5月(2012年)の活動山科会その2
前回のサード・ワールド・ウォーを書いているとなんだか熱がこもってしまって気がつけば近年まれに見る長文の記事となってしまった。
(それでも雑誌掲載のリプレイ記事に比べると遙かに短い)
あれなら2分割すれば良かったと思ったが公開してしまったらもう遅い。
アクセス数を分析するとどうやら1本の長編よりも分割した方がアクセス数が増えるようだ。以前指摘されてまさかと思ったら、調べたら確かに増えているし分割した方が多い。
もはやファンタジー世界の話となってしまったせいか、あるいはやはり2分割記事にしなかった功罪か、一部で評価していただきながらさほどアクセス数が伸びなかった。
ちょっと残念だった。
今回はブログ記事にするために新しい手法を多数取り入れていた。
その一つを公開すると、普段はアンドロイド端末のLife Touch noteという知る人ぞ知るモバイルギアの後継機でちょろちょろっと骨格だけ書いて、
あとはプレイ中に撮影した写真を見ながら思い出しながら書いていたが、ターンごとにトピック、撮影した写真の状況を書き、さらにスマートフォンのツイッターで心の叫びとかを呟き、
自動的にEvernoteに転送されたものを後日参照しながら書くという手法に変わってきた。
実際に書いてみたり、あるいはツイッター上の交流でTOROさんのやりとりで閃いた事もあったりするので次回にはさらに発展させた手法を使ってみたいと思うようになった。
なぜこんな事を書くかというと、ブログでAAR書く方ならばおおよそご存じであると思うが、正確性を期すためには都度記録するのでは手間がかかりプレイに支障を来し、
スピードを求めればおおよそ記憶に頼らざるを得なくなり、かと言って録画や録音などの手法では書きおこすのにに時間がかかり新鮮味がなくなったりする。
写真一つ載せてこれこれプレイしましたって言うのでも書き手としては楽だけど読者にしてみれば物足りない。
動画で流せばという案もあるが、なんせプレイ中はお行儀良く将棋の対局のように押し黙ってるのではなく、結構流せない無いような会話などをしていたりするので、それを念頭にプレイすることは我々にはおそらく不可能だろう。
かといって詳細きわまる記事を書いても持っているゲームでも無い限り熱心に読まれず、それならWEBの記事にした方が良かったりあるいは雑誌記事として投稿した方が良い。
その辺のバランスは経験で導き出されたわけだが、ブログならではの見せ方なのかも知れない。
8年ほど前にもリプレイ記事の難しさという記事を書いたことがありますが、未だにベストとは?と自問しておる次第です。
ちょっと長くなりましたが、今回は前回のゲームと違って事前にツイッターで呟いたら結構反応があったので人気のゲームなんだなあと思い知らされました。
インペリウム(GDW/HJ/国際通信社)
以前より戦略級ゲームの話をする際に必ずと言っていいほど話題に上る本ゲーム。
過去何度にも渡ってプレイ希望に挙がっていたが、ゲーム本体が倉庫のどこかに片付けてしまって見当たらなかったためプレイできなかった。
先日倉庫整理の折、たまたま発見しK氏宅へ持ち込みいつでもプレイするから準備しておいてと依頼しておいた。
それでも何度か忘れられていたりしてスッとプレイすることはできなかった。

