1月和泉歴史ゲーム研究会(2014年)
WEBで情報を集めていると時々とんでもなく古い情報に突き当たったり、できたてほやほやの情報に接したりすることがある。最近などはブログだけでなくミニブログとかマイクロブログと言われるつぶやき系であったりするSNSよりもたらされる情報で時々とって出しの情報が得られることがある。
今回、国際通信社の中黒さんがこのゲームにツイートかブログで触れておられていて、今度の和泉歴史ゲーム研究会でプレイすると聞いて俄然興味が増し、見に行きたい!と考えるようになって早駆けで現地に飛び込んだ。
今回、国際通信社の中黒さんがこのゲームにツイートかブログで触れておられていて、今度の和泉歴史ゲーム研究会でプレイすると聞いて俄然興味が増し、見に行きたい!と考えるようになって早駆けで現地に飛び込んだ。
Ghost Panzer(WORTHINGTON PUBLISHING)
以前より気になっているメーカーって言うのはなんやかんやあって、それはそのメーカーの出す独特のオーラが引きつけると言うことも多々ある。
GMTやMMPクラスになってくるとある程度の安定感があるのでそうでも無いけど、筆者がよくプレイするLNLであったり今回のWORTHINGTON GAMESなんかも独特のオーラを出しているのではないだろうか。
LNLであればほとんど戦術級のみと言う異彩さもあるけど今回のWORTHINGTON GAMESに至ってはベトナム戦争、カエサルのガリア戦役を扱うもの等戦略級であったり、HOLD the LINEやGETTYSBURG150のように会戦レベルのものもあるし、Anzio-CassinoやBlood & Sandのように作戦級ゲームもある。どのジャンルも隙なくというわけではないが、そこそこのストライクゾーンでもある。
そんな中にBand-Brothers:Screaming-Eaglesと言う作品に注目していた。と言うのもこのゲームもASLやASL-SKとは一線を画す分隊戦術級ゲームで最近流行のシンプルな戦術級の一派に属する。
残念ながらBand-Brothers:Screaming-Eaglesは版元で既に2度目のバックオーダー状態で手に入れられないが、続編のGhost Panzerは直販ながら今でも入手できる。
どうしても本邦ではSL/ASLラインのユーザーが多くてこの手のゲームはあまり見向きもされないけど、様々なアプローチで事象を表現するのは面白いので最近のこの手の戦術級は注目している。
今回のGhost Panzerは1941年~1943年の独第11装甲師団の戦いをテーマにしている。Band-Brothers:Screaming-Eaglesの方は米第101空挺師団のD-DAYからバルジの戦いをテーマにしていて分隊戦術級では珍しいフォーメーションテーマのゲームとも言える。

さすがに注目度の高い方の前情報だったためかテーブルの一角はこのゲームのために占拠され、数多くのゲーターが囲んでいた。筆者は遅れて現地に到着していたので既に何戦かプレイされていて、筆者も体験プレイすることになった。
プレイしたのはGhost Panzerの導入シナリオであるInfantory Trainining Scenario -Take A Buildingだ。ドイツ軍が守る村にソ連軍が攻略しかけているというシチュエーションはスコードリーダーの親衛赤軍の反撃と似ていて思わず微笑んでしまう。スコードリーダーでは1942年スターリングラードの6月の戦いだったけど、こちらは1943年7月のとある町の争奪戦だ。
大まかのシステムは中黒さんのブログに詳しい。作戦レンジ分のユニットを交互に動かしてことあるごとにモラルチェックで成否を決定し行動する。
今回は中黒さんのインストのもと先にゲームをプレイしてあらかたご存じのかう゛ーるさんの助言を受けつつプレイした。対戦相手は既に缶チューハイを空けているさばげ隊長。同じくハイボール缶を支給されるが9%…
毎度の事ながらアジ演説から始まりカウンターアジで始まる。さばげ隊長は襲いかかる無慈悲なソ連軍、筆者は善良なドイツ軍。外線vs内線というわかりやすいシチュエーションな上に親衛赤軍の反撃ライクな設定に思わずニヤリとする。お互いHMGで支援されているのがなんともだ。

シナリオの勝敗はソ連軍がゲーム終了に中央部の建物からドイツ軍を駆逐すれば勝利する。
ゲームの展開は序盤は射撃戦で中央部のドイツ軍に射撃を集中させるも中々打撃を与えられず、逆に隣接するドイツ軍の銃火によって火力網の一角が崩される。
これはシナリオエンドまで堂々巡りとなりそうだったのでそれぞれ射撃を集中させ、支援砲火を沈黙させてからソ連軍お得意の格闘戦に巻き込もうと策してきた。
我が軍危うし!
しかし突撃するソ連軍は開豁地で混乱し、更にモラルチェックに失敗したりしたので突撃部隊が次々と失われる。それでも損害度外視でヒューマンウェーブをかけてくるソ連軍に一時期は建物の一角に取り付かれたが、遊兵となりつつあった地区からの兵力移動が成功してシナリオエンドまで建物の保持に成功することが出来たのだった。

