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関ヶ原で関ヶ原ゲーム会(11月その2)

かな~り遅れてからのアップとなりましたが、関ヶ原ゲーム会を開催したことは既に周知の通り。この会合を主催してくださったtakobaさんありがとうございます。概ね以下のプレイがなされたようですが、僕の分以外はそれぞれの方のブログ等を参照願います。

もりつちさんのブログ
こかどさんのブログ
ワニミさんのブログ
takobaさんのブログ
凄いですね参加者のほとんどがブログで記事を書いているというゲーム会って珍しいのではないでしょうか。

  • 関ヶ原戦役(古角さんVSもりつちさん)
  • 関ヶ原戦役(こかどさんVS K-NAKAさん)

 K中氏がとんでもない出目を出してこかどさんを苦しめたようです。

  • 関ヶ原大作戦(TAKOBAさんVSワニミさん)
  • 入札級関ヶ原(もりつちさんVSぐちーず)

 後述

  • 入札級関ヶ原(takobaさんVSワニミさん)

 片側がビッドしないという剛毅な対戦だったようです。

  • 関ヶ原大作戦(K-NAKA VS こかどさん)

 こかどさん率いる東軍を翻弄しK中氏の西軍が制覇かと思われたが、こかどさんが絶妙のポイントに布陣し、小粒な西軍諸将が手出しができない千日手に陥ってしまった。明確なターンがないゲームだけに、千日手となった時の終了シーケンスが無いことが惜しまれる展開であった。

  • パシフィックタイフーン(もりつちさんVStakobaさんVSワニミさんVSぐちーず)
  • パシフィックタイフーン(こかどさんVS K中氏VSもりつちさんVS takobaさんVSワニミさんVSぐちーず)

入札級関ヶ原(GJ32)

 関ヶ原といえばもはや戦略級ないしは作戦級の視点でデザインするのが当たり前となっているようだ。昨今のカードドリブンなどの手法はこのテーマにも導入され、人によっては傑作という「戦略級関ヶ原」、GJ最新号の「関ヶ原大作戦」、ウォーゲームジャパンの「関ヶ原戦役」などの作品を生み出す結果となった。

 日本史のゲームと言えば戦う前から決着がついているとか、講談などの後世の創作話が多いから真偽に難があるとか様々な障害があるのでゲーム化が難しいという。カードドリブンはそういうエピソードの固まり的なモノを再現するのに向いているのか、多くの歴史ゲームに導入されている。

 しかしそう言うカードを使う歴史ゲームだけが日本史ゲームの過半を占めるのはどうだろうか?もちろん太平記システムなどのように汎用的に使えるゲームもポツポツ出てきているが、残念ながら第二次世界大戦の東部戦線だとか南北戦争などに比べるとシステム的な層の浅さは否めない。

 特に戦術級、会戦級に属するものはどうだろうか?同人レベルでの出版は別にして皆無に等しいと言えるだろうか。今となってはツクダの戦国合戦級が最後だった。なるようにしかならない、展開の幅が狭い戦術級、会戦級のゲームはゲームとしての魅力に欠けるのか繰り返しプレイされることはあまりない。とは言え戦国合戦級のようなあるいは武田騎馬軍団のようなゲームは望まれているはずだし、それらの続編をと思う層も少なくないはずだろう。

 そんな中、新たなる風がゲームジャーナルから吹いてきた。

入札級という名前で。

 入札級という名前からしてナンじゃそりゃー?だが、戦術的ゲームにありがちな戦略的あるいは作戦的な影響を盤上に反映させるためイベントとして処理している。そこまでは誰でも思いつくし実際色んなゲームでも大なり小なりあるが、このゲームがユニークなのは開始時点で両者が様々なイベントにビッド(入札)して各イベントの判定時に入札状況をオープンにしてそのイベントがどちらに有利となり獲得できるか競うものである。

 もちろん入札であるので、例えば入札額(ポイント)は任意であり、各イベントにどれだけぶち込もうが、重みをつけるのかは自由である。さらにその入札ポイント総数がどれだけで あってもかまわず成金のように湯水のように投資しても良いし、昼ご飯代をケチる並みにカツカツであっても良い。もちろん湯水のようにポイントを使うと勝利条件の判定でさっ引かれることになるので、破産しない程度に常識的?な入札が求められる。恐ろしいことにプレーヤーの性格が丸々でてくるかもしれず下手をすれば影で「ドケチ」とか「博打打ち」と言われてしまうかもしれない。

 ゲーム紹介やルールを読むにつけて俄然興味が湧いてきてしまった。GJ誌の付録は関ヶ原ゲームがもう一つあったが、ひょっとすると実はこっちの方が真打ちじゃあないか?と思うように至り、これはヤルしかないと言うことで関ヶ原会の事前アンケートでヤリたいですフラグを立てて待つことにした。

 さてプレイではもりつち氏が東軍、筆者が西軍を受け持った。

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 やくざチックな入札で待ち構えるぐちーず西軍。しかし堅実な入札で次々とイベントを我がものとする東軍。

