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2013/05/14

3月和泉歴史ゲーム研究会(2013年)

 唐突に携帯電話がけたたましく鳴った。いや今回は山科会オープニングのいつもの光景とは違い、山科会に出入りして下さっているソルジャーのAMIさんのお誘いで自分たちの関係するゲーム会ではないサークルに参加することになった。
 標題にもあるとおり和泉歴史ゲーム研究会という大阪南部で活動するゲームサークルで、コマンドマガジンの関係者なども姿を見せるというサークルだ。
 以前このゲーム会の前身団体に出入りしている方にお誘いいただいたり、何回か呑み会にもお招きいただいたりしていたのでようやく訪問できたといったところだ。
 弊方の住む地から見てやや離れたところで開催されるゲーム会なのであまり足が向かなかったけど、岡山だったり長浜に行ったりしたりするぐらいを考えればもう少し行き来できるかもしれないなと感じた。
トブルク強襲1942
 今回は所用後に訪問したので昼をだいぶん過ぎてからの参戦。
 すでに会場には大小様々のゲーム卓が立っており、熱気あふれている。
挨拶もそこそこに中黒さんの横に位置して本ゲームをプレイ。前回に引き続きのプレイとなる。AMIさん枢軸軍、筆者連合軍の担当。
概ね前回のプレイでどうなったかと言うことを披露しつつのプレイ。
 

 お約束のようにビルハケイムを左手に眺めながらのガザラライン背後への回り込み。イタリア軍の大部は不用意なガザララインからの攻撃を避ける意味でも部隊を離し機動力ある面々のみが前進する。
 毎度の事ながらドイツ軍は強力だが防御力には劣り、戦いを重ねるうちにどんどんと消耗を重ねる。
 今回の筆者はトブルク外の部隊に関しては割と積極的に反撃を策し、取られた重要拠点も奪回に動いた。
 そうこうしている間にドイツ軍戦車部隊は満身創痍となり、最終的にはトブルクに取り付いたもののフレッシュなトブルク内の部隊が88ミリ砲の射撃をかいくぐり猛烈な反撃をしたために門前の狼後門の虎状態となったDAKは消滅した。 

Space Barbarian

 次はスペースバーバリアンという宇宙戦艦ヤマト2199テーマの同人ゲーム。本ゲームは地球のヤマトが主役のゲームではなく、ガミラス側のドメル将軍が主役と言えるゲーム。もしかしたら本邦初のドメル視点ゲームかも。
 テーマは帝国辺境における蛮族との戦いをエリア戦で戦うと書くとあまり面白くなさそうだが、2199のドメル将軍が辺境でガトランティス相手に奮闘しているとなると興味も俄然わくというもの。
 弊方はガミラス側を担当。蛮族はガトランティス(白色彗星)だが、蛮族と言うこともあって古代戦世界のローマとガリアないしゲルマン民族みたいな感じと同じく、それなりに強力なユニットがたくさんやってくる。それを東部戦線の火消し役の戦車部隊のように東奔西走して防衛するというもの。エリア戦と言っても必ず取られてはならないエリアもあり、敵の侵入に対して配置しなければならないので頭を悩ませる。

 手薄なところを狙って蛮族は侵入し、エリアの支配を得ようとする。お互いに艦首を伏せて配置するので陽動かと思ったら意外とガチ強力な艦船でやって来ていたり、そのまた逆もあり得る。
 ガミラス側は辺境にルビー、サファイヤ、ダイヤ、オメガ、アルファの各戦線があり、その内アルファ線戦を取られてしまうとサドンデス負けを食らってしまう。
 なお、ゲーム自体はこれらの攻防戦の最中にヤマトが航海を続けていて異次元断層を突破してしまうと、ドメル将軍が銀河方面に転任となってしまうのでゲーム終了となる。アニメのヤマトの行動がサイドストーリーとなってゲームの長短を決するわけだ。
 ゲーム終了時点で蛮族が規定の得点を挙げていなければガミラスの勝利となる。得点源はエリアの支配や援軍の配置などによってプラスマイナスされる。

 ゲームは援軍→帝国移動→蛮族移動→帝国奇襲→戦闘→ヤマト航海フェイズとなっていて、移動は速度により移動できるエリア数が違い、戦闘は速力順に射撃し、都度適用するというタイプだ。
 帝国奇襲フェイズはマゼラニックストリームという異次元断層でどのエリアとも繋がっているエリアとなり敵味方同時に存在できるバイパスでもあるエリアがあり、そこから移動できるフェイズだ。ただし無条件で移動できるのではなく移動判定を行わなくてはならず、失敗すると異次元断層に迷い込んでイベント以外で脱出できなくなってしまう。
 今回ペナルティに恐れおののいたためにマゼラニックストリームを利用しなかったけど、デザイナーの中黒さん曰くここをうまく利用して手薄な戦線に加勢するなどしてガトランティスを翻弄するんですよとのこと。
 ヤマト航海フェイズはヤマトの航海の進捗が本ゲームの終了に大きく関わっていて、ダイスで進捗を決するが更にはイベントも発生する。
帝国蛮族共に良いものや悪いものがあり本編を知っていればニヤリとするものだ。
 プレイは初プレイもあってオロオロする筆者。ガトランティスの翻弄される。
 途中、イベントで蛮族の動きが止まり、謀ったかのようにガミラスの艦隊が戦力集中できたために一挙覆滅かと思われたが、取り逃がしてしまって大ガミラス十字章の道が遠のいてしまった(敵殲滅のサドンデス勝利の機会)。

