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2月長浜にて(2013年)

 なにげなーくTwitterとかマストアタック、そして各所にある掲示板を眺めていると、コアな一部の方は別にしてさほど誰も彼もが活発に発信されていると言う状況では無い。そんな中時々初めましてのご挨拶投稿の他に対戦相手を渇望している投稿があったりする。
 数十年ぶりで復活とかあるいは全くの新規であったり。少なくともこの界隈に新規参入があるって言うことは嬉しいことだ。
 さて狭いウォーゲーム界においても初心者向けと称されるゲームであったりゲーム雑誌であったり、はたまたそういう方対象のゲーム会というものも存在したりする。
 果たして初心者と称するものがその手のものをスタートラインに選ぶかどうかは別として、何においても間口が広いに越したことは無い。
と言うわけで筆者久しぶりに新人さんと触れ合う機会があり、初心者というか初めてゲームをプレイする時を考えてみた。
 もちろん新人さんの方から筆者の方にアクセスがあるわけではなく、とある書き込みを見てこちらからアクセスをかけた。
いつだったかどこかで読んだけどウォーゲーマーは誰もが同じようにプレイしたがっているのではなくプレイしない層というのもいるらしい。だからプレイしようよと声をかけても空振りすることが多いので声かけるのが嫌になっちゃった?と言うことで今回も実は冷やかし気味だったらどうしようかとちょっと不安な思いが頭をよぎった。
 しかしそれは杞憂だった。
 程なくして書き込んだ主からの返信があり、なんとゲームを教えて下さいという驚きの結果となってしまった。
 初めてウォーゲームをしたいって言う人がいたらその人がプレイしてみたいゲームがあるならそれをプレイしてしみようと考えていた。もちろん自分が持っていないとか、プレイ不能であるとか全く不得手であるとか以外であれば何とか対応しようと考えていた。
結果、数回のやりとりの末当人が所持している「コブラ」「ホワイトデス」という強力コンボになってしまった。
 この辺のいきさつはまあ省略するとして結構ハード目なゲームなので超プレッシャ-である。しかも最初からかなり時間のかかるゲームであるというのもわかっているので先方にはルールを教えながらプレイするとせいぜい1ターンプレイできるかどうかと言うことも伝えたがルールやプレイの仕方を教えるというのをメインとするのでそれで良しとのことだった。
 そして2月のある日、残雪残る長浜の地に降り立った。

午前の部はコブラ。
 コブラでもCMJで付録となった版の方。いわゆる作戦級だ。SPIからの由緒ある作戦級のフォーマットが各所にちりばめられた作品で、確かにこれをマスターできるとこれより難易度の低いものは簡単と言えるし、色々な普遍的なエッセンスが詰まっているので応用が利くので選択としては悪くない。もちろんドイツ戦車軍団とかという選択肢もあっただろうが、相手にそのゲームが見えていなかったら無理強いするわけにはいかない。よく話を聞くとドイツ装甲軍団シリーズのマーケットガーデンはプレイしたことがあるとのことでそういう意味でもショートカットできるのでは無いかと考えた。
 まずはゲームのバックグラウンド。普遍的なウォーゲーマーならば言わずとも知っている内容でも一般の方は全くわからない場合も多いし、このゲームの位置づけって言うのも知っているわけが無い。作戦級であればなおプレイの指針としても歴史的な経緯というのは説明を省けない。