中々面白い。モラルチェックで実際に動けるタイミングが変わってしまったり、ケースによっては使用する射撃力やモラルのチェック欄が変化するのはユニークだと感じた。最初はユニットは大きめ、ヘックスも大きめだったのでコンバットコマンダーや、コンクリフト・オブ・ヒーローズに似た箱空けておよよ感があるけど、プレイしてみると前者2つのゲームに並ぶほどユニークで面白かった。
今回簡単な歩兵戦闘だけだったけど、戦車や支援砲火などが加わるとどのような戦場の顔になるのか判らないので機会があればプレイしたいところ(誰ともなく何となくのお願い)。
何故かさばげ隊長とプレイすると右手に握りしめたアルコールの入った缶が蒸発して熱くなっている。天使の分け前にしては多すぎるので更にいただき(あ、ありがとうございます)頭の中で本ゲームを反芻し堪能した。
同時間帯に戦車の出てくるシナリオを翔鶴さん達がプレイしていた、ヘックス径大きなマップで戦車戦がどう機能するか興味あったので残念ながらこちらは拝見できなかった。
しばしの休憩のあと、お隣のテーブルではえらい大盛り上がりのVictory at Seaが戦われていた。熱い激しい戦いに息の長いゲームの奥深さを思い知らされた。

SSバルジ(翔企画/国際通信社)
続けて筆者は何かゲームできないかなあと思っていたらお隣でVictory at Seaを戦われている会長のさばげ隊長がパッと気がつかれて、本ゲームをプレイすることになった。筆者は過去にプレイありだが対するOさんは初めてのようだった。とんでもなく久しぶりなのでインストプレイと言うよりはこちらもえーっとなんだっけ?とルルブを引っ張り出して数度のリセットを繰り返してプレイにこぎ着けた。

プレイしている内に勘所を思い出した筆者は早期に反撃を策する連合軍に容赦ない攻撃をする。早期に反撃してきた連合軍の側面から突破して背後に回り込み次々と米軍師団を撃破し、来援の英軍も吞み込んで気が付けば中央部、北部にて突破が成立し、ミューズ河まで押し渡ることに成功した。
今回も楽しかった。楽しい時間を提供して下さった皆様にお礼申し上げます。
以前より気になっているメーカーって言うのはなんやかんやあって、それはそのメーカーの出す独特のオーラが引きつけると言うことも多々ある。
GMTやMMPクラスになってくるとある程度の安定感があるのでそうでも無いけど、筆者がよくプレイするLNLであったり今回のWORTHINGTON GAMESなんかも独特のオーラを出しているのではないだろうか。
LNLであればほとんど戦術級のみと言う異彩さもあるけど今回のWORTHINGTON GAMESに至ってはベトナム戦争、カエサルのガリア戦役を扱うもの等戦略級であったり、HOLD the LINEやGETTYSBURG150のように会戦レベルのものもあるし、Anzio-CassinoやBlood & Sandのように作戦級ゲームもある。どのジャンルも隙なくというわけではないが、そこそこのストライクゾーンでもある。
そんな中にBand-Brothers:Screaming-Eaglesと言う作品に注目していた。と言うのもこのゲームもASLやASL-SKとは一線を画す分隊戦術級ゲームで最近流行のシンプルな戦術級の一派に属する。
残念ながらBand-Brothers:Screaming-Eaglesは版元で既に2度目のバックオーダー状態で手に入れられないが、続編のGhost Panzerは直販ながら今でも入手できる。
どうしても本邦ではSL/ASLラインのユーザーが多くてこの手のゲームはあまり見向きもされないけど、様々なアプローチで事象を表現するのは面白いので最近のこの手の戦術級は注目している。
今回のGhost Panzerは1941年~1943年の独第11装甲師団の戦いをテーマにしている。Band-Brothers:Screaming-Eaglesの方は米第101空挺師団のD-DAYからバルジの戦いをテーマにしていて分隊戦術級では珍しいフォーメーションテーマのゲームとも言える。

