ウォーゲーマー呑み会in大津
前回3月のウォーゲーマー呑み会から3ヶ月以上もの月日が経った。そろそろ禁断症状が現れる頃というわけで、ブログしゅみのしみゅれーしょんげーむを運営されているTAKOBAさんと会合を持つべくコンタクトを開始した。
しかしコンタクトをしようとしたその当日こういう記事を投稿されていた。なんという絶妙のタイミングだろう。これはおくれを取ってはならないと言うわけで早速メールを送信した。
協議の結果、昨日行われることになったわけではあるが、ただ単にTAKOBAさんと2人で呑み会を開催するだけでは芸がない。もちろん南青山の呑み会のように飲み屋でウォーゲームをプレイするという奇策もあったが、これはこれで二番煎じであるので別法を考えたが残念ながら良いアイデアは浮かばなかった。
それではと言うことで新たなメンバーを参画させることとし、ウォーゲーマー呑み会をただのウォーゲーマー呑み会から京滋ウォーゲーマー呑み会とすることを画策した。
残念ながら、京滋のウォーゲーマーは多いようで少ない。しかもコンタクトが取れる方々となるとドドッと数が下がってしまう。それでも数名の方々に声をかけたが、それに応ずるものが1人現れた。
K氏だ。
なんやお前かと言いたいところだが、筆者にとっては対戦相手だけではなく昔からの友人でもある。今回takoba氏と会合することで、今後のゲームプレイやら呑み会につながるかもしれない事を期待する意味もある。また筆者から漏れ聞こえるtakobaさんとの呑み会話などから、彼も彼なりに一度は会ってみたいなあと考えていたようだ。
K氏はウォーゲーマーであることには違いないがおそらく全国でも希有の存在ではないかと密かに思っている。
なんと言っても、意外な側面として以下の特徴がある。
- 家にPCが無いのでウォーゲーム系のネット閲覧はほとんど出来ない
- コマンドマガジン、ゲームジャーナルの読者でない(と言うかよく知らない)。
- どういうウォーゲームメーカーがあるのかよく知らない
- ここ十数年ウォーゲームの購入はない。
- 筆者・小説・漫画・アニメ・映画以外で得た軍事知識以上のものはない
- 情報はパッシブ。全て筆者経由。
- ウォーゲームをゲームとして楽しむ
- 勝ちにこだわるのではなく勝ち方にこだわる
- 歴史的な呪縛が皆無
- 思い入れのある人物や・組織・国とかは少ない
いってみればほとんど一般人に限りなく近い人物だ。そう言う人がなぜウォーゲームに興味を持ってプレイするようになったのか、あるいはプレイし続けていられるのかは良くわからないが、ファミリーゲームやユーロスタイルのゲームに流れることもなくプレイはしてくれている。
そのプレイの遍歴は弊ブログの記事にもあるようにかなりのジャンル・規模にわたっているのでシンプルなものから複雑なものまで対応可能というキャパを誇っている。
そんな(仮称)THEN WHAT?友の会の隠し球とも言える人材を惜しみもなく投入だ。
さて、我々は相変わらず目印のウォーゲーム雑誌を片手に、京都近郊の某駅に集結した。集結後軽い挨拶の後に大津へ移動し、会合は乾杯の発声と共に高らかに発会を宣言された。
今回の会合はK氏が初参入されたという事もあって、戦史・ウォーゲーム界の周辺情報などをレクチャーしつつさまざまな話題が話された。
7月の京都・滋賀と言えば蒸し暑い夜だ。政府が提唱するチームマイナス6%とか言う活動のおかげで、職場では冷房が抑制されているために体はホットアイランドである。そのため酒量が進む進む。
ほろ酔い加減で話された話は以下の通りである。takobaさんの記事ではなに話したかなぁと書いてありましたが、結構ウォーゲームの話もしているようです。
南青山の会合の件/HDD付ブルーレイが売れる価格/ルールの書き方/清水焼と京焼き/帝海第三艦隊の見せ場/陶器祭と陶器の値付け/空母戦のピーク/テーマの好き嫌い/空母戦のメカニズム/27日どうしましょう/空戦はやったこと無いなあ/好きなアニメおすすめのアニメ/空戦ゲームはスローモーション技法/セーラームーン???/今までの顛末/好きな女性タレント/フラットトップとは/K氏がいかに一般人か/他に呑み会に来られた方々/我々のスタイル/マストアタックの件/こういう場で話するのは重要ですよ
中には伏せ字でもとても書けない件があるので書いていない話題もあるが、呑み会というものは得てしてそう言うものだから仕方がない。
いやー楽しい!
