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7月(2012年)山科会の活動

山科会は急遽として開催されるゲーム会とはいえ概ね開催2日から3日前に打診がある。

本ブログでも時々登場する掛け合い漫才みたいな電話だが、今回も概ねそんな感じで電話があって開催が決定した。

今回は確固たる決心があって、フォークランド紛争と言えばちょっと思い出じみたところがあって、

これを記念してと言うわけでは無いがフォークランドをテーマにしたゲームをプレイするようにしたらどうだろうという画策をしてしまった。

さすがにそういうことをポロッとTwitterあたりで漏らすと「危険」「無謀」などという評もあったが、フォークランドを学ぶためにもこれを決行することになった。

指揮官は状況の変化が無い限り決心を変えないと言うことで、フォークランドのゲームを中心にプレイすることになった。

さすがにYSGAさんのように大ゲームクラブで無く、何卓もゲーム卓があって色んなゲームがプレイされているという状態は我々の所ではできないが、

ちょっと期間をかけてフォークランドの戦いをプレイしてみようかと考えている。

もちろんそればっかりだと付き合わされるK中氏が飽きてしまうので、ここはちょっとセーブしながらの開催だ。

フォークランド・ショウダウン(CMJ105)

まずトップバッターは最新コマンドマガジンの付録ゲーム。原典はS&T誌の付録ゲームであったがこちらはかなり評判が悪かった。

おおよそレッドラシステムに載らないとか散々であったが、コマンドマガジンの付録化にあたってはルールの見直しなどが図られて追加ユニットなど盛りだくさんの内容となった。

マップは大西洋上のフォークランド諸島を中心に大胆にカッティングしたエリア分けされた海洋マップと、フォークランド諸島をエリアに分割した陸地マップで二分されている。

縮尺の違う戦いを同じ盤上で扱うことに一抹の不安を覚えるが、考えようによっては一粒で二粒の楽しみ。

我が担当はアルゼンチン軍。

幼い目では熱狂するアルゼンチン市民のアルゼンチナコールに不思議なそして批判的な目線を送っていたが、30年近くたって自分がその熱狂状態に置かれるとは世の中どうなるかわかったものではない。

本ゲームでは圧倒的な戦力を持つ英軍に対し、そこそこの戦力を持つアルゼンチン軍が挑むと言うことになっており、地理的な観点から地の利はアルゼンチン軍側にあるはずだった。

運用される兵器群はまさしく兵器マニア的にもくすぐる代物の宝庫で、当時主流といえる米ソの兵器系列の対決とは違う英仏米のいわゆる西側諸国間の兵器ショ-的な観もあった。

ゲームは進攻を受ける側としては、兵力が整わないうちにダメージを与え、斬減作戦で敵主力を消耗させ、来る本星決戦では(あれ?)その雌雄を決するというもの。

残念なことに、アルゼンチン軍がガチでぶつかると英軍の敵にはならない。

しかし戦いようによっては史実よりはちょっとはマシな戦い、あるいはエグゾセミサイルでシェーフィールドを撃沈したような驚異の連続が発生させられるかも知れない。

戦いの要諦は上陸部隊が集中するまでにダメージを与えるということに尽きる。

アルゼンチン軍の攻撃機主力A4は足が短く攻撃可能なエリアが短くエリアが限定される。長距離レンジの戦力は数が少なく機会が限定される。

なかでもステルス性能を持つシュペルエタンダールはエグゾセミサイルを搭載できることから運用には細心の注意が必要。

と言うことで序盤に総攻撃をかけることとした。また潜水艦は帝国海軍のように敵主力予想進路に配置し、その隙をうかがった。

 

英軍は水路啓開のためにサウスジョージアと潜水艦のいる7に進入し水上戦闘。配置していた潜水艦を二隻撃沈された。

英艦隊は揚陸艦・タンカーとの合流を果たすまで、上陸海域には進入しない慎重な構え。

アルゼンチン軍は意図を読まれてしまったのでもはや上陸海域に到達した時に攻撃をすることに決した。

彼らは来た。

アルゼンチン軍は全力をあげた航空攻撃で侵攻艦隊を襲ったが逆に艦隊の強力な対空砲火他のために全滅の憂き目に。

幸いシュペルエタンダールと護衛の部隊は残してあるので第二撃は規模こそ小さくなれども可能な状況。

 

しかししかし!天はアルゼンチン軍に味方しなかった!

