4月彦根会(2013年)
久しぶりに彦根会が開催されることになった。さすがに彦根会は事態急変の可能性もあるので大々的な告知も行われないのだけれども、最近はよく呼んで下さっているので参加率が急上昇だ。
彦根会で面白いのはtakobaさんが制作中のゲーム(ゲームの卵)をプレイできると言うのもあるけど、僕とはちょっと違う視点で選ばれたゲームをプレイできることも楽しみの一つ。
と言うわけで、今回もK中氏と共に参陣することになった。
彦根会で面白いのはtakobaさんが制作中のゲーム(ゲームの卵)をプレイできると言うのもあるけど、僕とはちょっと違う視点で選ばれたゲームをプレイできることも楽しみの一つ。
と言うわけで、今回もK中氏と共に参陣することになった。
戦略級ミッドウェー
まずは戦略級ミッドウェーです。以前よりだいぶんルールが変わっています。
この辺はやはりあらかた納期が決まっているというのもあります。
今回は日本軍として戦うことになりました。今回はちょっとアグレッシブに戦ってみようかなと考えていますが、果たして。
と言うわけでいきなり筆者はガダルカナルなんか知らん振りしてエスピリットサントを直撃し米豪分断にかかります!
本ゲームでは日本軍の侵攻方向は攻略目標チットで方向付けされます。情報優位にある米軍は日本軍が持つチットこそは知らされないものの引いていないチットを数個見ることができるのでダーンが進むにつれて想像できるようになります。筆者の目標チットはポートモレスビーやカルカッタだった。盤面を見るとポートモレスビーを叩くにはガ島を押さえた方が良く、カルカッタは兵力が送りにくいので達成しやすそうに見えた。
そこで一生懸命エスピリットを襲いつつポートモレスビーにもちょっかいかけてあたかもこれらどちらかが目標と思わせといて知らぬ顔してガダルカナルを制圧し、後日の攻略目標チット引くのに賭けるという何ともな作戦。で、ソロモン方面で必死こいていると見せかけて手薄なカルカッタを別働隊で取っちゃうと言うこれまた隙の隙を突く作戦。
序盤のエスピリットサントーの攻撃にて分断に成功したものの米軍の真面目な反撃がやって来た。エンプラ撃沈できたもののなんと、いきなりトラックに突っ込んでくると言う無双攻撃にて飛龍が!瑞鶴・翔鶴が!(涙)
固まって活性化してない状況でのトラック空襲は痛いなあ。
なお、このゲームでは艦隊編成するチットがあるが、一度使用すると数ターン後まで使用できないのでこの辺のローテーションも考えておかなければならない。
さらには潜水艦をトラックに配置されたので損害は累積。
「そこ!なにやってんの!」ってデザイナーに怒られそうになりながら日本軍固めすぎ!とのご注進。
これで行け行けモードになった米軍は残党狩りもとい、攻勢に打って出た。
どうやらミッドウェイはミッドウェイで起こらずトラックで起きちゃったみたい。
そんな調子に乗った米軍はサドンデス勝利を狙うべく日本本土に攻め入る勢い。
いや!攻める気満々!!
一気にケリをつけてやるとばかりに大湊に襲来した米機動部隊は日本軍の航空部隊や残存する艦艇によってレキシントン撃沈さる!
