8月山科会(2013年)
またしても日が空いてしまった。ちょっと油断すると一ヶ月くらいは空いてしまうのは仕方ないとは言え寂しいモノがある。
最近は私事が忙しいって言うのもあるけど単純にタイミングが合わないって言うことがある。それでも月1回以上のペースで対人戦ができるのはやっぱり恵まれているのでは無いかな。
今回は普通のゲーム会でもショートバージョンだった。実は対戦相手のK中氏とは同級生で中学校の時からのゲーム相手だったりする。その中学生からの友人ていうのが結構長く続いていて、たまたまゲーム会をする日に久しぶりに呑みに行こうや的な流れになっていたため、必然的にゲームのプレイ時間が短くなった。
そういう時間限定の時には何ができるか?と言うわけで時間の許す限り普通にプレイしてみた。
最近は私事が忙しいって言うのもあるけど単純にタイミングが合わないって言うことがある。それでも月1回以上のペースで対人戦ができるのはやっぱり恵まれているのでは無いかな。
今回は普通のゲーム会でもショートバージョンだった。実は対戦相手のK中氏とは同級生で中学校の時からのゲーム相手だったりする。その中学生からの友人ていうのが結構長く続いていて、たまたまゲーム会をする日に久しぶりに呑みに行こうや的な流れになっていたため、必然的にゲームのプレイ時間が短くなった。
そういう時間限定の時には何ができるか?と言うわけで時間の許す限り普通にプレイしてみた。
Across Five Aprils(Victory Games)Bull Runシナリオ
今回は懐かしのアクロス5エイプルズだ。ずいぶん昔にM永君がやって来たときにシャイローをプレイしたのはいい思い出。
あの時のゲームセットは彼の持ち物だったので、ものすごく欲しくなってしまい、手に入れようとあちこち探した結果ようやく手に入れられたのがついこの間。
やったー!やったー!って喜んでいるとたかさわさんのブログを見るとたまたまやっておられた。
今となってはもう古いゲームなのかなと思ったら、やはりプレイされている方は居られるのでした。それに勇気百倍して我らもやってみようかと思い立った。
「え!まじ?やったことあったっけ?」
こちらが勝手にモチベーションを上げて勇躍したと思ったら相方さんはすでにさっぱり忘れていた。後にかすかに覚えていると言った内容も全く違うゲームだったという忘れっぷり。まあ2日前のゲームも忘れるぐらいだから何年も前のゲームはクリヤーされていても仕方ないか。
と、言うわけで、筆者は北軍でK中氏は南軍という担当でプレイすることにした。
ブル・ランということで北軍が最初は押し気味に進み南軍が押し返して撃退してしまうと行った感じの戦いなので、とりあえず序盤は北軍が優勢でそれを維持したいところ。
マップの南北を蛇行しながら縦走するブルラン川南岸には南軍のエヴァンズの先遣部隊が渡河点であるストーンブリッジに位置し、後続はちょっと離れたところに位置している。他の渡河点もあるのでまんべんなく守っている感じだ。
こういう手薄な時期にササッと川を渡りきって先遣隊を圧迫するに限ると言うことでタイラー師団をもってストーンブリッジなどから攻撃を開始し、南軍を駆逐し橋頭堡を確保できたようだ。南軍は北軍同様盤端から続々とやってくるが、3つある勝利条件ヘクスに近いのは南軍の方だった。
タイラー師団の橋頭堡を確保はしたモノのここで困ったことに遭遇する。タイラー師団以降の後詰めがなかなかやってこないのだ。タイラー師団が確保する地域は勝利条件ヘクスに近いが連携を取って守るには広大で1つめの勝利条件ヘックス、ストーンブリッジを確保するのに精一杯だ。もう一息敵が吹っ飛んでくれていたら楽だったがこの辺は致し方ないところ。それでも敵が勝利条件ヘックスへ入るのを妨害するためにせめてもの攻勢に出る。時間を稼いで北からやってくる援軍を待つという寸法だ。
なんといってもアクロス5エイプリルズは今や普通にあるチットプルのゲームだ。引きのタイミングで大いにその体勢は崩されてしまう。
タイラー師団は南軍の無慈悲な攻勢にさらされ、側面を取られないように延翼するが早く来てくれと援軍を待つが時間の問題状態。
南軍のチットはタイミング良くやってきて今まさに反撃に出ようとするタイラー師団の出鼻を挫き、タイラー師団を押し込めはじめた。
