12月(2011年)彦根会のプレイ
退院からほど無いある日、takobaさんよりメールを頂いた。要約すると「12月に彦根会をするから参陣されたし」だ。
11月末に退院後当分は飲酒禁止、お腹が緩いかもよと言われていた筆者は、12月中旬ぐらいなら問題ないとして「OK」の返事をすぐさま出した。
話が出だしてからまだ余裕があったのでその間に色々話が進んでいった。
まず以前ウォーゲーマー呑み会でお会いした事のあるSOLGERを主催さるAMIさんが来られること、核としてプレイするゲームが概ね決まったこと等だ。
彦根会の顛末に関しては参加したAMI氏の記事に詳しい。なお筆者とK氏の山科組は1日目のみの参加で2日目は帰宅していて参加していない。
我ら山科組が参加したゲームは以下の通りである。
- ダウンタウン
- フライトリーダー
- この怪獣は俺が殺る
- ZAKU!
- 戦車協奏曲
- 銀河帝国の興亡
ダウンタウン
ずいぶん前からダウンタウンをプレイしたいなあと言う話が盛り上がっていて、彦根会で導入シナリオのサーフィンバードをプレイ勉強会が行われた。
シナリオはミグ17の編隊が爆撃任務のスカイホークを迎撃するというもの。
スカイホークは道路上のどこかにいる地上部隊を発見し襲撃を加えるという任務で、S字でターンしながらサーチ・アンド・デストロイする様がサーフィンのようだ。
対する北ベトナム軍は大空に「GIダーイ!」と叫ぶのだけではなく、隠匿配置される対空火器とミグ17の編隊で迎撃する。
ミグ17に乗るパイロットは新米らしくない一航過でスカイホークを叩き落とすべくターンしつつスカイホークの背後に迫り機関砲をぶっ放す!
東部戦線ではトップエースのハルトマンはキャノピーに敵機機影で一杯になるまで引きつけて撃ったんだよとかどうでもいい話をしたばかりに発射スイッチを押しすぎたか弾切れの悪夢。
ドンピシャリの位置取りを見せた機関砲陣も低空で突っ切るスカイホークを捉えきれず、まさかのスカイホークが爆撃したい放題かと思われたが、ユニットに乗るパイロットが熟練でもプレイヤーが新米なせいか落とす爆弾は全て外れて両者めぼしい戦果ナシというなんとも締まらない終わり方であった。
とは言えこのゲームの面白さが一部のプレイであるがおぼろげに見えてきた。またルールを読んだだけではしっくり来なかった疑問点などがプレイする事で理解が深まった。次回プレイする時はもう少し長大なシナリオをしましょうかと言うことで次のゲームに移ることになった。
フライトリーダー
噂では昨今のウォーゲーム界では空戦ゲームが空前の大ブームらしくて、それの仕掛け人一味の一人が彦根に隠れているとの噂を聞きつけ今回プレイする事が何となく決まっていた。
ジェット戦闘機の空戦を扱うが、GDWのエアスペリオリティ等に比べるとシンプルにわかりやすく作り込まれており、普段空戦ゲームに慣れ親しまないものでもそれなりにプレイできるというスグレ物。また単機を操るのが精一杯となりがちなところを複数機操れるようになっている。
F20を2機づつ(編隊長はAMIさん)持って参戦。トレイル隊形で進入し対抗する。
相手はF14トムキャットというトップガンでお馴染みの機体。F20の方が新しい機体でありながら機体性能はF14の方が上。
途中二手に分かれられ。決断をしいられる。
反航戦でK中氏の1機がAMIさんのミサイル攻撃に撃墜され、続けて損傷弾を与えるもなんとスカ!
我が編隊は左にシフトしtakobaさんの編隊に接近しミサイルを近距離で撃ち込み低率ながら両機とも撃墜せしめた。
「やった!」と喜んだのもつかの間の話でK中氏の機にケツをさらす結果になり、次々とミサイルの餌食に。紅蓮の炎を上げて落ち行く愛機と列機。
残った我らが編隊長AMIさんは体勢・探知状態ともに不利な状況。速度に勝るK中氏のトムキャットが優位に!しかし必中を期して放たれたサイドワインダー2発は青空の向こうに呑まれていった。。
依然不利な状況に追い込まれているタイガーシャークは窮鼠猫を噛むの格言通りに残弾を打ち払いついにトムキャットをしとめた!