しっぽを巻いて帰る米機動部隊。
東がダメなら西で攻勢だよってまるで日本陸軍的な発想で発起したカルカッタ攻略作戦はどよめきをもって迎えられたが、所用兵力が足りなかったと言うことで占領はできなかったが戦力吸引の(ry
と言うわけで細かく問題点が出てきたみたいなのでテストは上々?だったのか最終ターンで米軍優勢で幕を閉じた。
海空戦略でプレイする太平洋戦争のゲームは最近になってポツポツ出てきたけどまだまた未開拓な分野、こういう色々なシステムだったり視点のゲームがブワーっと出てくる時が一番面白いのでこれからも期待して注視していきたい。
謙信上洛
戦略級ミッドウェイの他に本ゲームのプレイを予定していた。GJ誌で付録になったのを切っ掛けに久しぶりにプレイしてみようと言うことになった。なんと言っても3人プレイやりやすいのがいい。
戦国期の作戦級をあげると多分必ず名前が挙がる作品の一つで、同じツクダの戦国群雄伝シリーズと対比すると本作の方がサクサクプレイできる。また戦国群雄伝シリーズと同じくシステムは汎用性が高いが他の作品にはあまり流用されなかったのは惜しいところ。
今回はtakoba氏が織田、筆者が上杉、K中がその他の反織田を担当することにした。本バージョンで追加となった追加ユニット類は使用せずのプレイだ。
筆者上杉は最大の破壊力を持つ上杉謙信と言うことで前進を果たす。史実(目論見)通り北陸方面を担当する柴田勝家を撃破し、北近江に躍り出て琵琶湖の北側を通り京へ殴り込む湖西コース、琵琶湖の南側を走り込む湖東湖南コース、京を目指さずに美濃へと侵入し岐阜を襲うコースなどを考えていた。
いずれにせよ各反織田勢力がそれぞれの織田方部将を吸引し、飽和状態にし、織田信長にできるだけ部将をスタックさせない状況を作り続ける必要があった。
織田信長は部将の修正が弱いといえども擁する兵力と回復力は侮りがたい。
柴田勝家がが加賀一揆を襲う。これは加賀一揆が謙信と合体するのを未然に防止する必要があるためだ。これは想定の範囲内だがいつまで保ってくれることか。待っていろ加賀一揆勢 。
柴田勝家があまり加賀一揆征伐にかまけすぎると上杉謙信に捕捉されて殲滅される率が急上昇するが、謙信がまだ越後国を行軍中で時間的な余裕があるのと強襲かけても織田方は補充余裕あるので先手打ったと言う次第。
本ゲームではリアクションや強行軍などで普通の移動以外にも移動できる機会があるが、それのためには行動力チェックにて行動できるかどうかチェックしなくてはならない。序盤は上杉勢はまだバラけず固まったまま前進できている。
西に目を転じると雑賀衆が織田方部将荒木村重を撃破する!という吉報。
順調だなあと思っていたらここに来て謙信公リアクション失敗!織田信長は北陸戦線に向かっているようだ。片や東海では武田勝頼が徳川家康をを押し込めて浜松に包囲していた。包囲される浜松には滝川一益が救援に駆けつけるようだ。
気になるのは織田信長本隊の北陸戦線到着時期というのもあるけど、他の隊が押っ取り刀で駆けつけられるとこれは一大事。筆者の視点からではまだ抽出できそうな兵力があるのでちょっと心配ではある。
北陸戦線では柴田勝家が全力で加賀一揆を一掃しようとアクティブに動いている。加賀一揆がいるといないのとでは今後の戦いに影響大だ。もちろんあまりこれに深入りすると上杉謙信公が突っ込んできて無残な敗北を喫しかねない。またいずれ負けるにせよ負け方も考慮に入れなければならない。故に頃合いを見て固めに走るかと思っていたのだがこの辺は対人戦の面白いところ。。
結構柴田勝家は粘って加賀一揆勢を責め立てている。これにより加賀一揆が脱落することになってしまった。後で考えるともう少し利口なやり方あったと思うがこの時は柴田勝家を刈れると思って鶏冠に血が上っていたようだ。柴田勝家は離脱を図ったがリアクション失敗!捕捉されるか?
手取川の再現となるか??
