11月犬鳴会(2013年)
10月末日。筆者は東京で開催されるビッグイベント猿遊会に参加することを夢見ていた。その主催者たるたかさわさんとも京都でお目にかかっていたので次は去年に続いて参加するぞ-と触れ回っていたが、あの時から一年えらい周りの状況が変わってしまって資金繰りに難儀することになってしまった。もちろんそれだけで無いけど様々な理由をして参加を断念せざるを得なかった。
そんな失意な日々を送るある日、ウォーゲーマーSNS、マストアタックのメッセに怪文書が送られてきた。さらにはマストアタックの日記だのTwitterだのにチョロチョロッと情報が漏れ伝えられた。
もちろん怪しい情報では無くて筆者がたまたまメッセなどを見たときにベロ酔いだったためにそう思っただけで、実はまっとうなゲーム会開催のお知らせだった。
どうやら要約すると東で猿遊会があるなら、同じ日にこっちでもゲーム会するよって言うことで、東が猿なら西は犬と言うことで犬鳴会というネーミングだった。最初聞いた時は猿遊会に行けない方々が負け犬の遠吠え的にするゲーム会だ!ってどんなネガティブな受け取り方してんねんという自分ツッコミをするけど、そうではなくて近くに犬鳴温泉があるのでそこから拝借したというのもある(もちろんそれを聞いたTORO氏は桃太郎の本場岡山在住であるのでじゃあこちらは雉飛びですねというのもあった)。
と言うわけでこんなええ話を誰かに伝えなければならないので王様の耳はロバの耳っていうことで我らのゲーム会界隈で呼べそうな方々をピックアップした。
何人か思い当たったけど2日間にわたって戦える90年代のビジネスマンみたいな方は居られず、前回の山科会EXでコンタクトできなかったTORO氏をダメ元で誘ってみた。
「ぜひ!」
と言うわけで犬鳴会に参加することに相成った。
ところで、筆者が犬鳴会の会場に誘われたのは実は一度では無かった、以前M永氏より誘われたことがあってその時は行けなかったのだがそれからずーっと行ってみたかった自宅会の一つだった。
なんと言ってもさばげ隊長の膨大な(ゲーム以外の)コレクションを拝見(拝観)するのも目的だ。ようやく達成できる!と小躍りして筆者はゲームバッグを抱えてJRに飛び乗った。
そんな失意な日々を送るある日、ウォーゲーマーSNS、マストアタックのメッセに怪文書が送られてきた。さらにはマストアタックの日記だのTwitterだのにチョロチョロッと情報が漏れ伝えられた。
もちろん怪しい情報では無くて筆者がたまたまメッセなどを見たときにベロ酔いだったためにそう思っただけで、実はまっとうなゲーム会開催のお知らせだった。
どうやら要約すると東で猿遊会があるなら、同じ日にこっちでもゲーム会するよって言うことで、東が猿なら西は犬と言うことで犬鳴会というネーミングだった。最初聞いた時は猿遊会に行けない方々が負け犬の遠吠え的にするゲーム会だ!ってどんなネガティブな受け取り方してんねんという自分ツッコミをするけど、そうではなくて近くに犬鳴温泉があるのでそこから拝借したというのもある(もちろんそれを聞いたTORO氏は桃太郎の本場岡山在住であるのでじゃあこちらは雉飛びですねというのもあった)。
と言うわけでこんなええ話を誰かに伝えなければならないので王様の耳はロバの耳っていうことで我らのゲーム会界隈で呼べそうな方々をピックアップした。
何人か思い当たったけど2日間にわたって戦える90年代のビジネスマンみたいな方は居られず、前回の山科会EXでコンタクトできなかったTORO氏をダメ元で誘ってみた。
「ぜひ!」
と言うわけで犬鳴会に参加することに相成った。
ところで、筆者が犬鳴会の会場に誘われたのは実は一度では無かった、以前M永氏より誘われたことがあってその時は行けなかったのだがそれからずーっと行ってみたかった自宅会の一つだった。