妨害するはずの勝利条件ヘックスへの侵入も許し、更には自らが確保しているストーンブリッジまでもが分断されてしまった。
延翼したのが仇になってしまった。おとなしくストーンブリッジを中心に固めとければ、損害こそは出たかもしれないが北からやってくる北軍増援部隊に側背を晒しかねないのであまり真面目な攻撃はできないかもしれなかった。
しかし覆水盆に返らずだ。一からやり直しとなった。
北からやってきたハンターとハインツェルマンの両師団(第2第3師団)はようやく前線に加入できた。
実は一手違いで南軍の方が先に動いて勝利条件ヘクスのヘンリーハウスの防備を固めてしまった。ヘンリーハウスの南軍部隊を叩き出すことに成功できれば至近にあるヘンリーハウスのヘックスや側面からグルッと回り込んでの攻撃が可能になるので、
まだ勝敗の行方はわからなかった。残念ながらガチで固められたところに対する攻撃となってしまったので北軍の屍山血河となってしまいもはや挽回の目は無いのでこの辺で終わることにした。
Drive on Pyongyang(Modern War誌#5)
最近は気がついたらウォーゲーム雑誌が往年より多くなっているんじゃあ無いかって言うぐらいにたくさんある。さすがにあれもこれも定期購読したりフォローしていると身が持たなくなるので興味深そうなゲームをピックアップして購入するという当たり前な方向になりつつある。
今回のModern War誌は現代近未来戦争専門のウォーゲームマガジンでネタはあるのかなと心配していたけど順調に出ているので杞憂にすぎないのだろう。
今回のテーマは第2次朝鮮戦争を扱うドライブ・オン・ピョンヤンだ。従来の第2次朝鮮戦争が北朝鮮の暴発などで開始されるパターンが多かったがこちらは連合国軍側からスタ-トを切るタイプだ。故にマップは38度線付近から北側が主な作戦地域で、韓国側と言えば38度線およびソウルがちょろっと入っているだけであくまでも北朝鮮解放戦争であるようだ。
ゲームターンは多国籍軍ターン、北朝鮮軍ターンの順番で行うそれぞれのターンは移動、戦闘という単純なモノだが、多国籍軍は戦術的な柔軟性があるためか移動と戦闘をどちらを先にプレイする決められる。双方の軍共に移動と戦闘の他に特殊なフェイズがあって、休憩を取らねばならい多国籍軍はそれ関連の構成フェイズが、北朝鮮軍はエシュロンフェイズなる機甲予備による移動戦闘フェイズがある。。
勝利条件はメディアパーセプションポイント(MePPs)という世論ポイントのようなモノが0になる前に北朝鮮を崩壊させなければならない。このポイントは多国籍軍の損害や攻撃の成否、北朝鮮軍の攻撃の成否や都市の奪還、NATOの奪還、時間の経過、スカッド、WMDの残存などによって減少する。0になると多国籍軍は敗北だが、それまでに北朝鮮を崩壊させれば勝利する。北朝鮮の崩壊の判定は都市の占領にあり各ターンごとに定められた条件をクリヤーできれば勝利する。
配置の関係でスカッドは前のめりに置かれるので部隊配置を度々のようにするか悩んだ。部隊を国内広範囲にばらまき都市を拠点防衛、遅滞戦術を採るか、なるべく前線に防衛ラインを引きそこで出血を誘って機動防御できる部隊はこれに反撃を画策するという風な選択肢があり、結局後者を選んだ。本ゲームではZOCが無い上に北朝鮮軍は補給と移動時の地形修正が無いからだ。
一見制限が多い多国籍軍が不利で北朝鮮軍が有利に見えるかもしれないが、そこは元々の戦力が強大な多国籍軍が、10ヘックス先から戦力を支援したり包囲攻撃(2シフト)が成立したりネットセントリック戦術を使用して自らの消耗を押さえて相手を一網打尽できる可能性のあるCRTが使用できたりと単純に特性を駆使して正面からぶつかり合うと北朝鮮軍はあっと言う間に消滅する。
果たしてゲームでは筆者が北朝鮮軍をプレイした。さすがにZOCなし移動コストが最小限の北朝鮮軍の動きには多国籍軍といえども翻弄されるようだ。を
それでもネットセントリック、空中機動、航空補給、包囲攻撃など大いに活用する多国籍軍によって前線の北朝鮮軍は次々と屠られてゆく。韓国軍主体となる山地は米軍ほどのパワーは無いので所定の計画よりあまり進んでいないがそれでも側面に回り始めてきた。米軍は言うまでも無く平地を主戦場となっているので前線の北朝鮮軍を消滅させ、更に次への突破を図ろうとしている。MePPsは順調に減りつつあるが0になる目にこちらが消滅するんじゃあ無いかなと言う考えが頭をよぎる。やはりもっと大胆に後退配備の方が良かったかな?あるいはもっときめ細かい濃淡を付けた配置の方が良かったかなと悩んでしまった。
