モスクワ電撃戦(CMJ75)プレイ
プレイはまだまだ続く。
今号のテーマSSシリーズを改めて問うというお題目であったが、最初今更という考えで見ていた。しかしよく考えてみればもはや十数年前の話になってしまって、改めて再評価するのは見えていなかったものや、新たな視点が獲得できてそれはそれで有意なことではないだろうかと考えている。
出版当初、筆者はCRTを用いないゲームが大半を占めたこのシリーズについては、批判的な意見を持っていたが、それはあまり好きなゲームがなかったこととあまりプレイもしていなかった事にも依る。
コマンド誌とゲームジャーナル誌で精力的に再版されたこともあってプレイする機会が増えたが、100%意見を覆されることはなかったが、ま、いいかなと思えるようになっている。
別にSSゲームズに限らないが10年ぶりとは言わないまでも、数年ぶりにプレイすると大きく印象が変わったり、そもそもの視点が変わっていたりするのでゲームの評価はロングスパンでとらえるべきだろうと思っている。もちろん最初からどうよっていう作品もあるが、その逆で傑作とか名作というのも少ないと思う。
話がそれた。今回プレイしたモスクワ電撃戦はSSゲームシリーズ初期に発売され人気を博したゲームだ。ハーフマップでバルバロッサから42年夏の反攻までができるという手軽さが売りとのことで、SSゲームの方向付けをしてしまったという。ある意味罪作りなゲームと言えるがSSゲームズの特徴を感じ取るには最も良いのではないだろうか。
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