さすがに注目度の高い方の前情報だったためかテーブルの一角はこのゲームのために占拠され、数多くのゲーターが囲んでいた。筆者は遅れて現地に到着していたので既に何戦かプレイされていて、筆者も体験プレイすることになった。
プレイしたのはGhost Panzerの導入シナリオであるInfantory Trainining Scenario -Take A Buildingだ。ドイツ軍が守る村にソ連軍が攻略しかけているというシチュエーションはスコードリーダーの親衛赤軍の反撃と似ていて思わず微笑んでしまう。スコードリーダーでは1942年スターリングラードの6月の戦いだったけど、こちらは1943年7月のとある町の争奪戦だ。
大まかのシステムは中黒さんのブログに詳しい。作戦レンジ分のユニットを交互に動かしてことあるごとにモラルチェックで成否を決定し行動する。
今回は中黒さんのインストのもと先にゲームをプレイしてあらかたご存じのかう゛ーるさんの助言を受けつつプレイした。対戦相手は既に缶チューハイを空けているさばげ隊長。同じくハイボール缶を支給されるが9%…
毎度の事ながらアジ演説から始まりカウンターアジで始まる。さばげ隊長は襲いかかる無慈悲なソ連軍、筆者は

シナリオの勝敗はソ連軍がゲーム終了に中央部の建物からドイツ軍を駆逐すれば勝利する。
ゲームの展開は序盤は射撃戦で中央部のドイツ軍に射撃を集中させるも中々打撃を与えられず、逆に隣接するドイツ軍の銃火によって火力網の一角が崩される。
これはシナリオエンドまで堂々巡りとなりそうだったのでそれぞれ射撃を集中させ、支援砲火を沈黙させてからソ連軍お得意の格闘戦に巻き込もうと策してきた。
我が軍危うし!
しかし突撃するソ連軍は開豁地で混乱し、更にモラルチェックに失敗したりしたので突撃部隊が次々と失われる。それでも損害度外視でヒューマンウェーブをかけてくるソ連軍に一時期は建物の一角に取り付かれたが、遊兵となりつつあった地区からの兵力移動が成功してシナリオエンドまで建物の保持に成功することが出来たのだった。

中々面白い。モラルチェックで実際に動けるタイミングが変わってしまったり、ケースによっては使用する射撃力やモラルのチェック欄が変化するのはユニークだと感じた。最初はユニットは大きめ、ヘックスも大きめだったのでコンバットコマンダーや、コンクリフト・オブ・ヒーローズに似た箱空けておよよ感があるけど、プレイしてみると前者2つのゲームに並ぶほどユニークで面白かった。
今回簡単な歩兵戦闘だけだったけど、戦車や支援砲火などが加わるとどのような戦場の顔になるのか判らないので機会があればプレイしたいところ(誰ともなく何となくのお願い)。
何故かさばげ隊長とプレイすると右手に握りしめたアルコールの入った缶が蒸発して熱くなっている。天使の分け前にしては多すぎるので更にいただき(あ、ありがとうございます)頭の中で本ゲームを反芻し堪能した。
同時間帯に戦車の出てくるシナリオを翔鶴さん達がプレイしていた、ヘックス径大きなマップで戦車戦がどう機能するか興味あったので残念ながらこちらは拝見できなかった。
しばしの休憩のあと、お隣のテーブルではえらい大盛り上がりのVictory at Seaが戦われていた。熱い激しい戦いに息の長いゲームの奥深さを思い知らされた。

SSバルジ(翔企画/国際通信社)
続けて筆者は何かゲームできないかなあと思っていたらお隣でVictory at Seaを戦われている会長のさばげ隊長がパッと気がつかれて、本ゲームをプレイすることになった。筆者は過去にプレイありだが対するOさんは初めてのようだった。とんでもなく久しぶりなのでインストプレイと言うよりはこちらもえーっとなんだっけ?とルルブを引っ張り出して数度のリセットを繰り返してプレイにこぎ着けた。

プレイしている内に勘所を思い出した筆者は早期に反撃を策する連合軍に容赦ない攻撃をする。早期に反撃してきた連合軍の側面から突破して背後に回り込み次々と米軍師団を撃破し、来援の英軍も吞み込んで気が付けば中央部、北部にて突破が成立し、ミューズ河まで押し渡ることに成功した。
今回も楽しかった。楽しい時間を提供して下さった皆様にお礼申し上げます。
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コメント
この記事へのコメントは終了しました。
鯖様
コメントありがとうございます。
その節はお世話になりました。
また時間が空き次第参陣して酒・・いやゲームしに行きますのでよろしくお願いいたします。
投稿: ぐちーず | 2014/04/30 00:20
ぐちーず殿
その節はお世話になりました
おかげでこの日も楽しく飲め・・いや楽しく
ゲームできました。
又朝からやりましょう。
投稿: 鯖 | 2014/04/29 22:52