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2010/05/15

5月の戦い(2010年)その4

 さて次はエア・フォースです。
 ガンプラならぬミリタリー系のプラモを嗜んだことのある者なら一度はプレイしたことがあるかもしれない古典的なゲームの1つです。
 筆者ちょうどミリタリープラモが沈静化しガンプラが興隆期迎えた世代なんですが、なぜか時流に反してハセガワの1/72を愛し続けた変な人。
 周りのお友だちが、「シャアザクが手にはいらへんねん」「ドム買いにいったらゾックしかなかった」とか言っている傍で「やっぱ零戦は22型だよなあ~」とか呟いていた完全に時代に取り残された寵児。
 そんな結構な飛行機好きとは言えゲームとなると全く三次元が理解できず。ゲームではほとんど触れることもなく過ごしてきて今に至りました。
 そう言えば高校時代のゲーム友達でエアフォース大会とかエアウォー競技会というものをやっていたらしくて、「俺のMe262が」、とか「グスタフが」等々話されていたので全く無縁ではなかったのですが機会を全く喪失していました。

 ところが

 まさかオッさんと言われる年齢になってからする事になろうとは。

 まさしく持つべき者は友と言えるかもしれません。

Air Force(AH)

 果たして空戦ゲームと言えば最近ではエアスペリオリティーとかエアパワーシリーズをプレイしたことに端を発する。
 ソロモングループのうちtakobaさんやもりつちさんが嗜んでおられ、takoba飛行学校の門を叩いたことが今回のプレイにも繋がる。
 takoba氏はインストが下手なんですとかいいながら、戦闘機のミニチュアを用意して機体の状態を説明したりという熱心さ。
 そのおかげで筆者ですらジェット機を飛ばせて空戦なんぞ体験してしまった。思ったよりプレイできるがレシプロ機がプレイしたいなあと言ったのが運の尽き。ではエアフォースでもと言うことになった。
 takoba飛行学校は通信教育も実施しておられ、スクリーニングとして今回実地プレイという事になった。しかし筆者のように落第生はすっかり頭の中はカラになっており、K氏とともに初級の飛ばすと言うことから始まった。

 最初に飛行機を飛ばすためには何をすればいいか?

それは手取り足取り飛ばすだけのシナリオをプレイする事だろう。もちろんそれだけでは面白くないから射撃すると言うのが一連の動きを体感できて一番早い。

 その際に使用する機材はポテンシャルの高い高性能がよい。また標的となる敵も一定速度、また定められた方向を飛ぶのがよい。

 最初にプレイしたシナリオは次々飛んでくるV-1ロケットをP-51Dムスタングで撃ち落とすというもの。P-51Dと言えばWW2での最優秀機と言われる機体でこのエアフォースでも最も優秀な飛行機だ(らしい)。

 状況は適当配置場所を選択し、反航戦でV-1の進入を待ち受ける。本来なら1機でするシナリオだが、水平飛行ですら怪しい2人組で待ち受ける。

 筆者とK氏の機はややこしくならない密集した編隊をとらず、分散して配置することになった。シナリオの状況設定から3機のV-1を飛んでくるとのことで、2機で1つのV-1を追い回すより1機が対処している間に2発目を2機目が対処して、3発目は共同あるいは1機目が再追跡となると想定した。

 筆者達が待ち受けると何と!筆者の機とと同進路にV-1発見!

ピキーン!「距離!一万宇宙キロ!」

最近ヤマトオフィシャルファクトブックをよく読む筆者の口からはヤマト風のセリフが。

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 急速に距離を詰め、やもや衝突?という瞬間筆者は機を引き起こし鮮やかなインメルマンターン!字で書けばいかにも鮮やかだが実際はこれするにはどう記録すればいいのとか、どの位置になるのとかこのタイミングで?かとか色々と質疑応答。まさしくこの判断がOODAループ意志決定!最ももっと高速にループを回さなければならないが。

 ぎゅーん!

 筆者の機がV-1の前面からあっと言う間に尻に食らいついた様を見て、K氏が驚愕の表情となる。(おおそんなことも出来るのか)

 ダダダダッ!

6門の12.7㎜機銃が火を噴く。この機関銃、名設計者ブローニングのキャリバー50っても呼ばれていて今でも使用されているロングセラー。更には日本軍も改良コピーしたものを使用していたりする。

 閑話休題

 筆者の初撃は残念ながら致命傷には至らず。二撃目でようやく撃墜できた。

 そのころ第2弾がK氏側のラインにやってきた。しかしK氏は筆者が激闘を演ずるエリアまで変針して近づいていて、辿り着くにはやや時間がかかる印象。

 筆者は高度を上げ、第3弾の来襲を待ちわびる。

 K氏は未来予想図ごっこのように未来位置にダミーカウンターを置いていたり計算に余念がないよう。よし!第2弾は任せた。

 と思っていたら第3弾がやってきた。筆者は高度を上げているので直接攻撃できないのでK氏が「高度はわかりきっているのになんで?」みたいな顔をしている。もちろん降下によるスピードを稼ぎたいので上がっているのであってバ×と煙が何とやらではない。

 K氏の攻撃も難とか目鼻が付いたようなので、筆者は急降下でV-1上に直上攻撃に近い形で2機目のV-1を叩き落とすことに成功した。

(つづく)

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コメント

takobaさんどーもです。その節はどーも。
なるほど。実はこの記事を書いている時に、はたと単機の場合どうやったらいいんだろうかと思って盤端近くに置くくらいしか思いつきませんでした。なるほど同航でですか。それなら初っぱなから捕捉できるかもですね。

V1シナリオは、自機の配置は自由なのですが、実は今回のように反航して置くと、絶対1機で3機は落とせません。無意識的にそうしちゃうんですよね。
私が最終的に達した結論は真ん中のV1号と同じヘクス、同じ向きに置くです。

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