今回ようやくプレイにこぎつけた。K中氏はものすごくプレイしたかったのであろうか会場到着時にはすでに準備してあった。
まずは陣営をダイスで....と思ったらK中氏からの一大宣言!
「俺は地球側しかやらん。」
「なんと!!」
よってなぜか帝国担当。
彼曰くこの数年間地球側の戦略ばっかり考えていたそうだ。
とりあえず筆者も一度は目を通し過去には数度のプレイをしたとはいえルールのおさらい。前のプレイから十年以上たつのか~。時がたつのは早い。
こういうゲームを前にする度に思うことはいいゲームは前プレイからだいぶん日時が過ぎてもまたプレイしたくなるモノだ。
瞬発的にやりたいと思うゲームもそれはそれで大事だが、長らく放置期間をおいても欲求が浮かび上がってくるゲームも大事だし、そういうゲームは切らして欲しくないなあと思う。
このインペリウムもそういう声があったから再販されたのかどうかはわからないが、再販(版は上がっている)は当時いいタイミングだったのではないだろうか。
(現在は絶版となっています)
配置から始める。戦力を集中するとハイスタックになる。細かいことだけど艦隊マーカーとか欲しいなあ。
「なんかさ、インペリウムのマップって銀英伝を思い起こすんやけど。」
「あ~」
「シリウスとここがなんかイゼルローンとフェザーン」
「ほら圧倒的な帝国艦隊と、それに抗する地球艦隊。」
「なるほど。自分がヤン・ウェンリーだと言いたい訳か。」
第1ターン

地球側はバーナードスターに戦力を集中している。
こちらはアジッダに主力艦隊とモニター艦、基地を置き対峙、いきなりの決戦覚悟のガチンコ勝負を狙う。
背後の航路の交差点に当たるヌスク=デュシャームには軽く配置するにとどめた。
帝国側は長期戦になるとまずいので(※もちろん長期戦の戦い方があるのだろうけど)決戦指向で敵艦隊を削り決戦正面での戦力を常に上回りたいと欲した。
それによってイニシアチブを握り徐々に追い詰めていこうと考えた。
シリウス側のイプシロンエルダニにタンカーや輸送艦部隊を配置した。これは地球側の背後を突くためにシリウス経由でわざと上陸するという意思をちらつかせている。
地球艦隊は先手必勝とばかりにアジッダに来襲!!
多数の帝国艦隊が道連れにされ前哨基地まで奪われる。
早くも敗北の予感かと思われたが、リアクションで帝国軍は敵艦隊撃破を地球艦隊の艦隊をほぼ一掃する。
勢いでバーナードスターを攻略しその勢いで分遣艦隊はソルまで突入し乗っかる。
地球側の配備が手薄なシリウス方面でも敵を蹴散らしプロキオンに乗っかる。
敵艦隊を一掃した!皇帝陛下の覚えもめでたいらしい。
しかしトラック上におかれた地球側の増援がすごいなあ。

第2ターン
莫大な増援を元に地球艦隊は各地に散らばってしまった我が帝国艦隊を痛撃しほぼ消滅(泣)
「ぎゃー!各地で敗北!我が艦隊消滅!」
泣きっ面に蜂とはこのことを言うのだろうか?イベントで帝位継承の内戦が勃発!!
ありえねー!!いきなりラインハルト崩御かよ。いやゲームが違った。
我が太陽系方面艦隊は保守派支援にすることに決した。
そのために保守派の面々は艦隊が壊滅した我が艦隊に艦艇をよこせと言ってきた。
何かのアニメのように「馬鹿め!と言ってやれ。」と行きたいところだが、中間管理職の我が艦隊司令長官は保守派支援にとDD1個派遣することにした。
残存の艦隊からの抽出は痛い。
見返り期待で送り出した。
「先生!どうぞよしなに!」
念が通じたか保守派の勝利となる。
この時地球教団の輩が怨敵退散の護摩を焚いていたらしい。なんとも失敬な奴らだ。
「良かった!艦艇を失わずにサラリーをもらえる(嬉)!!」
イベントに勝利した我らはゲームの現実に引き戻される。
勝ったとはいえ戦争中。しかし攻める兵力なし。
そんな弱体化に弱体化を重ねた我が国にここぞとばかりに攻め寄せる。
「服喪期間でおじゃるよ!」
「卑怯なり!」
「問答無用!」
地球艦隊は抽出の対象となったシリウス方面に攻めてきた。たいした敵では無かったが撃退するはずが逆にやられる。
せいぜいできることと言えば生産した兵力を展開する。まだ確保できているアジッダに基地を置き強化。
リアクションでシリウス方面はマーカシ-にこられ占領さる。これは脅威。

