11月(2012年)山科会EX その2
RISE OF ROMAN REPUBLIC(GMT)サンダーボルトシナリオ
ヒエロは英雄?ヒーローサンド?を終えた我々は達成感に包まれ感想戦に移行した。
地味な戦争(第1次ポエニ戦争)の地味なシナリオ(シシリーで戦う前哨戦)だからどうなることかと思われたけど、なんのなんの複雑な要素が組み合わさっているとは言え面白く感じた。 まだまた残り時間もまだまだあるのでどうするという話になり、カルタゴ側のシナリオをもう1つするか、あるいはカルタゴより1作前のシリーズ1作目のライズ・オブ・ザ・ローマン・リパブリックからのシナリオをするかと話しあわれ、カルタゴシナリオではどうしても海軍の要素が重要だが、陸上戦闘としてはもう少し堪能してみたいところがあるのでここはライズ・オブ・ザ・ローマン・リパブリックの客寄せ用のシナリオ(収録シナリオ中時代がずれている)であるサンダーボルト(雷光)シナリオをプレイすることにした。
ヒエロは英雄?ヒーローサンド?を終えた我々は達成感に包まれ感想戦に移行した。
地味な戦争(第1次ポエニ戦争)の地味なシナリオ(シシリーで戦う前哨戦)だからどうなることかと思われたけど、なんのなんの複雑な要素が組み合わさっているとは言え面白く感じた。 まだまた残り時間もまだまだあるのでどうするという話になり、カルタゴ側のシナリオをもう1つするか、あるいはカルタゴより1作前のシリーズ1作目のライズ・オブ・ザ・ローマン・リパブリックからのシナリオをするかと話しあわれ、カルタゴシナリオではどうしても海軍の要素が重要だが、陸上戦闘としてはもう少し堪能してみたいところがあるのでここはライズ・オブ・ザ・ローマン・リパブリックの客寄せ用のシナリオ(収録シナリオ中時代がずれている)であるサンダーボルト(雷光)シナリオをプレイすることにした。
サンダーボルト(雷光)シナリオとはライズ・オブ・ザ・ローマン・リパブリック内におけるインストシナリオと言おうか、販促シナリオと言おうか、ライズ・オブ・ザ・ローマン・リパブリック自体がイタリア半島内での地位を確固としてゆく時期のシナリオがメインで、第2次ポエニ戦争を扱うサンダーボルトは若干反則気味。
そんなシナリオをプレイするのは言ってみればハンニバルの破壊力を味わってみたいだ。
ハンニバルはゲーム最高のスペックを誇る名将で、他にローマを悩ました名将というとピュロスも入っているが全てにおいてワンランク上の超人だ。そんな超人がこのゲームシステムではどう走るだろうかという事に俄然興味がわき出した。
プレイ陣営はAMIさん、ワニミさん陣営がカルタゴ側、TOROさんと筆者がローマ側を担当したのは先ほどと同じ。
スタートアップはハンニバルがアルプルを越えイタリア半島の付け根に進入してきたところから始まる。
初手固定でカルタゴ側の機動から始まる。

カルタゴ軍はイタリア半島西岸を南下しローマ直撃か!?と思われたがそのまますり抜けてさらに南方のカプアに到達。
ローマ直撃ではなくローマに接近したときにはヒヤリとしたが、ローマ軍団が健在なときにはそんな野心的なことはしないだろうと思っていたのでどこまで行くと思っていたら都市のカプアまで到達。
カルタゴ側はカプアを攻めるが堅いカプアはびくともせず周辺の町を占拠すべく分遣隊(ギスコ)を分派したところで、ローマ陣営は好機と判断!時代は違えどライヘンバッハプランでハンニバルが出れば吾は引き、ハンニバルが引けば吾が出るとばかりにロングス率いるローマ軍は分遣隊を攻撃すべく突進開始した。
ところがこのゲームでは非活性化側は迎撃できることになっており、先にハンニバルが迎撃に成功してしまった。
「しまった!敵の罠か??」
分遣隊を狙うはずがそれを餌であったかのようにハンニバルが迎撃してきてしまった。もともとMrパーフェクトのハンニバルが迎撃することは確実だったとしても兵を割った状態では不利であろうと思っていた。
案の定分遣隊を率いる副将ギスコは迎撃に失敗して兵を割ったハンニバル率いるカルタゴ軍は不利であろうと思われた。

