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1月山科会(2014年)

 新年最初の山科会だ。
 昨年はなんやかんや言って本拠本元の山科会の活動より、その他のサークルでも活動しているので、プレイの総量はそれほど変わっていないんじゃあないかな。
 山科会のいいところは普通のゲームサークルでやるようなトレンドに乗った、あるいは伝統的な定番ゲームをプレイできるだけでなく、実験的なゲームをプレイしたり、思いつきで暇な時間でプレイすると言うこともできるので非常に小回りが利くと言うことであろう。
 ただし、それは会代表の都合がつけば、なのでつかない時はこれはもはや待つの姿勢ではなくて、こっちから打って出てプレイしに行くことにしている。
 今回は何となく空いている時間が双方にあったのでゲームをすることにした。とは言え年末年始の関係であまり準備に時間をかけるほどの猶予はなかった。と言うわけでゲームバスケット内のゲーム群を一掴みしてゲームバッグに放り込んだ。
「彼らは来た」(ボンサイゲームズ)
 ヤマト2199の中でガミラスの名将ドメルとヤマトの名勝負「七色星団の決戦」を扱うゲーム。単純に劇中の再現を目指すだけでなく、ゲームとしてはドメルの率いる艦隊が劇中ベースのものの他に複数種の艦隊編成があってそれで単機突進してくるヤマトを迎え撃つというもの。

 今回は涙を呑んでドメル艦隊ではなくてヤマトの役。
 序盤はガミラス艦隊は艦隊チットで動いているのでどんな編成かわからないが、攻撃等を受けるとおおよその艦隊編成が判ってくるのでヤマト側はそれに応じて戦い方を求められる。
 ヤマト側は単騎とは言いつつ一番砲塔等兵装はマーカー化されていてそれが攻撃力となるので単騎と言っても優に数隻分の攻撃力を持っている。更には艦載機もあるので遠路攻撃力を含めると侮れない。
 逆に防御力はと言うとその兵装が防御力ともなっており、序盤は攻撃力防御力共に強力であったが戦闘を経るごとにその威力と耐久力が失われるというしびれるシステム。
 プレイは通常のドメル艦隊仕様でやって来たK中氏は艦載機の防御にもめげずにドメラーズ3世を先頭に突進。ヤマトの一番砲塔が沈黙したのを皮切りに南部君が頭を抱える中次々とヒットさせ、ヤマトを七色星団の海に沈めてしまった。

死中有活(ボンサイゲームズ)
次は死中活有のドメル役。
お互いガミラス、ヤマトを交互にプレイし、ヤマトと戦ったドメル、ぜーリックの2大軍との死中有活戦を楽しめる。
 もちろん途中でヤマトが沈むことがあってはならない。ヤマトを沈めた側がその後のガミラス陣営で幅を利かせるという、ガミラス本営内での権力闘争の戦いでもある。
 第1戦目は筆者がドメル、K中氏がヤマトとなった。ヤマトは撃沈されることなく盤端に突破すれば良い。
 ヤマトを捕捉するドメル艦隊。
 しかし、もう一手足りずに痛打を浴びせられないし捕捉しきれない。
 うーんとかあーっとかやっていると気が付くとヤマトは悠々と通り抜けていった。

あっけなく突破されてしまったので次いでこちらがぜーリックを突破することになる。
あれ?
数多くね?
広大な宇宙空間には先ほどとは違う大量の大艦隊がこちらを待ち受けていた。
正々堂々と正面突破を図るのが筋だろうが、ここはこそこそと薄いところを探す。
「こそこそ作戦発動です!」
(あれ?物語が違う)

で、ヤマト役になるけど雲霞の如く押し寄せるぜ-リック艦隊に劇中の「死中に活路を見いだし・・・」
「食い破れ!」
の2セリフが頭を反芻している。
考えるんじゃない!
感じるんだ!
(あれ?なんか物語が違う)
しかし戦いは何となくそんな感じ-みたいな甘いもんではなくて、やはり数は力だぜ兄貴の世界なのだ。
四方八方を僕の大好きなデストリア級とかクリピテラ級のガミラス艦隊に囲まれて漆黒の空間にヤマトは沈んでいった。

リップシュタット戦役(同人)
 オークション上で大量に発表されている同人ゲーム。関東圏ではどうか知らないけど入手するためにはオークションぐらいしかないのでどうしたものかと思ったら、この辺はTwitterとかMAとかウォーゲーマーが集うSNS界隈で「誰か手を出してみたら?」という話になって、
酒の勢いもあって思わず手を挙げてしまったので数点購入した。
 何でもレッドライジングドラゴン略してレッドラのシステムを流用したゲームで、その他にも何点かゲーマーのツボを狙ったテーマをたくさん出しているようだ。またシステムもレッドラだけでなく既存のゲームのシステムを流用してジャンルを増やす手法は販売方法と共に珍しく、あともうちょっと価格が安ければ手を出す人も多いんじゃあないかな。
 さて、ゲームの方は貴族連合(正義派)とラインハルト軍との帝国内の内戦だ。イベントによって自由惑星同盟のヤン艦隊が帝国領に侵攻してくることもある。
 筆者は断然貴族連合を担当し、K中氏はやっぱりラインハルト側を選択した。
 基本強力なラインハルトの軍勢は次々に正義派の惑星を陥落させ、ブランシュワイク侯を始めとする首脳陣を追い詰める。