なんと言ってもさばげ隊長の膨大な(ゲーム以外の)コレクションを拝見(拝観)するのも目的だ。ようやく達成できる!と小躍りして筆者はゲームバッグを抱えてJRに飛び乗った。
Nomonhan(World at War#32)
何だかんだ言って我が家から会場まではおおよそ2時間かかる行程となる。さっそくさばげ隊長家に到着すると、家屋の奥からウンウン呻ったりガラガラとなにやら堅いモノが転がる音がしている。一通りのご挨拶を終えた後皆様とご面会。
ソロモンだったりファイティングファルコンだったりが広げられてプレイされていた。途中参加となった乃公は一番手前で明らかに海外ゲームを広げているTOROさんとプレイすることになった。何でも到着での間さばげ隊長とプレイしている途中という。それを引き継いでの戦いとなる。
状況を見るとあちこちの守備隊は孤立し、満州軍も逃散したとの報告を受けた。今まさにソ連軍の攻勢を受けるところとのことで緊張の一瞬だ。
この状況に耐えるにはアルコールの力を借りるしかない。
グビグビ
プハァー
昼日中からの一杯は背徳感に溢れているがこの上ない気持ちよさだ。対するTOROさんも琥珀色のグラスを傾けている。
「さあ、諸君行くぞ!」
俺の戦争は今始まった。
もう少しよく見ると浸透を受けて孤立無援に見える我が軍だが防御地点の兵力をかき集めるととりあえず突出せる敵に対して一泡吹かせることは可能なようだ。
我が軍のよもやの積極的果敢な反撃の前に敵の出鼻を挫く。さらに増援の兵力を合わせてソ連軍の各個撃破するに及んだ。潮を引くように去って行くソ連軍。
ハルハ河を越える!
このようなことがまさかできようとは...
もちろんこれにはワケがあってこのゲームには増援やらイベントなどが起きるキャンペーンチットというものがあって、毎ターン指揮統制レベル分引ける。その中に自ら退却する権利を放棄することで戦闘結果表を有利に1列操作できる万歳突撃チットなるものがあってそれが結構な頻度引かれていたからだ。
チットはいくらでもホールドできるがたくさんあると使ってみたくなるのが人の性。それがなんのなんの全てが有利に炸裂してマップ上からソ連軍を駆逐してしまったわけだ。
そして眼前には薄い戦線のソ連軍。弱体化しているソ連軍を目の前に何を躊躇することがあるだろうか。
我が軍は出血を伴いつつ司令部をコマツ高地に追い詰める
おお!日本軍がハルハ河を越えているぞ!一部で歓声が起きたがこの時筆者はすでに冷静な判断力を失っていた。
攻勢に出ていたソ連軍を指揮官(プレーヤー)が替わったとたんに反撃に打って出てあまりに調子よくソ連軍を押し返してしまったことから脳内では東部戦線に着任するモーデルの逸話を脳裏に描きながらウットリとしていたわけだ。
このコマツ高地に追い詰めたソ連軍を一掃することができればノモンハンは日本軍の圧勝と言っていいだろう。
今度は奉天入城を果たす大山元帥のような栄誉礼を思い浮かべながらやっぱり頭は明後日の方へ行っていたわけだ。
コマツ高地を屠ることができれば勝利条件のノモンハン含む7つの目標ヘックスを達成できるのだ。
これまでの戦いで我が軍の損害も大きい。しかし我が軍が苦しい以上に敵軍も我より苦しいはずだ。
目標ヘックスは山地で地形が厳しいが万歳突撃で何とか駆逐できるだろう。
しかし
しかし
万歳突撃ででまさかのAE。
なんと効果なしのCONTとか相互損害のブラッディバスがAEないしDEになるのであった。これにてユニットをつぎ込んで一気呵成として突撃した日本軍は消滅した。
その時ちょうど飲み物を買いに行ってらした中黒さん達が帰ってきてマップをのぞき込んで「コマツ高地どうなりました?」
「日本軍が消滅しました」
「ええ!」
と言うわけで爆笑の山あり谷ありの展開で閉幕したが、中々自由度の高い振り幅の大きいノモンハンなのでコマンド誌のノモンハンと共にプレイし比べてみるのも悪くない。
