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2008/09/22

煽られました

 コマンドいちねんせいさんに煽られてしまいました。

これです。

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Conflict of Heroes: Awakening the Bear! です。

 実は煽られたのではなくて、前々からGEEKで評価が高かったので気になっていました。
 販売元のホームページで確認するとルールブックがダウンロードできたりするので、そのルール量の少なさや最新の戦術級と言うこともあって紹介される前より興味がありました。購入方法が今ひとつ良くわからなかったので今回の件は良いタイミングで紹介があり、まさに渡りに船です。ちょっと高いですが先んじて買える分、まあいいかっていうことでポチッと購入ボタンを押してしまいました。

 箱は中身が詰まっているようでずっしりと重いです。重たいゲームはそのコンポーネントの多さを想像してしまい、得したと思えるのはやっぱり貧乏性かな?

 噂の乱丁ルールブックですが、うちのも乱丁でした。コマンドのルールブックと同じくステップルみたいなもので止めてあったら入れ替えることができるのですが、なんと接着!
涙をのんで諦めるところを筆者は本専用の接着剤を持っており、綺麗に取り外して再接着して直しました。
 ルールブックはフルカラーで最近のルルブらしく良い感じです。しかしめっさごっついのはどういうことでしょう!「お前はLPのジャケットか!」と突っ込みたくなるほど大きいです。普通にある本の判型とは違うサイズですので、ちょっと面食らってしまいます。いつものルールブックのサイズの冊子を探して無かったので思わずコンポーネント不足かと思ったらなんかのパンフレットか広告かと思ったでかい紙がルールブックでした。

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 シナリオブックもルールブックと同じサイズです。しかし手抜き無しの総フルカラー!

フルカラーの必要あんの?ってキビしーツッコミは無しです。これからの戦術級はわかりやすさ重視でしょうか。

 大判なシナリオブックの不利な点が思い浮かびますが、大きいなら大きいなりの有利な点もあると思いますが、この辺はプレイしてみないとわからないところですね。

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 重たい原因はこのゲームマップでした。大きめのそして厚めのハードマップです。しかしヘックスが大きめなのでユニットがもう少し小さかったらもっと小振りにできたのではと考えるのは日本の住宅事情ゆえ?

 マップはカンバス状であたかも油絵のようでもありますが、水彩画のように陰影があったりします。割と手書きっぽいですがハッキリと地形描写がなされているようでもあります。ヘックスが大きいので無理して書き込んでいない印象を受けました。実際はプレイしていないので断定的には言えませんが。

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 ユニットたちです。1インチゆえでかいです。ファランクスゲームのようなカッティングで、ユニットカットが好きな人たちには残念な仕様であります。しかし手でも打ち抜ける優しい仕様です。メタルフィギュアのアイコンらしいですがそうなんでしょうか?見た感じそうとは言えないようなそうなような。良くわかりませんでした。

 ユニットはバルバロッサ頃の独ソ戦がテーマですので、皆さんに好かれる猛獣達はいません。出てくる戦車は、38t、2号、3号(3種)、4号(2種)、T26、T34(2種)、BT-7、KV1、KV2です。

 地味な砲兵はPAK36、PAK38、FLAK18、歩兵砲、5㎝迫撃砲、8㎝迫撃砲、45㎜対戦車砲、82㎜迫撃砲などがユニット化されています。

 マーカー類は最近のゲームでは地味過ぎるぐらいででうるさ過ぎません。むしろ少し物足りないかも。

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 カードはコンバットコマンダーのものより一回り小さい。使途によってグリーンカード、イエローカード、グレーカードなどと分かれている。カード中央にはフルカラーの大きめの写真や絵が使われている為かカードの文章は短く、プレイするためによく読まなければならないという事はなさそうです。

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 最後に今回発送が遅れた原因となった急遽作成の和訳ルール。両面印刷で綴じてもいないですが、それが逆に慌ただしく出荷した様子が見て取れるような。しかしルールサマリーやシナリオまで訳しているので結構完成度高いんではないでしょうか?

 購入しようと考えた時は、ルールの少ないから自分で和訳でもしようかなと考えていたが、購入後にメールで和訳が添付されますというアナウンスがあったので和訳する必要がなくなった(ありがたやありがたや)。

 和訳もあるしいつでもプレイできるやと思っていたらコマンド編集の大煽りで、これはすぐにでもプレイしなければならないかなと考え、日曜日のゲーム会へ持っていくことを画策していたが、タッチの差で間に合わなかった。ちょっと残念。

 と言うわけで以上がConflict of Heroes: Awakening the Bear!の紹介ですが、実はコンバットコマンダーやロックンロードと言い、21世紀の戦術級の特色はシステムの軽さと独自のシステムで新しい戦術級ジャンルを形成しているのではと感じている。

 個人的なニーズを開陳して申し訳ないが、最近ゲーム会の合間合間にプレイするゲームを渇望されており、こういうシステムが軽い戦術級は大いに求めているところであるので今回のConflict of Heroes: Awakening the Bear!も大変期待している。

 もちろんコンバットコマンダーやその他の戦術級も色褪せることはない。同じジャンルが増えることはジャンルの層が厚くなり、比較の対象が生まれるので新たな視点や評価が生まれるのでそれはそれで良いのではと考える次第。

 プレイしたらAARを書きますね。

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数ヶ月前、BoardGameGeekのウォーゲーム評価ランキングに、 「Conflict of Heroes / Awa [続きを読む]

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