第3ターン
再建ならない帝国の防衛ラインにここぞと反撃をかける再興地球艦隊。彼らに取りとり最も脅威なのは帝国側に占拠さるバーナードスター。
帝国艦隊が再建なればここ起点に地球本星を攻撃されるという目の上のたんこぶ。あるいはのど輪に切っ先。
当然早々な攻略が策されたが我が帝国バーナードスター守備隊は出血したものの地上兵などにより撃退!輸送艦も撃破できた。
でかした。降下兵。
怒り狂う地球側。
何でやねん何でやねんの連呼。
もはやどっちがヒールかわからない。
そんな帝国にも経済状況が良くなったのかイベントで好況となった!
シリウス方面のスクリーンを破砕しバーナードスターも奪回もう少し兵力があれば。
兵力が少ない故のやりくりが後手に回っていてどうも先手とられている。
盤面をよく見ると。
ああっ!とんでもない穴があるではないか!!
我が帝国に死角あり!不味いな。気付かれちゃ終わっちゃう。
そこに目線を送らないようにしよう。そうしよう。

第4ターン
地球艦隊はシリウス側の要衝イプシロンエルダニへやってきて海兵隊などと言うとんでもないガラ悪い連中で降下し無力化された。
ミニマム兵力でマキシム戦果ってラムズフェルドかい!!
帝国の弱点はシリウス方面にあり、その防備力の弱さたるやあっという間にワールドまで陥落するやも知れぬ。
幸いなことに先ほどの戦いで地球艦隊の輸送船などが無駄に失われたので電撃的な敗北は免れそうだ。
なんだか地球側の行動を見ているとどうやら気づいてしまったかな。
彼の頭の中ではシリウスがフェザーンでヌスク=デュシャームがイゼルローンなのかな。
「相変わらず弱いところをビシバシ突いてきますなあ。」
「こんな所に訳のわからん奴らおいているからココしか攻めるとこないし、そのせいで兵力も少ないやん。」
「まあ地球の重力に心奪われたチミとは違うよ。」
そうこう言ってても主戦線側のバーナードスターは猛攻を受け敵に奪回されそう。
前回、戦闘機に痛い目に遭ったので帝国も防衛のため大量導入。しかし拠点にばらまくのに時間かかるなあ
地球側は我が艦隊が手薄なことをいいことに海兵隊によるワールド破壊班を結成して嫌がらせ。
艦隊がいないからバイパスしてアジッダに来襲!重巡撃沈でかした戦闘機!
このままでは敗北=休戦してしまうのでシリウスにいる地球艦隊を駆逐してプロキオンを攻めて延命策に出る。
しかしあと一歩のところで基地まで落とせず。
奪回及び侵攻かなわなかったので敗北。
「がはははは。総統もご冗談がきつい」
「ガ○ラスには下品な男はいらん」
どうやら粛正されそうな勢いだ。
□◇■□◇■□◇■□◇■
久しぶりのプレイでポンコツな内容だったけど非常に面白かった。
大昔にプレイしたときは筆者があまりSFとかに慣れ親しんでいなかったのでプレイの会話も気の利いたものができなかった。
今回はちょっとぐらい進化した自分を魅せることができたかな。
プレイ面では緒戦からいきなり暗黒帝国軍みたいに地球強襲などと言う無謀なこともしてしまったけど、
かなりのシーソーゲームになったので非常に盛り上がった。
帝国的には内乱など発生しなかったらもうちょっと戦えたかな。戦闘機の用法も久しぶりすぎて敵の活用を見てから思い出す始末だったけど、なんとなくいい戦いになった。
やっぱりインペリウムは面白い。
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