ちなみに本ゲームはキャンペーンチットの他に兵站ユニットありユニットの再建可能、空軍の任務別航空作戦トあり、ダブルインパルス、強ZOCマスタアタック、日本軍は浸透と称してZOCを無視できたり、強襲と突撃の2種類のCRT、司令部の制約を受ける等々色々なエッセンスが組み合わさっているゲームで、Wold At War誌の付録ゲームでもパシフィックバトルズシリーズの1作として(1作目はガダルカナル)出版されている。
機会があれば再戦する予定にしている。
対戦して下さったTOROさんのブログには詳細な記事があるのでこちらも参照して下さい。
さて我々の爆笑デスマッチの横ではINBさんとAMIさん、いちねんせいさんによるファイティングファルコンのプレイが行われていた。横でチラチラ見ていたけどかなり簡単な部類の空戦ゲームで見ているとやはりプレイしたくなった。そう言えば本作はかのtakobaさんも推しておられたのを思い出してそれが再販されるとはこの界隈も裾野が広がったのかな。
また奥では珊瑚海キャンペーンがプレイされていた。こちらはスペインのゲーム会社による第三者視点の珊瑚海キャンペーン(と言うよりソロモンキャンペーン)。こちらは空母戦ゲームと勘違いされているかもしれないけど立派な作戦級ゲーム。
コブラ作戦(SLGamer VOL10)
さて1戦終えた我々はさばげ隊長のコレクションを拝むため(酔いも覚ますため)ちょっとドロップアウト。さすがさばげ隊長と言うだけあってかなりのコレクションだ。もちろんそのコレクションの前には中黒さんが置いていったとされるゲームのコレクションもなんと隙の無いことかと驚いてしまった。
次に我々がプレイしたのはさばげ隊長所持のSLGamer誌のコブラ作戦。こちらは筆者所持していない(多分)のでルールはなんとさばげ隊長インスト!!
しかしお互い酩酊気味であるので我が米軍はドイツ軍を押すに押すがあともう一歩のところで突破ならず!何かルールを間違っていたみたいですがさばげ隊長とゲームするとなぜか楽しいんだよなあ。
ぱんつぁーふぉー!(国際通信社出版予定)
美味しい鍋料理を堪能しながら夜は更けてゆく。確か記憶するところに拠ると日本酒鍋だったような気がする。メチャメチャ旨かったと記憶するが確かな記憶は残っていない。要はかなりの酒量をつぎ込んでいるのでワケわかめ状態。
ちょこっと落ち着いたところで少し前に話題に上った戦車道アニメのガールズ&パンツァー(ガルパン)を扱った戦車戦ゲームが試作途上であるのでプレイに参加しませんかと言うことで二つ返事で参加。成り行き上さばげ家との面々と、ガルパンをすると言うことになった。
主としてプレイするのは娘さん(ミホって名前だって聞いて更にビックリ!)アドバイスに奥さん、ヤジ係がさばげ隊長。
インストは当然いちねんせいさんが行い軽くウォーミングアップこなした後に本戦となった。
筆者は遠慮してダージリンチームでさばげ隊長ファミリー(大洗女子)と戦うことになった。一応テストマップであるので視覚的には大洗の町並みとは思えないがここは脳内シミュレーションで大幅補正だ。ユニットは上面図であるので
筆者は相手が相手だけに大きく出た。
負けたら相手のゲーム会支部を一ヶ月名乗ると言う看板を掛けた戦いが行われた。
しかし!我がダージリンチームは格言を発することなく地の利のある大洗女子の浸透攻撃の前に為す術なく、戦争を教えてやる!の名言も出ることなく最後は三突に串刺しさてれあえなく大洗の町に散ってしまった。
山科会は和泉歴史研究会に併合されやした(泣)
なぜか女子には弱いぐちーずなのでした。
まだ試作中とはあれプレイさせて貰ったことは非常に嬉しかった。プレイ中にあの戦いが蘇ってくるようで二度美味しいです。秋山殿の解説も入っているよ!
