6月の戦い
今月は忙しかったこともあって中々日程が折り合わず、1回のみプレイできた。こんな事なら某所へフラフラッと行くべきだった~と言ってもアフター・ザ・カーニバル。
と言うわけで色々プレイしたかったけど今回出来たゲームはこれです。
コマンドマガジンが初めて出した別冊で、今となってはその履歴すら見られないという幻のゲームだ。
確か古代戦がどれほど売れるか威力偵察的に発売されたというような話をきたことがあるような無いようなだが、ともかくタイ・ボンバ全盛期にいきなり古代戦はビックリ仰天した。
あまりのビックリのため購入したは良いがさっぱりプレイする機会に恵まれず10年以上も放置されて、今日日の目を見たわけだ。
ゲームは2戦行われ、筆者がペルシア帝国側を担当した。1回はサドンデス、もう1回は25ターンまで進んだ。2回目は史実とほぼ同じような展開になったので、これには両者興奮したのは言うまでもない。
なお、写真の通りエリア戦の戦略級で、ギリシア半島からインドまでのアレクサンドロスの軌跡その全てがマップに収められている。
勝敗はサドンデスを除くと、アレクサンドロスが如何に史実に比べて戦果を上げたかに向けられており、史実性を持たせるためにマップ上にはアイテム がバラまかれ、それを目指して遮二無二進む。アイテムには嫁さんであるロクサネやゴルディオンの結び目などアレクサンドロス伝説を彩るエピソードである。
戦略級である故に部隊はお買い物をして編成し、土地を奪えばお買い物の予算が増えるというもので、序盤は莫大なペルシア帝国もゲームが進むにつれてじり貧となって行く。その倒れっぷりが落日の帝国を思わせて非常に面白い。
また、古代の戦いがいかに厳しいものであるかという事を表すために補給チェックで補給下にないと消耗する。砂漠や山岳地帯、そして冬のターンにはチェックが厳しくなるので精強なマケドニア軍といえども消耗してしまう。
今回はここまでである。詳細はまた別の機会に譲ろう。
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