5月の戦い(2010年)その5
筆者が3機目のV-1ロケットを叩き落とした時にtako**氏のメガネが光った!
「それでは次に行きましょうか。」
時間を巻き戻すと元々このエアフォースで何をしようかというと空戦だ。まさか飛ぶ獲物を叩き落とすだけの吹き流し標的ごっこをするためにやっていたのではない。
本日のメインイベントの開催だ(嘘)
tako**氏の提案で氏が2機のF4Fワイルドキャット、筆者、K氏が零戦を各々率いるというガチンコ空戦シナリオ。
零戦と言えば日本人には馴染みの高い戦闘機。ミリタリー系の趣味を持たない者でも零戦・大和・三八(最後は年代によって変わるかも)でも知っている確率が高い有名兵器。ひねくれミリタリー少年の多くが手垢にまみれたこれらの機材をワザと外して如何に知識量を有しているかを誇示するためにちょっと外したモノを言うことになっていたが大抵ドンビカれる。
航空機にそれぞれに知識を有するtako**氏や筆者の場合ならまあいいが、K氏にとっては何それの世界。先ほどのP-51でもそうだが、やはり何かのキャッチフレーズがあると説明しやすいし、馴染みやすいのではないだろうか。そう言えば最近のテレビのスポーツではそういう傾向にあるなあ。
Air Force(AH)
今回は一定方向に移動する標的ではなくて、手慣れたマヌーバー(機動)をする手強い相手だ。
対戦者のtako**氏と言えばVASSALで本ゲームをプレイしたり、若かりし頃最もプレイしたゲームと豪語するだけあって手慣れたものだ。
ワイルドキャットと言えば対零戦ではかくも簡単に撃ち落とされたというようなイメージがあったが、最近の研究では中々健闘しているであるとか遜色のない戦闘機であることが明らかになりつつある。
単機での対戦では零戦の中高度、低高度の抜群の旋回力が優越するので、史実に習って横旋回のドッグファイトに持ち込みたい所。
が、そうは思っていても巧い具合に動かせないのが実際とゲーム。
相変わらず仲の悪い僚機とは距離を離して配置。共同して敵機にあたりたいが意思疎通はおろか時期ですら操るのが精一杯であるので「各自各個にアタラレタシ」だ。
それを理解したかK氏も操縦席よりニッと白い歯を出してVサインをする。
当たり前の話だが、tako**氏の技量とは隔世の感のある我らは撃ち落とすことはなくても撃ち落とされることは覚悟せねばならぬ。
対面の距離詰めから始まった戦いは、まずは筆者との戦いから火蓋を切った。
機体を意のように操るtako**氏は1機ずつ始末していく算段のようだ。
細かいマヌーバーは忘れてしまったが、ともかく撃ち合いの結果、筆者の機体は穴だらけになり、敵機にも同じくダメージを与えることに成功した!!
筆者のダメージは急激なロールなど出来ないというもので、空戦のマヌーバーの選択が減ぜられる。対する敵機も同じくダメージを喰らわせたが、縦や捻りのマヌーバーが出来なくて困るのはワイルドキャットの方ではないだろうか?
とは言え筆者達の零戦隊など増槽付きでも十分なtako**氏なら微々たるものかもしれないが。。。。
筆者は追加の打撃を嫌い後ろを取られるのも不味いのでターンして第1戦目に区切りをつけて仕切り直し。
ワイルドキャットは格闘戦を嫌いさらに背後からやってくるK氏の零戦に対するため同じく空戦を打ち切って次の獲物に向かっていった。
K氏との空戦はK氏がエンジンまで射貫かれて出力が上げられないという非常事態。さらに失速の危機まで!
データーシートとにらめっこして見てもちょっと高度を上げて、高度を下げるという方法でしかスピードが稼げない。星形空冷エンジンで良かった!栄ラブ!って喜んでいいか分からないが、空冷エンジン様々だ。しかし急激なターンも出来ないのでこちらは更に深刻。
もちろんそんな状態を見逃すわけ無いtako**氏はとどめを刺すべく追撃。
そこでターンなんかしようとするから「ああ~待って速度落ちてさらに距離も詰められるで。」という奇蹟の無線連絡が通じ、とりあえず逃れるK氏。
追うtako**氏。筆者はその間何をしていたかというと、背後をとるためにまずは高度を上げてスピードを稼ぎ、背後をとるためようやく横合い付近に躍り出たー!!
と言う所で飯時でシナリオエンドとしました。
さてゲーム会での食事ですが今回は外へ食事ではなくモツ鍋をいただきました。ジンジャーモツ鍋という珍しい初めて食べましたがおいしかったです。
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