北朝鮮軍虎の子のは機動反撃部隊は平壌付近に待機であったので、前線追及にはまだ時間がかかるようだ。できれば敵が突出したりよもやのダメージで戦力を落としてしまったときが一番美味しい。
残念ながら機動反撃部隊が本格的に米軍に反撃をかけるところで時間が来てしまったのでお開きとなったが、各軍の特徴を大胆な処理で表しているところに興味を持った。
最後までプレイできなかったがもう一度プレイしてみたいなあと思った次第。
今回は懐かしのアクロス5エイプルズだ。ずいぶん昔にM永君がやって来たときにシャイローをプレイしたのはいい思い出。
あの時のゲームセットは彼の持ち物だったので、ものすごく欲しくなってしまい、手に入れようとあちこち探した結果ようやく手に入れられたのがついこの間。
やったー!やったー!って喜んでいるとたかさわさんのブログを見るとたまたまやっておられた。
今となってはもう古いゲームなのかなと思ったら、やはりプレイされている方は居られるのでした。それに勇気百倍して我らもやってみようかと思い立った。
「え!まじ?やったことあったっけ?」
こちらが勝手にモチベーションを上げて勇躍したと思ったら相方さんはすでにさっぱり忘れていた。後にかすかに覚えていると言った内容も全く違うゲームだったという忘れっぷり。まあ2日前のゲームも忘れるぐらいだから何年も前のゲームはクリヤーされていても仕方ないか。
と、言うわけで、筆者は北軍でK中氏は南軍という担当でプレイすることにした。
ブル・ランということで北軍が最初は押し気味に進み南軍が押し返して撃退してしまうと行った感じの戦いなので、とりあえず序盤は北軍が優勢でそれを維持したいところ。
マップの南北を蛇行しながら縦走するブルラン川南岸には南軍のエヴァンズの先遣部隊が渡河点であるストーンブリッジに位置し、後続はちょっと離れたところに位置している。他の渡河点もあるのでまんべんなく守っている感じだ。
こういう手薄な時期にササッと川を渡りきって先遣隊を圧迫するに限ると言うことでタイラー師団をもってストーンブリッジなどから攻撃を開始し、南軍を駆逐し橋頭堡を確保できたようだ。南軍は北軍同様盤端から続々とやってくるが、3つある勝利条件ヘクスに近いのは南軍の方だった。
タイラー師団の橋頭堡を確保はしたモノのここで困ったことに遭遇する。タイラー師団以降の後詰めがなかなかやってこないのだ。タイラー師団が確保する地域は勝利条件ヘクスに近いが連携を取って守るには広大で1つめの勝利条件ヘックス、ストーンブリッジを確保するのに精一杯だ。もう一息敵が吹っ飛んでくれていたら楽だったがこの辺は致し方ないところ。それでも敵が勝利条件ヘックスへ入るのを妨害するためにせめてもの攻勢に出る。時間を稼いで北からやってくる援軍を待つという寸法だ。
なんといってもアクロス5エイプリルズは今や普通にあるチットプルのゲームだ。引きのタイミングで大いにその体勢は崩されてしまう。
タイラー師団は南軍の無慈悲な攻勢にさらされ、側面を取られないように延翼するが早く来てくれと援軍を待つが時間の問題状態。
南軍のチットはタイミング良くやってきて今まさに反撃に出ようとするタイラー師団の出鼻を挫き、タイラー師団を押し込めはじめた。
妨害するはずの勝利条件ヘックスへの侵入も許し、更には自らが確保しているストーンブリッジまでもが分断されてしまった。
延翼したのが仇になってしまった。おとなしくストーンブリッジを中心に固めとければ、損害こそは出たかもしれないが北からやってくる北軍増援部隊に側背を晒しかねないのであまり真面目な攻撃はできないかもしれなかった。
しかし覆水盆に返らずだ。一からやり直しとなった。
北からやってきたハンターとハインツェルマンの両師団(第2第3師団)はようやく前線に加入できた。
実は一手違いで南軍の方が先に動いて勝利条件ヘクスのヘンリーハウスの防備を固めてしまった。ヘンリーハウスの南軍部隊を叩き出すことに成功できれば至近にあるヘンリーハウスのヘックスや側面からグルッと回り込んでの攻撃が可能になるので、