ちょうど上杉謙信を主力とする越前勢が到着しつつあるタイミングで勝家の動きが鈍った。それを見逃すことなく本隊に追随する上杉景勝の隊で勝家の足を止める。あとはリアクションで謙信公が乗れば完璧。
上杉の軍勢は謙信こそ能力が高いが、その他の部将は凡庸でこれが上杉軍の足枷となることが多い。やはり部将の中でも北条高広が落伍して遅れつつあり、爾後に発生するであろう織田信長との決戦に懸念が残る。
上杉謙信は計画通り足止めした上杉景勝に呼応して柴田勝家をあっと言う間に蹴散らしその勢いをもって小松城も陥落させる。北陸戦線での鮮やかな勝利はやはり上杉謙信と言わざるを得ない。
その間の他戦線では武田-徳川の戦いは浜松城で武田勝頼と徳川家康との間で激しい戦いが催され、
壊走状態となった武田勝頼本隊に代わり別動の真田昌幸が嫌がらせの美濃路経由清洲アタックするという。
徳川勢は勝頼を追って高天神城を奪回という東海戦線は大きな動きがあったようだ。徳川家康がこちらに来るのは拙いので要ウォッチの戦線だ。
織田方は明智光秀?らが丹波平定を果たしたようだ。いずれ毛利勢が雪崩れ込んでくるだろうから予備兵力として貼り付けとなるだろうが1部将はこちらに回ってきそうな雰囲気。
播磨では別所長治がついに降伏!織田にとっては目の上のたんこぶ状態だったのが取れたので戦線の整理ができそうなものだったが、続くターンでなんと荒木謀反にござる!荒木謀叛の報は播磨に激震が走る。
結構西の戦線は動きがある。最初は織田方に有利な状況が続いたかと思ったが、何だか雲行きが怪しくなってきてはいる。この戦線で各部将を誘引してくれればありがたい。
また元に戻り北陸戦線というと丸岡と北之庄を落とす事に成功!とこの瞬間に織田信長が北陸に着陣してきた。
北之庄前面で織田信長、柴田勝家とにらみ合い。ただし謙信公単体なので無理はできない。
とりあえず北之庄を押さえつつ後続武将を待つとする。しかしその他部将は全てがリアクションとかに失敗したりする。
あーあこのタイミングでか。
上杉勢は後続部将が到着と集中する合間に信長本隊尻目に加賀と越前平定することにする。無視して突っかかっても良かったが、多少の遅れがあったとしても後続の織田勢が到着見込みがないことを考えると、こちらの地盤を強固にしてから攻撃かけても遅くはない。
また織田信長、柴田勝家が逆に攻め寄せてきたならばそれこそこちらの思うつぼである。それをわかっているので織田方は地形の優位に地点に引きこもって静観の構えだ。このまま仕切り直しでだったり戦端の切っ掛けを見いだせずに近江に下がってくれれば面白い。我が方は着々と織田方の城を落城させ大聖寺城を占領!
気になる他戦線はと言うと壊走状態の武田勢を追って滝川一益、駿河に逆侵攻。武田勝頼はリアクションで猛然と一益に襲いかかる。それ見てほっとする。さらには播磨方面では戦力充実してきた毛利氏の播磨キャンペーンが始まる。これらが有機的に結合し、織田方に圧迫を加えれば敵方は右往左往することは間違いない。
織田方は北陸で雌雄を決するつもりであろう部隊を抽出して北陸方面に送り出しているようだ。このままでは拙いので大野城が落ちたのでそろそろ射かかることにする。気がつけば砦まで築いているようだ。
後巻きの連中が来る前についに我が上杉勢は織田信長・柴田勝家の軍勢と激突!
あっけなく一蹴するかと思われたが戦力に厚い織田軍を容易には撃破できず未曾有の消耗戦で辛くも勝利!!