しかしである。
しかしである。
ハンニバルは強かった。
ハンニバルはヌミディア騎兵、戦象、ハンニバル自身の修正値で圧倒的に勝り、ロングス率いるローマ軍を一蹴してしまった。
あまりの悲報に激高するローマ市民。
「あの男を呼べ!」
ローマはファビウスをディクタートル、独裁官に指名してローマの再建を託した。
独裁官ともなると執政官と違い動員力、率いられる兵力がバージョンアップする。
しかしファビウスは戦術値が最低ランク。まともにぶち当たってはハンニバルには勝ち目は無い。
そこで後世に自身の名を冠することとなるフェビアン戦術で事に当たる。
賢明な読者諸氏なならばご存じのように、フェビアン戦術とは遅滞戦術だ。
なるべく決戦を避け相手の消耗と疲労を図る。
常に邪魔ーな位置にいてうっとうしいと思わせる。
しかし1年にターンのゲームでそんなにうまく立ち回れるまでも無く数度の追跡劇の果てに捕捉されてしまう。
うーん間合いが近すぎたかなと思ったけど移動力なんて無いこのゲームではあんまり意味なかったり。
会戦前のローマ世論ではいつまでもとんずらこいてないでさっさと決めておしまい!と言う声がだんだん優勢になっていたとかなっていなかったとかで会戦に赴くローマ軍も兵力がまああることから「もしかしたら」と言う期待感があったというのも否めない。
戦いは鮮烈を極めた。
ロングスの敗戦は前振りだったのかと言うほどに激しいものだった。
それもそのはず行ったり来たりしている間にハンニバルは増援を得ており、ロングスと戦ったときより遙かに強大になっていた。
戦術値に差がありすぎることもあった。能力MAXとMINの戦いは平均をとる、なんてことは無くランチェスターの法則よろしく優勢側が劣勢側を圧倒的に打倒する。

独裁官ファビウス率いるローマ軍殲滅!
「なんてこった!」
ハンニバルパワーを味わうつもりが大惨事を味わってしまった。何という切れ味。何というパワー。
皆がハンニバルの力強さに酔いしれ、はっと気がつくとこんなに戦勝を得たにもかかわらずカルタゴが勝つのが難しいことがわかってきたので時間も来たのでここいらで終了とすることにした。
今回エイシェントワールドシリーズをプレイすることができて本ゲームのおもしろさを垣間見ることができた。
筆者はソロを含め3シナリオをプレイできたがどれも中々面白かった。また人数が集まったりしたらプレイしたいものだ。
そんなシナリオをプレイするのは言ってみればハンニバルの破壊力を味わってみたいだ。
ハンニバルはゲーム最高のスペックを誇る名将で、他にローマを悩ました名将というとピュロスも入っているが全てにおいてワンランク上の超人だ。そんな超人がこのゲームシステムではどう走るだろうかという事に俄然興味がわき出した。
プレイ陣営はAMIさん、ワニミさん陣営がカルタゴ側、TOROさんと筆者がローマ側を担当したのは先ほどと同じ。
スタートアップはハンニバルがアルプルを越えイタリア半島の付け根に進入してきたところから始まる。
初手固定でカルタゴ側の機動から始まる。

カルタゴ軍はイタリア半島西岸を南下しローマ直撃か!?と思われたがそのまますり抜けてさらに南方のカプアに到達。
ローマ直撃ではなくローマに接近したときにはヒヤリとしたが、ローマ軍団が健在なときにはそんな野心的なことはしないだろうと思っていたのでどこまで行くと思っていたら都市のカプアまで到達。
カルタゴ側はカプアを攻めるが堅いカプアはびくともせず周辺の町を占拠すべく分遣隊(ギスコ)を分派したところで、ローマ陣営は好機と判断!時代は違えどライヘンバッハプランでハンニバルが出れば吾は引き、ハンニバルが引けば吾が出るとばかりにロングス率いるローマ軍は分遣隊を攻撃すべく突進開始した。
ところがこのゲームでは非活性化側は迎撃できることになっており、先にハンニバルが迎撃に成功してしまった。
「しまった!敵の罠か??」
分遣隊を狙うはずがそれを餌であったかのようにハンニバルが迎撃してきてしまった。もともとMrパーフェクトのハンニバルが迎撃することは確実だったとしても兵を割った状態では不利であろうと思っていた。
案の定分遣隊を率いる副将ギスコは迎撃に失敗して兵を割ったハンニバル率いるカルタゴ軍は不利であろうと思われた。