 貴族側としては有力な諸侯のうち、有能なものは分離して戦域を広げた方が有利なので、シュターデン、メルカッツ、ゲームのバランス調整上に出てきたと思われる架空の提督を分派し、それぞれラインハルト軍の分断を図る。
 メルカッツがラインハルトに対峙してしまったと言うこともあってかなり押されていたがそれでも時間稼ぎになっていた。我が方のクナップシュタインはメックリンガーに打撃を与えたり、となかなかの嫌がらせ。
 基本、勝利を得るためにはサドンデスかポイントを稼ぐしかないが、ポイントは星系の占拠であり、分派をすれば貴族連合のマシな指揮官に再占領されたりあるいは打撃を受けたりと各地で非悲喜劇が繰り返された。
 ラインハルト本営からミッターマイヤー、クナップシュタイン、ケンプ等々多数の提督が提督各地に散らばって出て行ったために本営が手薄になってきた。
 更にはイベントでヤン艦隊がイゼルローンから突進してくると言う帝国諸将総震えの恐怖の大魔王。
 そんな折、まさか本営に突っかかってくる事は無いだろうかと思ったら、いつも理屈倒れのとか馬鹿にされている感のあるシュターデンが奮起。数艦隊と共にラインハルト本営に突っ込みラインハルトの寝首を掻いてしまうと言う珍事が!
 ローエングラム朝が!!
 しかしこのゲームのマップ、どこかで見たことあるような気がするんだよなあ。

デスティネーション アルデンヌ(SLGamer)

 銀英伝でとんでもなくコケにされてしまったK中氏は血に飢えていた。何故かヤンといいラインハルトといい2度3度ならぬ4度目である。ここまでくるともはや伝統芸かもしれない。
 とりあえず怒りを収めるためにも本作でも。
 本作はSLGamer誌の初期作品の内、打ち抜きゴマでなかったものを再度打ち抜きゴマ化し、2個1としたRe:inforrmance 1号の中の1作だ。
 その中でも標題はバルジの戦いを扱う。バルジと言えばやはりスタートダッシュで決められるとバルバロッサ以上に気持ちがいいのでドイツ軍を担当して貰う。
  序盤にドイツ軍が先制して攻撃をかけるが怒りの情念の籠もった攻撃にさらされ前線の米軍は全てDEで粉砕されてペンペン草も生えてない状態からのスタート!


 このサイズで戦力差なのが好感持ちつつプレイ。なんと言っても囲んでポンスキーが相手なのでえらい目に会わされる(泣)
前線から更に消え去る連合軍。
 バストーニュ前面、リエージュ前面での激闘で時間が稼げたのか4ターン目にはドイツ軍の燃料不足もあって進撃スピードが目に見えて衰える。
 ゲームの勝敗はゲーム終了時に8つある勝利条件都市の内4つ以上ドイツ軍に占領されるとドイツ軍の勝利となる。リエージュを奪われたのでちょうど4つだ。このままでは拙いのだが燃料不足のためこれ以上は前進できないよう。
 ここはあくまでも全力を振り絞って反撃を実施。
 バストーニュとリエージュ双方を狙った放胆なものだったがバストーニュの方は手が届かなかったが、なんとかリェージュを奪回して連合軍勝利に。
あれ?怒りを静めるどころか更にプンスカに(笑)

ロンメルアットエルアラメイン(SLGamer)
 次は同梱のエルアラメインを対戦。先ほどのバルジでは勝ったかと思ったのに棚からぼた餅的な勝ち方されたので憤懣やるせないK中氏はエルアラメインでの雪辱を果たす。
 エルアラメインの戦いとガザラの戦いがよく似ているのでちょこっとした説明をしてから開始。
 配置で第5装甲と第8装甲の位置が判らず混乱したが以前プレイしたことがあるのでその写真で判明。
やっぱ、プレイ写真撮っておくのはいいですね。

 プレイはロンメルを先頭に陣地帯の切れ目から攻勢を開始、ロンメルはマーカーで相手の損害を倍にしてしまう強力なマーカー。英軍にはモンティマーカーがあり、こちらはモンティのいるヘックスに対する攻撃に対して振れるダイスの数を一つ減らすと言う効果がある。
 勝敗は枢軸軍側はアラムハルファ高地とエルアラメイン以東の町および道路の占領だが、逆に英軍が西方に突破してしまうと英軍のサドンデス勝ちとなる。
 こちらはアラムナイールの妙に頑強な抵抗のためにあまり東方へ兵力が回せなかったのも原因だったけど、積極的に英軍が西方突破を狙ってきたのでその対応に兵力を残さなければならなかった。
 結局頑強な英軍、英空軍の支援、兵力の枯渇によってドイツ軍がエルアラメインの東に兵を回す余力は無かったので英軍の勝利となった。
 なんと言っても1でろシステムなので盛り上がる。
 打ち抜きゴマ切り離し済みというメリットだけでなく妙に空き時間にフィットする作りは重宝される。 


 と言うわけでミニゲームばかりの1日が終わった。宇宙と二次大戦というすごい組み合わせだがこの辺はいつものこと。
 最近中々時間をとれ無くなっているのでこういうゲームの非常に貴重だ。しかし驚いたのは全ゲーム同人出版によって生み出されたと言うことあろう。
 配布形態や価格、狙っている購買層はそれぞれ違うけど商業誌では無い魅力が備わっていて、商業誌との補完関係というのも面白いですね。時々ミニゲームばっかりたくさんって言うのも面白いですね。

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