何とか分厚い戦力の織田勢を敗走せしめた(要はダイスの目があまり良くなかった)。
勝利の凱歌はあがったが、こちらもダメージが大きい。あと一戦すれば確実に敗走していたであろうというダメージだ。ここで体制を整えてから近江侵入することとする。一度補充できたなら湖北に侵入するつもりだったけどそのまま追撃しないのは如何かという意見もあったが、周囲の戦況を鑑みるともはや織田勢がその補充力をフルに使える状況ではなくなった。むしろそれより我の中途半端な兵備での進出は中途半端な損耗を招くことから永久損耗に繋がりこれを危惧した。
他戦線はというと武田、本願寺、荒木、毛利の活躍で非常にカオスな状態だ。
織田方の増援に水軍の九鬼が出てきたことから最後に大阪湾で海戦が勃発した。
これは九鬼水軍といえども数で上回る毛利水軍には敵わなかったようで毛利が勝利!
晩御飯があるので第8ターン上杉方11得点のところで終了した。
久しぶりにプレイして面白かった。このまま行ったら山城と近江で大規模な合戦がたくさん発生したかもしれない。今回上杉をプレイしてみてなかなか面白かった。ダイスが低打撃に寄ってしまったというのもあるけど、まあ、まだまだ期待寄せられる内容。今回使わなかった追加ユニットが加わっていたとすると筆者の動きはおそらくすでに近江に乱入していたと考えられる。
現段階では織田方が結構がんばっていたのではないだろうか。
モダンネイバルバトルズ
食事、そしてその後の歓談後にtakobaさんが取り出したゲームはモダンネイバルバトル!
僕らからすると現代海戦版タンクハンターと言ってもらえればスッとくる。自分の引いてきた艦艇で任務部隊を作り、敵プレーヤーの艦隊と戦う。敵のユニットを撃沈すればその船ごとに設定された得点がもらえるというもの。
序盤からかっ飛ばしてトップ独走していたら袋にされちゃったテヘ。
ヘボい艦艇多数なので狙われる序列は低いけど撃たれたときはえらくもろいので何ともである。
ゲームが進むにつれて潜水艦に対する術がない事に気がつく!どうしよう!増援カードが来なきゃ。無理!
皆の引き起こした水上戦はなんやかんやで筆者の艦艇が多数残ったが、対潜水艦で苦心しているという状況。
そんな美味しい目標を見逃すほど皆は甘くない。あっと思ってきたらtakobaさんのボマーストライクで平らげられた。
そして僕はいなくなった。潜水艦が来ればもうちょっと戦えたのだが、それでも中間位やから良しとするか。
と言うわけで彦根会が終了した。今回も楽しく美味しく愉快な1日だった。
takoba氏が招聘してくれるならいざ鎌倉ならぬいざ彦根の心意気で次回も赴く所存だ。
まずは戦略級ミッドウェーです。以前よりだいぶんルールが変わっています。
この辺はやはりあらかた納期が決まっているというのもあります。
今回は日本軍として戦うことになりました。今回はちょっとアグレッシブに戦ってみようかなと考えていますが、果たして。
と言うわけでいきなり筆者はガダルカナルなんか知らん振りしてエスピリットサントを直撃し米豪分断にかかります!
本ゲームでは日本軍の侵攻方向は攻略目標チットで方向付けされます。情報優位にある米軍は日本軍が持つチットこそは知らされないものの引いていないチットを数個見ることができるのでダーンが進むにつれて想像できるようになります。筆者の目標チットはポートモレスビーやカルカッタだった。盤面を見るとポートモレスビーを叩くにはガ島を押さえた方が良く、カルカッタは兵力が送りにくいので達成しやすそうに見えた。
そこで一生懸命エスピリットを襲いつつポートモレスビーにもちょっかいかけてあたかもこれらどちらかが目標と思わせといて知らぬ顔してガダルカナルを制圧し、後日の攻略目標チット引くのに賭けるという何ともな作戦。で、ソロモン方面で必死こいていると見せかけて手薄なカルカッタを別働隊で取っちゃうと言うこれまた隙の隙を突く作戦。
序盤のエスピリットサントーの攻撃にて分断に成功したものの米軍の真面目な反撃がやって来た。エンプラ撃沈できたもののなんと、いきなりトラックに突っ込んでくると言う無双攻撃にて飛龍が!瑞鶴・翔鶴が!(涙)
固まって活性化してない状況でのトラック空襲は痛いなあ。
なお、このゲームでは艦隊編成するチットがあるが、一度使用すると数ターン後まで使用できないのでこの辺のローテーションも考えておかなければならない。
さらには潜水艦をトラックに配置されたので損害は累積。
「そこ!なにやってんの!」ってデザイナーに怒られそうになりながら日本軍固めすぎ!とのご注進。
これで行け行けモードになった米軍は残党狩りもとい、攻勢に打って出た。
どうやらミッドウェイはミッドウェイで起こらずトラックで起きちゃったみたい。
そんな調子に乗った米軍はサドンデス勝利を狙うべく日本本土に攻め入る勢い。
いや!攻める気満々!!
