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10月の活動

 最近何だか忙しい。土日をも占有する仕事だったり家の用事だったりして、活動は思うように進まなかった。
 そう言うあやふやなスケジュールの為、ゲームプレイも急に中止になったり、急遽開催となったり全く計画的とは言えない状況で、ゲームプレイやブログの執筆も思うように進まなかった。しかしそんな間隙を縫ってゲームはプレイされており、忙しい中興味深いゲームをプレイできたと個人的に喜んでいる。
 本来なら10月はヒマヒマ月間だと思われていた。ところが蓋を開ければ休日や休暇をキャンセルしなければならないような事態に陥って、複雑な心境の悲鳴を上げている。11月もこんな感じになるのかと思うと頭が痛い限りだが、ゲームプレイは何とかして確保したいものだ。
 さて、ブログの方はと言うと、ゲームをプレイしているにもかかわらず全く更新が出来なかったので、9月後半から10月中のトピックをちょこっとお知らせして生存報告としたい。
 時間が空き、気が向いて記事としてまとまればアップする予定だ。

 さて、最近のプレイは以下のものがプレイされた。

  • レッド・スティール(AP)  シナリオ1 
  • ナポレオン・アット・ベイ(OSG) 戦闘シナリオ2
  • フライング・カラーズ(GMT) シナリオ
  • 装甲擲弾兵(CMJ) アブランシェ

レッド・スティール(AP)  シナリオ1
 レッド・スティールはアヴァランチプレス社が初期の頃に出していた作戦級シリーズの1つ で、東部戦線でありながらルーマニア軍が主役というドマイナーな作戦級で、シリーズ中でも異彩を放つ作品だ。
 プレイのきっかけは、このレッド・スティールを最後にこの作戦級シリーズは鳴りを潜めていたが、最近この作戦級シリーズがスケールアップしてエルアラメインというメジャーな舞台となって甦ったので、思い出してプレイせねばと思い立ったという理由もある。

Imgp1439 さてゲームはルーマニア軍による開戦劈頭の進撃を扱っており、強力な戦友ドイツ軍が出てこない。しかし、指揮制限と称してソ連軍はチットによって動けるユニットを師団ごとに逐次判定し、判定によっては移動できないという悲劇が起こる。またソ連軍の戦車は整備状態が悪いという事で、移動前にチェックを強いられる。

 システム的にはオーソドックスとも言えるべき戦力比のCRTを持ち、工兵、砲兵などの要素があり、モラル、戦車部隊の投入などによる戦闘比の修正などがある。また、ZOC to ZOCが可能でもあり、テクニカルな運用も求められる。

 果たしてソ連軍はどうかと言ったところだが、ソ連軍の配置の後にプルート河の向こうにルーマニア軍が配置できるので、ソ連軍の配置の弱いところを突く事が出来る。弱いところを担当する師団が動けないとどうなるか、想像できるようにそこから崩れていくという状況に陥る。

 今回もその様な予想される展開をたどってしまった。

 ソ連軍は左翼に快速な騎兵軍団を置き、中央には機械化師団を置き、右翼は普通の歩兵師団を置いて対応した。ルーマニア軍は弱体と思われる歩兵師団を突いてこれを包囲する事を画策した。

 ソ連軍は騎兵軍団を前面に置いているとは言え機動兵力として考えており、危ないところには軍団を移動させる心づもりだった。少なくとも騎兵軍団がたどり着くまでは歩兵師団は耐えるか、戦線を下げればいいはずであった。

 しかし、肝心の歩兵師団はほとんどチットを引かれる事はなく、騎兵軍団と隣接の師団が救援に向かったが、間に合う前に歩兵師団はルーマニア軍の業火に焼かれてしまった。

 残念ながら時間の都合でお開きとなったが、このまま続くと救援に向かった機械化師団、騎兵軍団の攻撃でルーマニア軍の前進が苦しくなるが、それでも良い線までいけるのでは無かろうかというものだった。

 今回は上級ルールを用いる事はなく、普通のルールでプレイしたが、特に煩雑と感じなかった。上級になると突破フェイズが増え、浸透などのルールが増えるのでどうなるかわからないが、それでもプレイできないほどではないと思う。

 ルーマニア軍が主役のゲームというのも珍しく、しかもルーマニア軍の攻勢を扱った作戦級ゲームはそうそう無いので、思い出した時にまたプレイしたいなあと思った。


ナポレオン・アット・ベイ(OSG) 戦闘シナリオ2

 昔から3人でプレイしようとか、希望者が出てきたらプレイせねばと考えていたが、いつまImgp1450 でたってもプレイできそうにないので2人でプレイする事にした。これにはもう一つ意味合いがあって、フルマップ2枚以上のゲームプレイになれるというのもあって、プレイ時のノウハウを獲得したいというのもあった。

 本作はキャンペーン・オブ・ナポレオン・シリーズの1作として有名な作品で、かつてアバロンヒルから発売されていたものの再販である。再販はデザイナーの会社OSGによるもので、グラフィックが今風になっている(綺麗になったあるいは見にくいという説もある)。

 部隊は編成ディスプレイ上で指揮官によって率いられマップ上にはほぼ指揮官駒のみが移動し、普段は隠匿されているので、どの指揮官がどれだけの兵力を率いているのはわからなくなっている。