ワールドタンクバトルズ
朝が来た。朝が来ているから生きているのだろう。ではなくてウォーゲーマー雑魚寝(あ、一応布団は引いてあります)という初の体験に感慨深いものがある。
昨日は何時まで起きていたのかわからないが、とりあえず二日酔いはならなかったようだ。皆で布団を片付け朝食を取り、一度退出したTOROさんに連絡を入れ出てきたのが日本酒の古酒。
え!朝からですか!
グビグビ
そんなこんなでウダウダしつつ次にプレイしたのはワールドタンクバトルズ。実はTOROさんと示し合わせてミニチュア類は私が用意していたので
朝から参加の麦さん、TOROさん、さばげ隊長で4人戦をすることになった。チームはさばげ隊長と私がソ連軍で、TOROさんと麦さんがドイツ軍でプレイすることになった。
気が大きくなっている我々は相手にエレファント使わしてしまうという失策。
T34-76Dを走らせるさばげ隊長は我がKV-1を随伴しつつ突進。これは最も強力なエレファントを始末しておかないとやっかいであったため。
しかし突進してエレファントに有効打を与えたかと思ったら麦さんの3号突撃砲のヘッドショットでさばげ隊長のT34は鉄屑に。相手の死角をつきつつエレファントを撃破したもののあと少し旋回が間に合わず後回しにした三突の麦さんにやられちゃいました。
しかし楽しかった。宿泊付きのゲーム会と言えば遙か昔にオペレーションタイフーンをした以来で、何とも懐かしいそして熱気のある会合だった。
筆者、ブログでは山科会で鬼のようにゲームを早回ししているけど、外に出たらゆったりと構えるようにしている。あんまり外に出てプレイバリューとか気にしだすとキリがないからだ。それよりはそういうポテンシャルを持っていると言うことは重々承知だろうから会のテンポに合わせて臨機応変な対応するのがいいんじゃあないかなと思っている。
ともかく犬鳴会に初めて参加してゲーム&アルコールの2日間であった。受け入れて下さった皆様ならびにさばげ隊長一家には感謝しても感謝しきれない。また開催されることがあったら「いざ犬鳴へ!」の精神で」是非とも参陣するゆえ。
何だかんだ言って我が家から会場まではおおよそ2時間かかる行程となる。さっそくさばげ隊長家に到着すると、家屋の奥からウンウン呻ったりガラガラとなにやら堅いモノが転がる音がしている。一通りのご挨拶を終えた後皆様とご面会。
ソロモンだったりファイティングファルコンだったりが広げられてプレイされていた。途中参加となった乃公は一番手前で明らかに海外ゲームを広げているTOROさんとプレイすることになった。何でも到着での間さばげ隊長とプレイしている途中という。それを引き継いでの戦いとなる。
状況を見るとあちこちの守備隊は孤立し、満州軍も逃散したとの報告を受けた。今まさにソ連軍の攻勢を受けるところとのことで緊張の一瞬だ。
この状況に耐えるにはアルコールの力を借りるしかない。
グビグビ
プハァー
昼日中からの一杯は背徳感に溢れているがこの上ない気持ちよさだ。対するTOROさんも琥珀色のグラスを傾けている。
「さあ、諸君行くぞ!」
俺の戦争は今始まった。
もう少しよく見ると浸透を受けて孤立無援に見える我が軍だが防御地点の兵力をかき集めるととりあえず突出せる敵に対して一泡吹かせることは可能なようだ。
我が軍のよもやの積極的果敢な反撃の前に敵の出鼻を挫く。さらに増援の兵力を合わせてソ連軍の各個撃破するに及んだ。潮を引くように去って行くソ連軍。
ハルハ河を越える!
このようなことがまさかできようとは...