一気にケリをつけてやるとばかりに大湊に襲来した米機動部隊は日本軍の航空部隊や残存する艦艇によってレキシントン撃沈さる!
しっぽを巻いて帰る米機動部隊。
東がダメなら西で攻勢だよってまるで日本陸軍的な発想で発起したカルカッタ攻略作戦はどよめきをもって迎えられたが、所用兵力が足りなかったと言うことで占領はできなかったが戦力吸引の(ry
と言うわけで細かく問題点が出てきたみたいなのでテストは上々?だったのか最終ターンで米軍優勢で幕を閉じた。
海空戦略でプレイする太平洋戦争のゲームは最近になってポツポツ出てきたけどまだまた未開拓な分野、こういう色々なシステムだったり視点のゲームがブワーっと出てくる時が一番面白いのでこれからも期待して注視していきたい。
謙信上洛
戦略級ミッドウェイの他に本ゲームのプレイを予定していた。GJ誌で付録になったのを切っ掛けに久しぶりにプレイしてみようと言うことになった。なんと言っても3人プレイやりやすいのがいい。
戦国期の作戦級をあげると多分必ず名前が挙がる作品の一つで、同じツクダの戦国群雄伝シリーズと対比すると本作の方がサクサクプレイできる。また戦国群雄伝シリーズと同じくシステムは汎用性が高いが他の作品にはあまり流用されなかったのは惜しいところ。
今回はtakoba氏が織田、筆者が上杉、K中がその他の反織田を担当することにした。本バージョンで追加となった追加ユニット類は使用せずのプレイだ。
筆者上杉は最大の破壊力を持つ上杉謙信と言うことで前進を果たす。史実(目論見)通り北陸方面を担当する柴田勝家を撃破し、北近江に躍り出て琵琶湖の北側を通り京へ殴り込む湖西コース、琵琶湖の南側を走り込む湖東湖南コース、京を目指さずに美濃へと侵入し岐阜を襲うコースなどを考えていた。
いずれにせよ各反織田勢力がそれぞれの織田方部将を吸引し、飽和状態にし、織田信長にできるだけ部将をスタックさせない状況を作り続ける必要があった。
織田信長は部将の修正が弱いといえども擁する兵力と回復力は侮りがたい。
柴田勝家がが加賀一揆を襲う。これは加賀一揆が謙信と合体するのを未然に防止する必要があるためだ。これは想定の範囲内だがいつまで保ってくれることか。待っていろ加賀一揆勢 。
柴田勝家があまり加賀一揆征伐にかまけすぎると上杉謙信に捕捉されて殲滅される率が急上昇するが、謙信がまだ越後国を行軍中で時間的な余裕があるのと強襲かけても織田方は補充余裕あるので先手打ったと言う次第。
本ゲームではリアクションや強行軍などで普通の移動以外にも移動できる機会があるが、それのためには行動力チェックにて行動できるかどうかチェックしなくてはならない。序盤は上杉勢はまだバラけず固まったまま前進できている。
西に目を転じると雑賀衆が織田方部将荒木村重を撃破する!という吉報。
順調だなあと思っていたらここに来て謙信公リアクション失敗!織田信長は北陸戦線に向かっているようだ。片や東海では武田勝頼が徳川家康をを押し込めて浜松に包囲していた。包囲される浜松には滝川一益が救援に駆けつけるようだ。
気になるのは織田信長本隊の北陸戦線到着時期というのもあるけど、他の隊が押っ取り刀で駆けつけられるとこれは一大事。筆者の視点からではまだ抽出できそうな兵力があるのでちょっと心配ではある。