 唯一西軍にプラスとなったのは立花隊が本戦に出場したことぐらいで、後は東軍有利の開票結果となってしまった。

 西軍の石田隊に対する東軍黒田隊、細川隊などがワラワラと取り付いて石田隊を突き崩そうと斬りかかってきた。精強で鳴る石田隊は防戦に努める一方石田隊の大砲「国崩れ」が故障したのに始まり、石田隊の正面が綻びはじめ、次第に北側から崩れ圧迫されるというどこかで見たことあるような風景に。

 「あかん~またもや石田隊から崩れて側面に回られつつある」

 次々と討ち取られる島左近を代表とする西軍側諸将達。笹尾山のナバロンの要塞はあっと言う間に東軍に席巻される。

 北国街道沿いには強化陣地よろしく砦があり、ここを軸にして防備を固めるも更に回り込む東軍の軍勢に天満山を中心としたラインに後退を余儀なくされる。

 戦術クラスのゲームは一度体勢が傾きはじめると中々逆転は難しく、必死のコマさばきで防戦に努めるが北からの圧迫は如何ともしがたい。

 ほとんどのイベントが東軍側獲得とは言え、メインイベントも言える小早川隊の裏切りはなんと西軍のものに、さらに南宮山の毛利隊も西軍に加勢することになり、落札結果としては嬉しいのだが既に本隊が撃破されつつあり、遅れての登場に逆に東軍が満を持して待ち構えているという始末。

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 朝倉山の毛利隊はジリジリと圧迫しつつあるが、残念ながら本戦に到着するまでは遠く更には東軍の地形を利用した遅滞戦が成功している。本戦でやる気の無かった毛利隊は東軍浅野隊の堅守を打ち破るのは難しい。

 松尾山の小早川隊は一時は突出している福島隊や筒井隊などの側面を捉えて本戦に寄与するかと思われたが、同じく機先を制されて側面に兵を回されて梨木川を越えることはなく延翼運動は止められてしまった。

 何だかんだ言って石田隊、小西隊、島津隊、黄母衣衆や宇喜多隊、大谷隊という西軍のの大半を喪失しこのまま続けば盤上から一掃されそうな勢いである。どう考えても敗北であり途中で得点を換算してみても50点以上点差であったので西軍が敗北ということで終焉を迎えた。

 恥ずかしいのは入札にケチりすぎて1ポイント差でとかが多かったこと。また全てに入札しなかったので入札イニシアチブを東軍に完全に握られてしまった。

「ケチすぎます。」

と罵られても言い訳できない入札である。後悔先に立たずである。

が、筆者が驚いたのは隣卓でプレイされているTAKOBA-ワニミさん側入札級関ヶ原でも同じように東軍が優勢で同じようなとはいかないが西軍が苦杯をなめさせられているようだった。こっちでは東軍ビッド無しとのことでぶったまげてしまった。

 合戦級の関ヶ原は久しくプレイしていないため大敗北だが楽しくプレイできた。合戦級は作戦級に比べゲーム性、競技性もさることながら雰囲気や状勢が切り替わってゆく「らしさ」を味わうのも大事なので視点は面白く感じた。

 なお、西軍プレーヤーの下名がヘボに属するので大きな事は言えませんが東軍側に優勢な印象を持ちました。これは参加者の皆が一致した意見でした。

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_igp8819  takobaさんの実家なのでプレイ中に昼食を挟みました。カレーをごちそうになりました。カレーっておいしいなあ。そう言えば前にミドルアースにお邪魔した時もカレーだったような気がしますが、カレーは頭に良いらしいですよ。カレーもさることながらデザートに出たリンゴもうまかったです。

 写真はそのリンゴですがこかどさんとK中氏がプレイしている関ヶ原戦役の上で...ではなくカバーのアクリル板を敷いてから皿を置いています。持ち寄った団子も概ね好評でした。この写真角度を変えてこかどさんもアップされていましたね。

 その後はパシフィックタイフーンを2戦行い、1戦目では珍しく首位に躍り出ている筆者を見てK中氏が「珍しいこともあるもんだ」と呟いていました。カードゲームでカードの巡りがよい時ほど気持ちの良いものは無いものです。

 2戦目は千日手関ヶ原となったK中氏とこかど氏も交えプレイ。今度はカードの巡りの天使はどこへ消え失せたのかある年代に集中して持っていたり、あるいはある種類はゴッソリ無かったりと妙に偏った巡りでどーにもならず敗者その他大勢になってしまった。

 帰りに皆で食事を一緒にしました。関ヶ原では帰りが遅くなるのと店が見あたらないので彦根あたりまで滋賀県に戻って焼き肉の「だん」で食事をとることにしました。

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 車中並びに店中ではゲーム以外の事も話されましたが、印象に残ったのはこかどさんの言葉でした。「ゲームを磨き上げる」と言う言葉にはゲームディレクターのゲームに対する愛情と情熱を感じることができました。

 またなぜかソフトボールの話が盛り上がっており、野球少年~高校球児だったK中氏と一応に盛り上がっており、K中氏なんぞは帰路でも久しぶりにソフトやりたいなあとかずーっとそのことを話していました。

  今回はいつものメンバーだけでなくこかどさんが参加していただき、我が盟友K中氏とプレイできる機会を得られたのは大変光栄でした。またよろしくお願いいたします。

 耳コピーだけで確実にルールを暗記しているK中氏に一同が驚いていました。あーた凄いは。

 最後に参加の皆さんありがとうございました。次回も機会あればやりましょう。

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