筆者はビールに日本酒にウィスキーというだんだんアルコール同数が上がっていく飲み方をしたので、久しぶりに心地良い酔いを堪能した。
楽しい話をしていると時間が経つのが速いものだ。まだまだ話をしたいことは山ほどあるが、夜が更けるのは早い。名残惜しいが次回以降もウォーゲームでそして盤上で会えることを約して大津駅でお別れとなった。
さて、次はどなたとウォーゲーム呑み会をするのでしょうか?
もしかしたら次回はこの記事を読んでいるあなたが楽しい酒宴で杯を交わしているかもしれませんね。
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コメント
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曳光弾さん。こん○○は!
ありがたいお話ありがとうございます。
ぜひとも福岡に行く機会があれば曳光弾さんと杯を交わしたいですね!福岡と言えばおいしいものがたくさんあるそうですね。お酒抜きでも十二分に楽しめるのではないかなと。
ゲームの話を肴に飲み食いするとあっという間に時間が過ぎてしまいますね。実はこのあっという間の飲み食いの時にプレイしている仲間たちのちょっとした発見があったり、思いつかなかったこと、知らなかったことがあったりして自分だけでなく対戦者ありきのこのホビーの根幹である人間関係を深めてくれるのではないかなと思ってしまします。
曳光弾さんも関西エリアにお越しになる際には是非ともおいでやす。
投稿: ぐちーず | 2008/07/20 19:17
ウォーゲーマー呑み会、楽しそうですね。
ども、唐揚げとビールが大好きのメタボ曳光弾です。
福岡では、あまりお飲みになる方がいらっしゃらないので、呑み会はないですね。例会も日曜日ですから次の日を考えるとなかなか呑みに行くのは・・・。さらに自分なんかは車ですから・・・。
それでも最近はBBさん(「Ukraine’43」で曳光弾を教育して頂いてるベテランゲーマーです)と晩飯(ノンアルコール)を食べに行く機会が3度ほどありまして、ゲームの事を話していましたが、気付くと3時間くらいあっという間にたっていますね。本当に楽しい時間は早く流れます。
福岡にいらっしゃる機会がございましたら是非GIFにいらして下さい。そして呑みましょう。薄っぺらい話ししか出来ませんが(^^ゞ
DVD「砂漠の鼠」(53年米)を観ながら呑んだくれている曳光弾でした。
投稿: 曳光弾 | 2008/07/19 22:04
TAKOBAさま、こちらこそK氏共々楽しませていただきました。K氏はさすがに一般人に近い人なので、ウォーゲームにありがちな歴史への甘えに対してはゲームという製品の性格上厳しい考えを持っているようですが、そう言いながらもそれはそれであかんかったらそれなりに遊ぶわ-という度量の大きさも持ち合わせているようです。それにプラスしてこの世界が升が小さいことを見抜いていて、片目をつぶらねばならない事もあるとわかっているみたいで、雑誌もなにも見たり読んでいないのに何でそんなに見抜いているのと驚きです。ともあれ今回の会合は我々2人にも刺激と収穫になりました。ありがとうございます。次回もまたやりましょう。
投稿: ぐちーず | 2008/07/19 21:06
Kさんの主張でごもっともと思ったのが、「ゲームによっては歴史を知っているプレイヤーが、そのとおり動いてくれることを前提に設計されているものがあるが如何なものか」というご意見です。
仮に奇策を講じたことでゲームが成り立たなくなるようなら、それは設計ミスではないか。
奇策に対する抗力を持っているか、それが出来ないルールになっていなければダメだろうとおっしゃってましたね。
今奇策を試すことの意義という内容の記事を練っているところです。大変参考になりました。
投稿: takoba39714 | 2008/07/19 20:49