イベントで英軍の作戦的優位と優秀な指揮が続いた!

その勢いに乗る英軍はついに海兵隊などを上陸させ、数的優位を達成し、グースグリーンを奪った!

次いで次いで!

またもや英軍作戦優位。アルゼンチン艦隊捕捉されちゃって軽空母撃沈さる。

あまりに一方的な展開となってきた為に、残余の航空機などで反撃を画策し、渾身の反撃も英艦隊の前には無力。攻撃隊の全滅となった。

ところが!!

タイミング悪すぎるくらいにようやくアルゼンチン軍のイベントが!!

アルゼンチンの奇襲だ!ここは英軍の空母ハーミスとイントレピッドを狙うも不発。

陸上ではグースグリーンを奪った部隊が徐々にポートスタンレーに攻め寄せつつある。しかし我が軍にはもはや運ぶ船もなければ飛行機もない。

我々に残された最後の一縷の望みはシュペルエタンダール!!

そうシュペルエタンダール!!

フランス機なんてミラージュしか知らなかったのにフォークランド戦後はシュペルエタンダールを皆知っていた。

シュペルエタンダールにエグゾセを積み込みたいところだが、残念ながらこれはイベントでしか発生しない組み合わせだ。

もはや通常攻撃では戦にならぬ。体当たりをも辞さぬ攻撃で敵空母を撃沈するのが敵の心胆を寒からしめる最大の方法。

もはや音速雷撃隊の心境。

それがスルスルと条件があい、シュペルエタンダールはハーミスを撃沈す!

ブエノスアイレスには敵空母撃沈の号外が配られたという。

敵司令官が敵も味方もみんな狂っていると言ったかどうかは定かではない。

しかし戦局はそんなことでどうにもなるモノではなく、冷静沈着な英海兵隊、特殊部隊達はポートスタンレーの戦いを制し、ポートスタンレーが陥落させ点数的にもサドンデスを達成した。

「なんでまたハーミスを執拗に狙うのん?」

「英空母はハーミスからというのが古来(聯合艦隊)からのならわしじゃ。」

今回はオプションルールの類いは無しでプレイした。さすがにアルゼンチン軍はきつい。序盤の番外から入って来るところが狙い目ではないかというのは一致した意見だが、

さすがにそれにコケるとアルゼンチン側のモチベーションは激下がりとなり、筆者のような鋼鉄の意志がないと難しいかも知れない。

逆に序盤に英軍が大ダメージを喰らうとこれも英軍のモチベーションがダダ下がりとなり、これも鋼鉄の精神が必要かも知れない。

丁々発止の戦いというのは元々難しいのでこれは仕方ないが、レッドラシステムならではの激しい展開がこれを助長してしまうのかも知れない。

もちろんオプショナルなルールは一切取り入れていないのでこれらが採用された暁にはその評価が一変する可能性はあると思う。

しかしハリヤー(今回はオプションのため使用せず) とミラージュのコラボはここでしか見られないのではないだろうか。

それだけでも筆者などは感涙してしまった。

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コメント

N村様
コメントありがとうございます。
また補足ありがとうございます。

サウスジョージア島の移動制限がなかったとは・・・
いい改良をアピールしないのは多分シャイなんだと思いますよww(違うか)

別のところでもちょっと書きましたが、「日本版バリアント」なしの状態でも、S&T版と差異があるようです。
一番大きなところでは、サウスジョージア島とエリア5間の移動制限がS&T版には存在しませんでした(盤上どこからどこへでも、無制限に1手番で移動できた)。
こういう改良点は明示してアピールしたほうがいいと思うんですが、なんで隠しちゃうかなぁ。

AMI様
 どうもです。S&T版は所持していませんのでちょっとわかりませんが、コマンド版基本ルールのみです。今回バリアントなしでプレイしました。
話では端折っていますが、一回目の奇襲では2隻狙っていたのですが、2回目(奇襲)の下りはシュペルエタンダールだけだったので、傷ついたハーミスが狙われたという経緯が実は隠されています。

今回プレイされたのはS&T版相当ということですか?
あと、アルゼンチン軍イベントのくだりですが、攻撃目標の2隻目も空母だとしたらインヴィンシブルではないでしょうか?

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