 ルールの説明に入ると、このゲームのシステムについてお話をする。重要な概念ZOCであるとか補給線、戦闘解決については注目点、特にルールの影響するところ、他ゲームをプレイするときに注意しなければならないところを説明する。あんまり散漫にならないように気をつけたつもり。 また全体的にはルールの読み方(読み飛ばし方)を伝授。
 アーダコーダやっているうちに時間が来てしまうので実際にゲームを配置してみてどのように動かすかと言うのを披露。意外にビチーッと張られた戦線に攻撃せよと言われてもわからないのは当たり前。ここはカーン前面みたいに装甲師団てんこ盛りのとこよりはもう少し計算しやすい箇所、サンロー、カランタンを含む米軍戦線で検討してみた。オマハ方面等米軍が押し始めている状況で、それに追随して独軍は薄くなった戦線を補強しようとしているところ。
 ではまずドイツ軍が攻撃と言うことで実際に攻撃箇所と比を見立ててみると言う作業をする。脆弱と思われる箇所を指定してもらい、そこに兵力をつぎ込んで実際に攻撃するという演習。ここではあまり口を挟まない。
 結果相手の防御地形や司令部、空軍の修正が読めなかったので低比率となることを説明し、それでは逆に米軍はどのように攻撃するのか?移動消費や意図を説明しつつ比率を立て、この後どのように推移することを企んでいるのかと言うことを説明した。
 ちょうど時間が来たので午前の部はこれにて終了。昼食後次のゲームに移る。
 午後の部
 ホワイトデス。ちょうど外は雪が降ったり止んだりのシーズン。積雪量が少なくとも気温が低いので路面が凍ったりするので筆者などは滑り止め付きの雪靴を履いての出陣だ。
 そんな中暖かい部屋でホワイトデスをするとはなかなかオツである。
 さてホワイトデスはGDWから発売された戦術作戦級のゲーム。戦術級のゲームを射程と士気チェックがあるゲームとするならば充分に戦術級と称しても問題ない。
 コブラよりも遥かに難易度の高いゲームだ。こちらは先にコブラのプレイにて共通するところは説明する必要は無いので、特徴的なところを主に説明する。特徴あると言えば移動ポイントを割り振って行動するという点で、与えられたポイントをどのように割り振るかはなかなか難しい。何でもできるよは何していいかわからないよ、だ。また難しいのは兵種(移動手段)によって地形コストが変わるけど整数表示より大抵1/4とか分数表示で差が現れてくるので差がある地形をまたぐ時ややこしくなる。
 あらかた説明終わるとプレイ開始。というかプレイしながら説明。ルールの確認であるとか意図の咀嚼をしながらのプレイなので、ベテラン同士のプレイとは違いなかなか進まないのは想定の範囲内。
 筆者はソ連軍、対戦相手の彼はドイツ軍好きとのことでコブラに続いてドイツ軍を担当。
 ソ連軍が寄せ手なのでまずは部隊を前進させ、ヴェルキエ・ルキを包囲せんと前進する。ドイツ軍は全力をヴェルキエ・ルキに固めつつある。やや薄くなっている箇所に対し砲兵での砲撃を加えたり支援砲火を与えるために砲兵を配置につける。
 このままでは何をするまでもなくドイツ軍は後続のソ連軍によって背後に回られて包囲されてしまう危険性があるので多少は左右に兵を配した方が良いとのアドバイス。

 ドイツ軍は包囲されることを避けるため部隊を延翼させてきた。また先んじてソ連軍に接敵させてきた。
 筆者ソ連軍の砲撃が次々と雪原のドイツ軍に命中し、ジリジリとヴェルキエ・ルキに接近するところで時間が来てしまった。
ちょっと難しく魅力が伝わったかなあと思ったけど、戦術的なゲームの楽しさなどを語りながらのプレイだったので結構楽しんでいただけたようだ。
 当日および後日の話ではホワイトデスが面白いという感想をいただいたのでやはり戦術寄りのゲームの方が想像しやすいのかもしれないですね。
 今回筆者にとって初めての経験だったけどかなり勉強になった。反省点も多々である。
もちろん教え方、インストの方法というのもあるけど、プレイを楽しくするためにはどうすればいいか、見えないものをどのように見えるようにするか、プレイしたいと思える環境作りなどまだまだ改善の余地はあるだろう。
 微力ながら奮闘してみたが、これを活かして次に繋げたい。

また今回お招きくださったBEUさんありがとうございます。またプレイしましょう。

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コメント

BEUさんコメントありがとうございます。

おおー!それはよかった!!ソロでも楽しまれているようで安心しました。

また暇ができたらプレイでもしましょう。

ぐちーずさん、こんばんは。

その節は、大変お世話になりました。
お蔭様で、難易度の低めのゲームは軽くソロプレイ出来るようになりました。
こちらこそ、長浜までご足労ありがとうございました。

また、プレイする時はよろしくお願いします。

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