 パリを目指す対仏連合軍はナポレオンの迎撃を受けつつ前進すると言うもので、強力なナポレオンの統率力と親衛隊の組み合わせにより破壊的な衝撃力を持つようになる。

 ナポレオンを恐れる連合軍はナポレオンを避けながらパリを目指し、その他の仏軍将星の狙い撃ちを狙った。所謂ライヘンバッハプランである。

 役立たずには拠点を、有力な将星は機動兵力として運用するフランス軍の前に対仏連合軍の勝利は消えるかと思われた。

 しかし濁流のように雪崩れ込む連合軍は、中にはナポレオン率いる親衛隊に撃破される部隊もありながら、相手にせず一路パリへと目指し、筆者が率いる連合軍は勝利条件を満たしてしまった。

 思ったより初期配置に骨が折れたりしたが、適切な補助シートにより他のゲームによりセットアップ時間は短くなるようにしてある。プレイ自身はそんなに難しいものではない。ただし全て秘匿して行動するので盤面に覆う疑心暗鬼は、対仏連合軍の立場から言わせてもらえば相当なものだが、断固とした決心を求められた。さすが名ゲームの一角だなと感心した次第だ。


フライング・カラーズ(GMT) フリーシナリオ

 海戦といえば何故か第二次世界大戦の海戦を思い浮かべてしまいがちだが、ただ単に 我々の歴史では他の時代の海戦が身近に感じられないからだろう。

 海の向こうのヨーロッパでは帆船による交易、そしてそれをめぐる海戦などが発生しており、そっちの方が歴史が長い事もあって第2次世界大戦以外の海戦というのも人気があるようだ。

 近年、パイレーツ・オブImgp1944・カリビアンとかマスター・アンド・コマンダーなどの帆船がよく出てくる映画がリリースされた為に身近に感じられるようになったのだろうか?なんでもコミックでもあるようで、巨大なメディアの力というものは多大な影響力というものがあるようだ。

 さて、筆者は昔から帆船の戦いというものになにがしかの魅力を感じていたが疎いので足踏みしていた。「帆船の戦い」なんていう草分け的なゲームもあるようだが、さすがに誰も相手してくれそうにないので持ってもいないし諦めていた。

 しかし、K氏がそこそこ帆船の海戦について興味を持っている事と、GMTからプレイアブルな帆船のゲームが出てきた事から事態は急展開した。

 取りあえず、歴史的な背景をあまり知らない、いきなりデカいシナリオをするのは負担が大きいので、フリーで艦隊を編成しシステムを学ぶ事にした。筆者はフランス軍K氏が英軍でプレイした。

 フランス軍は2隻の1等戦列艦という100門以上の舷側砲を持つ戦闘艦で、英軍は3隻の戦列艦で対抗してきた。

 帆船と言えば風にその操艦が左右されるので、風向きが重要なファクターであり、フリーセットアップの際は気まぐれによって向きが決まる。

 序盤からの風はフランス軍に味方し、風上から英軍艦隊を撃破すべく航行を開始した。

 対する英軍はフランス艦隊を風上に受け非常に苦しい状況だ。

 しかし、フランス艦の回頭をミスったのを契機に英軍艦隊の砲撃が1艦に集中し、損害が累積する。船は船体に対するダメージと帆に対するダメージがあり、帆のダメージは船の漂流となり、船体のダメージは沈没となる。

 フランス艦は帆に対する攻撃に秀でイギリスは船体に対する攻撃に秀でている。もちろん大砲は近距離になればあたりやすくダメージも大きい。風上対風下の戦いはすれ違いの反航戦に終わるかと思われたが、英艦隊は漂流する可能性のある風上に船首を向けて方向転換し、風上に切り上がってゆく「上手回し」を選択し、同航戦となってさらにフランス艦にダメージを浴びせる。

 フランス艦隊が危ないと思われたが、ダメージを喰らった艦が近距離で、英艦の帆に対する攻撃を連続であて、遅れて回り込んだ残りの艦も砲撃を開始し、英艦のマストをへし折り漂流させた。

 このまま英軍が2隻目の艦が漂流した瞬間フランス艦が爆沈し、英艦隊の勝利を持ってゲームは幕を閉じた。

 思ったより簡単で、風向きに対応した操艦はとまどい、右舷・左舷を気にしなければならないなどと言うところや用語が慣れない事もあって見返すという事もあったが、概ね楽しくプレイできたと思う。

装甲擲弾兵(CMJ) アブランシェ
 最近はK氏が戦術級に大してあまり嫌悪感が無くなったのか、メインのゲームをプレイしImgp1951 終えて、時間が余った時など「なんか戦術級とか持ってきていないんか?」などと求められる事が多くなってきたので、こういう機会を捉えて離さない筆者はたまたま上に積んであった「装甲擲弾兵」を携えて出撃した。

 時間が余ったという事でこの「アブランシェ」をプレイしたが、筆者ドイツ軍は迫撃砲、対戦車砲に悩まされながらも出血しながら前進し、米戦車部隊との戦いにて凱歌をあげるかと思われたが、次々と弾薬切れをおこし、パンター戦車といえども弾が切れてはただの箱という事で、一気に攻撃力を失ってしまって戦いのモチベーションやイニシアチブも失ってしまった。

 まさしくすりつぶされたという感じで、何ともという展開であった。

 しかしこういう空いた時間に戦術級をプレイするという事は、ミニゲームをプレイするのと同じぐらいに花を添えてくれるものだと再認識した。もっと他に戦術級は沢山あるから、
色々な戦術級にも挑戦したいものだ。

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