もちろんこれにはワケがあってこのゲームには増援やらイベントなどが起きるキャンペーンチットというものがあって、毎ターン指揮統制レベル分引ける。その中に自ら退却する権利を放棄することで戦闘結果表を有利に1列操作できる万歳突撃チットなるものがあってそれが結構な頻度引かれていたからだ。
チットはいくらでもホールドできるがたくさんあると使ってみたくなるのが人の性。それがなんのなんの全てが有利に炸裂してマップ上からソ連軍を駆逐してしまったわけだ。
そして眼前には薄い戦線のソ連軍。弱体化しているソ連軍を目の前に何を躊躇することがあるだろうか。
我が軍は出血を伴いつつ司令部をコマツ高地に追い詰める
おお!日本軍がハルハ河を越えているぞ!一部で歓声が起きたがこの時筆者はすでに冷静な判断力を失っていた。
攻勢に出ていたソ連軍を指揮官(プレーヤー)が替わったとたんに反撃に打って出てあまりに調子よくソ連軍を押し返してしまったことから脳内では東部戦線に着任するモーデルの逸話を脳裏に描きながらウットリとしていたわけだ。
このコマツ高地に追い詰めたソ連軍を一掃することができればノモンハンは日本軍の圧勝と言っていいだろう。
今度は奉天入城を果たす大山元帥のような栄誉礼を思い浮かべながらやっぱり頭は明後日の方へ行っていたわけだ。
コマツ高地を屠ることができれば勝利条件のノモンハン含む7つの目標ヘックスを達成できるのだ。
これまでの戦いで我が軍の損害も大きい。しかし我が軍が苦しい以上に敵軍も我より苦しいはずだ。
目標ヘックスは山地で地形が厳しいが万歳突撃で何とか駆逐できるだろう。
しかし
しかし
万歳突撃ででまさかのAE。
なんと効果なしのCONTとか相互損害のブラッディバスがAEないしDEになるのであった。これにてユニットをつぎ込んで一気呵成として突撃した日本軍は消滅した。
その時ちょうど飲み物を買いに行ってらした中黒さん達が帰ってきてマップをのぞき込んで「コマツ高地どうなりました?」
「日本軍が消滅しました」
「ええ!」
と言うわけで爆笑の山あり谷ありの展開で閉幕したが、中々自由度の高い振り幅の大きいノモンハンなのでコマンド誌のノモンハンと共にプレイし比べてみるのも悪くない。
ちなみに本ゲームはキャンペーンチットの他に兵站ユニットありユニットの再建可能、空軍の任務別航空作戦トあり、ダブルインパルス、強ZOCマスタアタック、日本軍は浸透と称してZOCを無視できたり、強襲と突撃の2種類のCRT、司令部の制約を受ける等々色々なエッセンスが組み合わさっているゲームで、Wold At War誌の付録ゲームでもパシフィックバトルズシリーズの1作として(1作目はガダルカナル)出版されている。
機会があれば再戦する予定にしている。
対戦して下さったTOROさんのブログには詳細な記事があるのでこちらも参照して下さい。
さて我々の爆笑デスマッチの横ではINBさんとAMIさん、いちねんせいさんによるファイティングファルコンのプレイが行われていた。横でチラチラ見ていたけどかなり簡単な部類の空戦ゲームで見ているとやはりプレイしたくなった。そう言えば本作はかのtakobaさんも推しておられたのを思い出してそれが再販されるとはこの界隈も裾野が広がったのかな。
また奥では珊瑚海キャンペーンがプレイされていた。こちらはスペインのゲーム会社による第三者視点の珊瑚海キャンペーン(と言うよりソロモンキャンペーン)。こちらは空母戦ゲームと勘違いされているかもしれないけど立派な作戦級ゲーム。
コブラ作戦(SLGamer VOL10)
さて1戦終えた我々はさばげ隊長のコレクションを拝むため(酔いも覚ますため)ちょっとドロップアウト。さすがさばげ隊長と言うだけあってかなりのコレクションだ。もちろんそのコレクションの前には中黒さんが置いていったとされるゲームのコレクションもなんと隙の無いことかと驚いてしまった。
次に我々がプレイしたのはさばげ隊長所持のSLGamer誌のコブラ作戦。こちらは筆者所持していない(多分)のでルールはなんとさばげ隊長インスト!!
