日々の生活にも影響するようになる。
その意識は、例えばクーラーをつける温度を高く設定したり、リサイクル、リユースなどの循環型環境を目差すべく廃棄物に気を払うなど今までに無い制約が多くなっている。
ウォーゲーマーも一市民の端くれとして何が出来るかと言えば、正直他の人と大差ない。 ただ言えるのはテレビゲームに比べて消費電力が少ないことだろうか。 さて、そんな環境問題から入ってみたが大して得意な話題でないから苦しくなってきた。慣れないことをするとろくな事がない。
先日行われたゲーム会は以下のゲームが行われた。
- アクロス・ザ・ドニエプル
- 日清戦争
- モスクワ電撃戦
どれも初プレイであるが、全てがミニマップ、ハーフマップという最近のご時世を反映したゲームで、次はもう少し堅いゲームをプレイしたいなあと考える次第だ。
- アクロス・ザ・ドニエプル(CMJ75)
詳細は後日追って記事をアップする予定である。
キエフ攻略を策するソ連軍とそれに反撃を加えるドイツ軍という構図だ。ドイツ軍は増援の装甲師団をかき集めて後手からの一撃を再現するべく行動し、ソ連軍は圧倒的な戦力と勢いでドイツ軍の反撃の芽を摘んでゆく。ミニマップに展開される独ソ線の縮図はミニマップとは言え再現されるであろう。
筆者はソ連軍をプレイしたが、残念ながら攻勢は頓挫し、徹底的に叩き潰されてしまった。ミニゲームとはかくも恐ろしいものかと認識させられてしまった。ドイツ軍装甲部隊の攻撃力のすさまじさに驚嘆してしまった。エラッタは多いがそれを乗り越えて良いゲームになるのではと思っている。
しかしキエフは遠かった。
- 日清戦争(GJ21)
詳細は後日追って記事をアップする予定である。最初はエポックの日露戦争のようなテ
イストだろうと思っていたが、全く違い、コマンドポイントを消費して部隊の行動と戦闘補給である弾薬を捻出し、部隊を戦闘させるという正統派のウォーシミュレーションであった。
プレイは筆者のウォープランが成功するかを実地で試験し、明治時代の元勲と競うつもりだったが、残念ながら明治の元勲は偉大であった。かつ筆者は間抜けであった。
筆者の日本軍は幾多と行われた戦闘では勝利しながらも最終的に戦争には敗北し、台湾割譲となった下関条約はどうなるんだろうという状況であった。
戦闘に勝つだけではなく戦略的なバランス能力も問われるという内容に、日清戦争ならではの攻勢戦争を楽しんだ。清軍もどこを重点に置いて守るかというバランス能力を要求され、ミニマップで旅団規模であったのでどうだろうと思ったが、日清戦争唯一と言って良いウォーゲームに中々面白いと感じた。
- モスクワ電撃戦(CMJ75)
詳細は後日追って記事をアップする予定である。
筆者、食わず嫌いでこのゲームをプレイすることは今まで無かったが、初めてプレイすることになった。筆者はロシア軍でプレイすることになった。
軍団級の作戦級であるが故に、初期のバルバロッサは目も当てられない惨状となった。北部に重点的に投入された装甲部隊の前に、ロシア軍は崩壊、モスクワまで風前の灯火であった。もう駄目だ、早く終わってくれと懇願したが勝利の女神は見捨てなかった!
増援はタイミング良く到着し、ドイツ軍の前の立ちはだかり、数々の激闘の末気が付けばドイツ軍が押し返されるという珍事となってしまった!!考えればドイツ軍のミスも多かったが、ロシア軍のここ一番が決まったのが分岐点だったような気もする。
ああ冬将軍!!
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コメント
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なーるほど。エアコンを消すという手があったか。
いやいやいや
そうではなくて。筆者はマンション住まいでどっか一軒がクーラーをつけると屋外機の廃熱を嫌がって次々窓が閉まってゆき、気が付いたらどこもかしこもつけるようになっているんで、暑い=クーラーは当たり前だと思っていました。
CMJ#75だけとは言わず何か1戦しましょう\(^_^)/
投稿: ぐちーず | 2007/08/12 22:20
私はクーラーはなるべくつけない派で、PS2をするときは、エアコンやめてますが、SLGのときは汗がマップに落ちたり、駒が肘にくっついたりするのを防ぐため、エアコンを入れます。
PS2よりエアコンの方が消費電力大きいですから、きっとエコには悪そうですねえ(笑)。すいません一層苦しませて。
CMJ#75の付録、場所と時間を見つけて今度一戦いかがです?
投稿: takoba39714 | 2007/08/12 21:38