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2011/03/22

Washington's War(GMT)をソロプレイ

 ついこの間よりWashington's Warをプレイしたいなと思う病に罹っておりました。

その理由は

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です。この本を読むとフツフツとプレイしたくなってきました。

 この病は治療するにはもはや実際にプレイするしかありません。

 とは言え本ゲームはソリティアレーティングがLOW側にある正直ソロプレーには向かないよって言うゲームです。

 しかしそこを乗り越えるのは愛情。神のような大上段から2人のプレーヤーを操るように、あるいは自らを多重人格者として別のプレーヤーを演じれば済む事です。

 と言うわけでプレイ開始です。

 

 Washington's War(GMT)とは過去にアヴァロンヒル社から出版されたWE THE PEAPLE!と言う作品の改訂版にあたります。

 コマンド誌などの紹介などを見てもプレイしやすいように改訂されたと言う風に紹介され、改訂前の作品よりグレードアップしたと見なせます。

 その辺のやる気はマップボードにもあらわれているでしょう。最初からデラックスマップというハードボードマップで、箱も非常に頑丈で他のゲームとは一線を画しています。

 プレイはボストンに英軍のハウ将軍が独立派のワシントン将軍などに包囲を受けている所から始まります。

 序盤は強力なハウ将軍を釘付けにして置くって言う手もあるが、ここはワシントンを自由にしたいので攻撃してボストンから蹴落とす事を企んだ。

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 ボストンに追い詰められたハウ将軍はワシントン将軍の猛攻に耐えきれずボストンから退避。完全に囲んでから攻撃した方が良かったが、残念ながら独立派にとっては手数が少なく拙速に過ぎた。

 とは言え北の逃れたハウ将軍の部隊は戦局には寄与しないと思われたのでワシントン軍はその状態を最大限に活かすべくマサチューセッツなどを席巻しその他の英軍を追う。

 しかしカナダよりのカールトン将軍の部隊が南下するを見るにニューヨーク州での押し合いへし合いとなってしまった。

 そういう序盤に近い状況でイベント「独立宣言」。

 13州全てに支配マーカーがばらまかれるので、一気に独立派の支配する州が多くなり、このまま独立戦争は史実通りに独立派の勝利へと天秤が傾いたかと思われた。

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 それがなんとなんと。

 ソロプレイだというのにワシントンを含む独立派主力軍は裏走りしたレッドコート達によりマサチューセッツで包囲されてしまい、一気にこの地方の独立派の支配が崩れてしまった。

 その後なぜかカードの周りは英軍側に利するようになり、マイナーキャンペーンなどで立て続けに先手をとり、ニューヨーク州からフィラデルフィア州を荒らし回り、常に大陸会議が危機に瀕する羽目になった。

 さらに空き地となった港には新手の英軍が上陸し、ヴァージニア州をも争奪戦の地となってしまった。

 ワシントン将軍は劣勢を挽回しようと小回りの利くのを利用してマサチューセッツ州で反撃を開始したが、同じような戦術値を持つハウ将軍がピタッと張り付いてしまったので一時こそ荒らし回れたが、気がついたら逆襲されて押し込められてしまった。

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 さらにイベントにて優秀な独立派のアーノルド将軍は英軍に走り、最優秀なワシントン将軍がハウ将軍に拘束されてしまったために動かせる将軍は受け身となり為す術がなかった。

 英軍は動く時はマイナーキャンペーンで効率よく動き、受け身な独立派を圧倒してしまった。その為気がつけば一帯は英軍の支配マーカーがずらりと。

 イベントカードで1781年が終戦と決められてしまったので、勝利条件は確保する州の数で決まるので英軍が勝利する事になった。

 今回、ルールを確認するなどしながらとは言え自分の手に自分が驚いてしまったり、今までよくわからなかったイベントカードがこういう事かと理解して提示できたり、本のおかげでプレイが面白くなった。

 またしよ。

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