しかしお互い酩酊気味であるので我が米軍はドイツ軍を押すに押すがあともう一歩のところで突破ならず!何かルールを間違っていたみたいですがさばげ隊長とゲームするとなぜか楽しいんだよなあ。
ぱんつぁーふぉー!(国際通信社出版予定)
美味しい鍋料理を堪能しながら夜は更けてゆく。確か記憶するところに拠ると日本酒鍋だったような気がする。メチャメチャ旨かったと記憶するが確かな記憶は残っていない。要はかなりの酒量をつぎ込んでいるのでワケわかめ状態。
ちょこっと落ち着いたところで少し前に話題に上った戦車道アニメのガールズ&パンツァー(ガルパン)を扱った戦車戦ゲームが試作途上であるのでプレイに参加しませんかと言うことで二つ返事で参加。成り行き上さばげ家との面々と、ガルパンをすると言うことになった。
主としてプレイするのは娘さん(ミホって名前だって聞いて更にビックリ!)アドバイスに奥さん、ヤジ係がさばげ隊長。
インストは当然いちねんせいさんが行い軽くウォーミングアップこなした後に本戦となった。
筆者は遠慮してダージリンチームでさばげ隊長ファミリー(大洗女子)と戦うことになった。一応テストマップであるので視覚的には大洗の町並みとは思えないがここは脳内シミュレーションで大幅補正だ。ユニットは上面図であるので
筆者は相手が相手だけに大きく出た。
負けたら相手のゲーム会支部を一ヶ月名乗ると言う看板を掛けた戦いが行われた。
しかし!我がダージリンチームは格言を発することなく地の利のある大洗女子の浸透攻撃の前に為す術なく、戦争を教えてやる!の名言も出ることなく最後は三突に串刺しさてれあえなく大洗の町に散ってしまった。
山科会は和泉歴史研究会に併合されやした(泣)
なぜか女子には弱いぐちーずなのでした。
まだ試作中とはあれプレイさせて貰ったことは非常に嬉しかった。プレイ中にあの戦いが蘇ってくるようで二度美味しいです。秋山殿の解説も入っているよ!
ワールドタンクバトルズ
朝が来た。朝が来ているから生きているのだろう。ではなくてウォーゲーマー雑魚寝(あ、一応布団は引いてあります)という初の体験に感慨深いものがある。
昨日は何時まで起きていたのかわからないが、とりあえず二日酔いはならなかったようだ。皆で布団を片付け朝食を取り、一度退出したTOROさんに連絡を入れ出てきたのが日本酒の古酒。
え!朝からですか!
グビグビ
そんなこんなでウダウダしつつ次にプレイしたのはワールドタンクバトルズ。実はTOROさんと示し合わせてミニチュア類は私が用意していたので
朝から参加の麦さん、TOROさん、さばげ隊長で4人戦をすることになった。チームはさばげ隊長と私がソ連軍で、TOROさんと麦さんがドイツ軍でプレイすることになった。
気が大きくなっている我々は相手にエレファント使わしてしまうという失策。
T34-76Dを走らせるさばげ隊長は我がKV-1を随伴しつつ突進。これは最も強力なエレファントを始末しておかないとやっかいであったため。
しかし突進してエレファントに有効打を与えたかと思ったら麦さんの3号突撃砲のヘッドショットでさばげ隊長のT34は鉄屑に。相手の死角をつきつつエレファントを撃破したもののあと少し旋回が間に合わず後回しにした三突の麦さんにやられちゃいました。
しかし楽しかった。宿泊付きのゲーム会と言えば遙か昔にオペレーションタイフーンをした以来で、何とも懐かしいそして熱気のある会合だった。
筆者、ブログでは山科会で鬼のようにゲームを早回ししているけど、外に出たらゆったりと構えるようにしている。あんまり外に出てプレイバリューとか気にしだすとキリがないからだ。それよりはそういうポテンシャルを持っていると言うことは重々承知だろうから会のテンポに合わせて臨機応変な対応するのがいいんじゃあないかなと思っている。
ともかく犬鳴会に初めて参加してゲーム&アルコールの2日間であった。受け入れて下さった皆様ならびにさばげ隊長一家には感謝しても感謝しきれない。また開催されることがあったら「いざ犬鳴へ!」の精神で」是非とも参陣するゆえ。
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