まだ勝敗の行方はわからなかった。残念ながらガチで固められたところに対する攻撃となってしまったので北軍の屍山血河となってしまいもはや挽回の目は無いのでこの辺で終わることにした。
Drive on Pyongyang(Modern War誌#5)
最近は気がついたらウォーゲーム雑誌が往年より多くなっているんじゃあ無いかって言うぐらいにたくさんある。さすがにあれもこれも定期購読したりフォローしていると身が持たなくなるので興味深そうなゲームをピックアップして購入するという当たり前な方向になりつつある。
今回のModern War誌は現代近未来戦争専門のウォーゲームマガジンでネタはあるのかなと心配していたけど順調に出ているので杞憂にすぎないのだろう。
今回のテーマは第2次朝鮮戦争を扱うドライブ・オン・ピョンヤンだ。従来の第2次朝鮮戦争が北朝鮮の暴発などで開始されるパターンが多かったがこちらは連合国軍側からスタ-トを切るタイプだ。故にマップは38度線付近から北側が主な作戦地域で、韓国側と言えば38度線およびソウルがちょろっと入っているだけであくまでも北朝鮮解放戦争であるようだ。
ゲームターンは多国籍軍ターン、北朝鮮軍ターンの順番で行うそれぞれのターンは移動、戦闘という単純なモノだが、多国籍軍は戦術的な柔軟性があるためか移動と戦闘をどちらを先にプレイする決められる。双方の軍共に移動と戦闘の他に特殊なフェイズがあって、休憩を取らねばならい多国籍軍はそれ関連の構成フェイズが、北朝鮮軍はエシュロンフェイズなる機甲予備による移動戦闘フェイズがある。。
勝利条件はメディアパーセプションポイント(MePPs)という世論ポイントのようなモノが0になる前に北朝鮮を崩壊させなければならない。このポイントは多国籍軍の損害や攻撃の成否、北朝鮮軍の攻撃の成否や都市の奪還、NATOの奪還、時間の経過、スカッド、WMDの残存などによって減少する。0になると多国籍軍は敗北だが、それまでに北朝鮮を崩壊させれば勝利する。北朝鮮の崩壊の判定は都市の占領にあり各ターンごとに定められた条件をクリヤーできれば勝利する。
配置の関係でスカッドは前のめりに置かれるので部隊配置を度々のようにするか悩んだ。部隊を国内広範囲にばらまき都市を拠点防衛、遅滞戦術を採るか、なるべく前線に防衛ラインを引きそこで出血を誘って機動防御できる部隊はこれに反撃を画策するという風な選択肢があり、結局後者を選んだ。本ゲームではZOCが無い上に北朝鮮軍は補給と移動時の地形修正が無いからだ。
一見制限が多い多国籍軍が不利で北朝鮮軍が有利に見えるかもしれないが、そこは元々の戦力が強大な多国籍軍が、10ヘックス先から戦力を支援したり包囲攻撃(2シフト)が成立したりネットセントリック戦術を使用して自らの消耗を押さえて相手を一網打尽できる可能性のあるCRTが使用できたりと単純に特性を駆使して正面からぶつかり合うと北朝鮮軍はあっと言う間に消滅する。
果たしてゲームでは筆者が北朝鮮軍をプレイした。さすがにZOCなし移動コストが最小限の北朝鮮軍の動きには多国籍軍といえども翻弄されるようだ。を
それでもネットセントリック、空中機動、航空補給、包囲攻撃など大いに活用する多国籍軍によって前線の北朝鮮軍は次々と屠られてゆく。韓国軍主体となる山地は米軍ほどのパワーは無いので所定の計画よりあまり進んでいないがそれでも側面に回り始めてきた。米軍は言うまでも無く平地を主戦場となっているので前線の北朝鮮軍を消滅させ、更に次への突破を図ろうとしている。MePPsは順調に減りつつあるが0になる目にこちらが消滅するんじゃあ無いかなと言う考えが頭をよぎる。やはりもっと大胆に後退配備の方が良かったかな?あるいはもっときめ細かい濃淡を付けた配置の方が良かったかなと悩んでしまった。
北朝鮮軍虎の子のは機動反撃部隊は平壌付近に待機であったので、前線追及にはまだ時間がかかるようだ。できれば敵が突出したりよもやのダメージで戦力を落としてしまったときが一番美味しい。
残念ながら機動反撃部隊が本格的に米軍に反撃をかけるところで時間が来てしまったのでお開きとなったが、各軍の特徴を大胆な処理で表しているところに興味を持った。
最後までプレイできなかったがもう一度プレイしてみたいなあと思った次第。
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