しかしである。
しかしである。
ハンニバルは強かった。
ハンニバルはヌミディア騎兵、戦象、ハンニバル自身の修正値で圧倒的に勝り、ロングス率いるローマ軍を一蹴してしまった。
あまりの悲報に激高するローマ市民。
「あの男を呼べ!」
ローマはファビウスをディクタートル、独裁官に指名してローマの再建を託した。
独裁官ともなると執政官と違い動員力、率いられる兵力がバージョンアップする。
しかしファビウスは戦術値が最低ランク。まともにぶち当たってはハンニバルには勝ち目は無い。
そこで後世に自身の名を冠することとなるフェビアン戦術で事に当たる。
賢明な読者諸氏なならばご存じのように、フェビアン戦術とは遅滞戦術だ。
なるべく決戦を避け相手の消耗と疲労を図る。
常に邪魔ーな位置にいてうっとうしいと思わせる。
しかし1年にターンのゲームでそんなにうまく立ち回れるまでも無く数度の追跡劇の果てに捕捉されてしまう。
うーん間合いが近すぎたかなと思ったけど移動力なんて無いこのゲームではあんまり意味なかったり。
会戦前のローマ世論ではいつまでもとんずらこいてないでさっさと決めておしまい!と言う声がだんだん優勢になっていたとかなっていなかったとかで会戦に赴くローマ軍も兵力がまああることから「もしかしたら」と言う期待感があったというのも否めない。
戦いは鮮烈を極めた。
ロングスの敗戦は前振りだったのかと言うほどに激しいものだった。
それもそのはず行ったり来たりしている間にハンニバルは増援を得ており、ロングスと戦ったときより遙かに強大になっていた。
戦術値に差がありすぎることもあった。能力MAXとMINの戦いは平均をとる、なんてことは無くランチェスターの法則よろしく優勢側が劣勢側を圧倒的に打倒する。

独裁官ファビウス率いるローマ軍殲滅!
「なんてこった!」
ハンニバルパワーを味わうつもりが大惨事を味わってしまった。何という切れ味。何というパワー。
皆がハンニバルの力強さに酔いしれ、はっと気がつくとこんなに戦勝を得たにもかかわらずカルタゴが勝つのが難しいことがわかってきたので時間も来たのでここいらで終了とすることにした。
今回エイシェントワールドシリーズをプレイすることができて本ゲームのおもしろさを垣間見ることができた。
筆者はソロを含め3シナリオをプレイできたがどれも中々面白かった。また人数が集まったりしたらプレイしたいものだ。
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コメント
この記事へのコメントは終了しました。
AMIさま
コメントありがとうございます。
ああー。もちろん知っていますよ~。
タラレバの話ででした。
投稿: ぐちーず | 2012/12/22 00:51
ハンニバルは戦後の内政改革がローマと国内の反対派に疎まれて亡命したので、第三次戦争には不参加していません。亡命先のシリアで対ローマ戦争の軍事顧問をやったという話もあるのですが、あまり活躍してないようで…
ザマはハンニバルの軍事能力が衰えたというより、手腕を生かすための騎兵を欠いたための敗戦なので能力落ちることはないんじゃないですかねー。
次は長期シナリオにチャレンジしてみたいですね
投稿: AMI | 2012/12/22 00:18
AMIさま
コメントありがとうございます。
いやーほんとヤバいっすね。
ふと思ったんですが第2次はともかく第3次ではハンニバルの能力は値引き(っていうのか?)されるんでしょうかね。
また機会見つけてプレイしましょう。
投稿: ぐちーず | 2012/12/20 21:37
ハンニバル、ヤバイ、マジ
投稿: AMI | 2012/12/20 01:29