北陸戦線では柴田勝家が全力で加賀一揆を一掃しようとアクティブに動いている。加賀一揆がいるといないのとでは今後の戦いに影響大だ。もちろんあまりこれに深入りすると上杉謙信公が突っ込んできて無残な敗北を喫しかねない。またいずれ負けるにせよ負け方も考慮に入れなければならない。故に頃合いを見て固めに走るかと思っていたのだがこの辺は対人戦の面白いところ。。
結構柴田勝家は粘って加賀一揆勢を責め立てている。これにより加賀一揆が脱落することになってしまった。後で考えるともう少し利口なやり方あったと思うがこの時は柴田勝家を刈れると思って鶏冠に血が上っていたようだ。柴田勝家は離脱を図ったがリアクション失敗!捕捉されるか?
手取川の再現となるか??
ちょうど上杉謙信を主力とする越前勢が到着しつつあるタイミングで勝家の動きが鈍った。それを見逃すことなく本隊に追随する上杉景勝の隊で勝家の足を止める。あとはリアクションで謙信公が乗れば完璧。
上杉の軍勢は謙信こそ能力が高いが、その他の部将は凡庸でこれが上杉軍の足枷となることが多い。やはり部将の中でも北条高広が落伍して遅れつつあり、爾後に発生するであろう織田信長との決戦に懸念が残る。
上杉謙信は計画通り足止めした上杉景勝に呼応して柴田勝家をあっと言う間に蹴散らしその勢いをもって小松城も陥落させる。北陸戦線での鮮やかな勝利はやはり上杉謙信と言わざるを得ない。
その間の他戦線では武田-徳川の戦いは浜松城で武田勝頼と徳川家康との間で激しい戦いが催され、
壊走状態となった武田勝頼本隊に代わり別動の真田昌幸が嫌がらせの美濃路経由清洲アタックするという。
徳川勢は勝頼を追って高天神城を奪回という東海戦線は大きな動きがあったようだ。徳川家康がこちらに来るのは拙いので要ウォッチの戦線だ。
織田方は明智光秀?らが丹波平定を果たしたようだ。いずれ毛利勢が雪崩れ込んでくるだろうから予備兵力として貼り付けとなるだろうが1部将はこちらに回ってきそうな雰囲気。
播磨では別所長治がついに降伏!織田にとっては目の上のたんこぶ状態だったのが取れたので戦線の整理ができそうなものだったが、続くターンでなんと荒木謀反にござる!荒木謀叛の報は播磨に激震が走る。
結構西の戦線は動きがある。最初は織田方に有利な状況が続いたかと思ったが、何だか雲行きが怪しくなってきてはいる。この戦線で各部将を誘引してくれればありがたい。
また元に戻り北陸戦線というと丸岡と北之庄を落とす事に成功!とこの瞬間に織田信長が北陸に着陣してきた。
北之庄前面で織田信長、柴田勝家とにらみ合い。ただし謙信公単体なので無理はできない。
とりあえず北之庄を押さえつつ後続武将を待つとする。しかしその他部将は全てがリアクションとかに失敗したりする。
あーあこのタイミングでか。
上杉勢は後続部将が到着と集中する合間に信長本隊尻目に加賀と越前平定することにする。無視して突っかかっても良かったが、多少の遅れがあったとしても後続の織田勢が到着見込みがないことを考えると、こちらの地盤を強固にしてから攻撃かけても遅くはない。
また織田信長、柴田勝家が逆に攻め寄せてきたならばそれこそこちらの思うつぼである。それをわかっているので織田方は地形の優位に地点に引きこもって静観の構えだ。このまま仕切り直しでだったり戦端の切っ掛けを見いだせずに近江に下がってくれれば面白い。我が方は着々と織田方の城を落城させ大聖寺城を占領!