この怪獣は俺が殺る
AMIさんが最近ハマっている同人ゲームらしいです。ウルトラマンと諸怪獣の戦いを再現するゲームだそうです。弊方は怪獣シーモンス担当takobaさんシーゴラス。
マップに描かれる市街地を破壊し倒すと勝利する?だったのでMAT隊員とウルトラマンがやってくるまでの間になるべく市街地を破壊することを考えた。
3ヘックスまで蹂躙したところでワラワラとやってきたMAT隊員とウルトラマンの包囲攻撃にシーモンスの耐久力が飽和しあっという間に瞬殺された。こちらの特技を披露する前に力尽きたのでちょっと残念。
押っ取り刀で駆け付けたシーゴラスもシーモンス同様なぶり殺しにされ、MAT最凶!ということで終了した。
ZAKU!
takobaさんリックドム、私がザク。
AMIさんボール、K中氏ジム。
GMTのZERO!のシステムをベースにしたモビルスーツ戦のカードゲーム。
takobaさんはマチルダさんを殺めたドムはやだけどリックドムならまだよしとするらしい。
我がザクの編隊はボール列機をサッカーボールのように始末しジムの列機にダメージを与える。
さらにザクよりさらにダッシュとパワーに勝るリックドム操るtakobaさんがジムの親機を始末しジム列機も続けてクリティカルヒット。カード引きの良くないK中氏は漆黒の空間に消えていった。
残る連邦はボールの親機。これは私が始末してジオン側勝利で終了した。
戦車協奏曲
プレーヤーは戦車メーカーとして車体、砲塔等を組み合わせて軍に売り込むのを競うというカードゲーム。GJ付録の競争試作が進化し戦車に置き換わったもの。
弊メーカーは軽戦車メーカーとして名を馳せたがその後はとんとふるわず。強力な社内競争モデルを擁するK中ダイナミクスは警戒され政治的横槍と陰謀が渦巻いて蹴落とされた。
最終戦では最後の栄冠をと思ってキングティーガーベースのモデルを送り込んだが決着はつかず。中期からシェアを席巻しまくったAMI製作所が政治力を発揮して勝者となった。
銀河帝国の興亡
大昔にプレイした事があるけど完全の内容は忘却の彼方。20年ぶりと言っても過言では無いだろう。マップは星系に分かれていて宇宙空間である故にどの星系の惑星に進んでもかまわない。各々が個別の勝利条件を持っているので必ずしも領域を得たものが勝利というわけではない。生き残ったら勝利とか、貿易したらとかちょっと風変わりな勝利条件もあるので周囲のプレーヤーの腹を探りながらのプレイとなる。
担当のジアール星系連合はAMIさん率いるセント・ラ・モルの撃滅でした。配置で隣り合わせで序盤から仕掛ける手もあったのですが、どうも聖なる星を攻略したtakobaさんの通商戦略と強大な戦力の前にもう少し戦備を整えてから、takobaさんと誰かが(K中氏がベスト)戦端を開いた時を狙って仕掛けようと考えていましたが、なんやかんやでtakobaさんとこと妙に緊張状態を作り出してしまい、あれよあれよというまに惑星生命体出してしまったりブラックホールとホワイトホール出てきたりと時間を空費してしまい、いつの間にか強力なK中氏の艦隊が聖なる星を攻略してしまうと言う暴挙(快挙?)で勝利をかっさらわれてしまいました。
takoba邸で行われる彦根会はtakobaさん手製の料理が食べられるという特典がつくゲー会で今回もあつかましくご馳走になった。今回は鴨鍋というということで堪能させていただいた。
ゲームプレイもAMIさんが来て下さったと言うことで、いつもとは違うゲームもプレイできて非常に楽しかった。あんまり頻繁に開催されることはないが機会をとらえて参加したい。
今回は参加の皆さんありがとうございました。
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