 もちろん翻弄されているとは言えこちらもメルダ・ディッツのイベントで護衛機が縦横無尽の活躍をするために撃退に撃退を重ねていた。
 逆にはったりでドメル直衛の艦隊を手薄にしてルビー、サファイヤ、ダイヤ各戦線に重きを置いて得点取らせじの前方対処しようと考えたが、逆にバレてしまったのかそこそこの艦隊との激突となってしまった。
 ダブルヒットを浴びなければ死なないドメルの乗るドメラーズⅢがあっさりダブルヒット食らって撃沈されてしまい、戦功十字章どころか護国の鬼となって辺境の防波堤となって蛮族の濁流に呑み込まれた。
 ヤマトが出てこないですが、このゲームが2199シリーズの中では一番面白いのではないかとのことです。
ちなみに本ゲームは打ち抜きゴマなので前作に比べるとグレードアップ感があります。

TANK SHOW
!
 対戦を終えた我々は同じく手空きとなっていた、かう゛ーるさんインストの元本ゲームをプレイした。
ゲームはカードゲームでどこかの世界のどこかの場所で行われているショービジネスとしての戦車戦を扱ったゲーム。
 自らがピックアップしたあるいは購入した戦車を率いて様々なフィールドで戦術を駆使して得点を挙げる。
フィールドは戦域と呼ばれ都市、村落、平原、森林などの代表的な地形を表しており、その場所を制すれば得点と報奨金が得られる仕組みだ。
 戦車は重戦車、中/軽戦車、タンクデストロイヤー(駆逐戦車)のカテゴリーに分けられ、それぞれお互いに有利不利がありジャンケンと同じ関係にある。
 またそれぞれに戦術カードが割り当てられていて、それと戦車の砲戦力と合わせて比較しどちらが相手にダメージをどれだけ与えるか判定するというもの。。

 戦域には投入できる車種や車両数を規定する場合があるので、手持ちの戦車を駆使して優位に戦いを進める。戦いを繰り返し賞金を増やしていくのだが、もちろん収入ばかりではなくて撃破されたものは修理し(出費)、新たな戦車を購入する(出費)、戦域に配備するとさらに費用が発生する。ショービジネスとは如何に出費するものか。その辺の資金繰りをバランスを取らないとあっと言う間にカンパニーは破綻してしまう。
 果たして筆者のカンパニーはいかに戦い抜くのか。
 最初は試行錯誤で戦っていくが序盤の戦車をピックアップする段にすでに趣味に走ったような戦車選びをしているところからお先真っ暗。対してAMI殿は赤字覚悟の優秀戦車の購入を推し進め器材的には常に上回るけど資金繰りには結構厳しそう。
 当然のことながら重戦車が今ひとつでタンクデストロイヤーも今ひとつな筆者のカンパニーは各地で連敗するもハイウェイなる戦域の獲得に成功し、敵の獲得した戦域を再度戦場にできるという美味しい戦域をゲットしたため圧倒的に寄り切られるかと思ったらちょっと見せ場を演出。
 まあなんやかんやでそう言う見せ場は作ったものの負けるんですがww

 最後にプレイ中気になったのが↓のカードスリーブ。クレパスとかクーピーとかえらいかわいいスリーブでした。
こんなのあるんですね~^^
和んでしまいました。

 てなわけで筆者にとっては久しぶりのサークルへの参加でした。そんな再々行けるというわけではありませんが、機会があれば行きたいなあと思いました。
 そして今回のもう一つの戦果は歓談や帰り道でわかったことですが
1.かう゛ーるさんがワシントンズウォーをやりたがったはった
2.GCACWをプレイしたいなあと言うプレーヤーさんがいたこと
 等々今後に期待が持てそうです!また行くのでよしなに~
と言うわけで皆さんありがとうございました!!

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参加者:13名? プレイされたゲーム:ドイツ戦車軍団(エポック/国通)、卓上野球機構(同人)、謙信上洛(ツクダ/GJ)、数エーカーの雪原(Treefrog)、タンクショウ(同人)、トブルク強襲(同人)、スペースバーバリアン(同人)、セブンワンダー 他の参加者のレポート ソークオフだ…... [続きを読む]

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