気になる他戦線はと言うと壊走状態の武田勢を追って滝川一益、駿河に逆侵攻。武田勝頼はリアクションで猛然と一益に襲いかかる。それ見てほっとする。さらには播磨方面では戦力充実してきた毛利氏の播磨キャンペーンが始まる。これらが有機的に結合し、織田方に圧迫を加えれば敵方は右往左往することは間違いない。
織田方は北陸で雌雄を決するつもりであろう部隊を抽出して北陸方面に送り出しているようだ。このままでは拙いので大野城が落ちたのでそろそろ射かかることにする。気がつけば砦まで築いているようだ。
後巻きの連中が来る前についに我が上杉勢は織田信長・柴田勝家の軍勢と激突!
あっけなく一蹴するかと思われたが戦力に厚い織田軍を容易には撃破できず未曾有の消耗戦で辛くも勝利!!
何とか分厚い戦力の織田勢を敗走せしめた(要はダイスの目があまり良くなかった)。
勝利の凱歌はあがったが、こちらもダメージが大きい。あと一戦すれば確実に敗走していたであろうというダメージだ。ここで体制を整えてから近江侵入することとする。一度補充できたなら湖北に侵入するつもりだったけどそのまま追撃しないのは如何かという意見もあったが、周囲の戦況を鑑みるともはや織田勢がその補充力をフルに使える状況ではなくなった。むしろそれより我の中途半端な兵備での進出は中途半端な損耗を招くことから永久損耗に繋がりこれを危惧した。
他戦線はというと武田、本願寺、荒木、毛利の活躍で非常にカオスな状態だ。
織田方の増援に水軍の九鬼が出てきたことから最後に大阪湾で海戦が勃発した。
これは九鬼水軍といえども数で上回る毛利水軍には敵わなかったようで毛利が勝利!
晩御飯があるので第8ターン上杉方11得点のところで終了した。
久しぶりにプレイして面白かった。このまま行ったら山城と近江で大規模な合戦がたくさん発生したかもしれない。今回上杉をプレイしてみてなかなか面白かった。ダイスが低打撃に寄ってしまったというのもあるけど、まあ、まだまだ期待寄せられる内容。今回使わなかった追加ユニットが加わっていたとすると筆者の動きはおそらくすでに近江に乱入していたと考えられる。
現段階では織田方が結構がんばっていたのではないだろうか。
モダンネイバルバトルズ
食事、そしてその後の歓談後にtakobaさんが取り出したゲームはモダンネイバルバトル!
僕らからすると現代海戦版タンクハンターと言ってもらえればスッとくる。自分の引いてきた艦艇で任務部隊を作り、敵プレーヤーの艦隊と戦う。敵のユニットを撃沈すればその船ごとに設定された得点がもらえるというもの。
序盤からかっ飛ばしてトップ独走していたら袋にされちゃったテヘ。
ヘボい艦艇多数なので狙われる序列は低いけど撃たれたときはえらくもろいので何ともである。
ゲームが進むにつれて潜水艦に対する術がない事に気がつく!どうしよう!増援カードが来なきゃ。無理!
皆の引き起こした水上戦はなんやかんやで筆者の艦艇が多数残ったが、対潜水艦で苦心しているという状況。
そんな美味しい目標を見逃すほど皆は甘くない。あっと思ってきたらtakobaさんのボマーストライクで平らげられた。
そして僕はいなくなった。潜水艦が来ればもうちょっと戦えたのだが、それでも中間位やから良しとするか。
と言うわけで彦根会が終了した。今回も楽しく美味しく愉快な1日だった。
takoba氏が招聘してくれるならいざ鎌倉ならぬいざ彦根の心意気で次回も赴く所存だ。
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