2月ミドルアース大阪(2014年)
takobaさんと対戦を約していたのは本ゲーム。我々が持つ固定概念をずっぱ抜いてくれるから本ゲームはソロモン方面の作戦級ゲームとして面白いんではないかなあと思った。しかし純然たる海戦ゲーマーにとっては不可思議に見える処理があるのでどうだろうか?というのがあって空母戦ゲームが好きと称する特にこの地域でのゲームもデザインしているtakobaさんにはデザイナー的に面白くてもゲーマー的にはどうかと思っていた。
色々メッセや書き込みを積み重ねることによって大いに興味を持っておられることがわかり、いずれ対戦することを約していた。筆者の本ゲームのお気に入りポイントは帝国陸軍駒がきちんと入っているので(以下略)
そうはいってもtakobaさんと対戦しようとすると中々チャンスはない。そんな折山科会も彦根会も開催できない時にゲーマーの交流も兼ねてミドルアースでプレイすることにした。
色々メッセや書き込みを積み重ねることによって大いに興味を持っておられることがわかり、いずれ対戦することを約していた。筆者の本ゲームのお気に入りポイントは帝国陸軍駒がきちんと入っているので(以下略)
そうはいってもtakobaさんと対戦しようとすると中々チャンスはない。そんな折山科会も彦根会も開催できない時にゲーマーの交流も兼ねてミドルアースでプレイすることにした。
珊瑚海キャンペーン
以前オリジナルをプレイしたことがあり、その時には?だったルールがきちんと整理されていたのでその辺を比較しつつプレイした。
今回、日本軍の攻勢をまずはソロモンにせずニューギニアに志向してみるのパターンを試してみた。
ポートモレスビーが有効な内は有力な陸軍部隊を送るのもなかなか難しい。裸船団で送るとまさしくダンピールの悲劇となり、艦隊を随伴させたりしようものなら不用意に損害が出てしまう。しかしこの方面に連合軍を引きつけるのはソロモン戦を優位にするやもしれない。
頭の中では判っていても実際にやってみると如何に至難の業であるのが判る。こういう実際にやってみて理解できるのがこういうボードウォーゲームの良いところだろう。
難しい、と言っても振り上げた片方の腕を下げるわけにも行かずニューギニアに於いても強弱の差はありこそすれ圧力をかけ続けなければならない。

日本軍のもう一方の腕とも言うべきものは通常の艦隊の他に策源地のトラックより侵入する「トラック艦隊」という強力な機動部隊があり、この艦隊は自ら持つ補給ポイントの続く限り、つまり時限的な援軍でありこの強力な艦隊とラバウルから派出する艦隊とを連携させて如何に運用するかがキーとなっている。
おおよそ、米艦隊はヌーメア方面からソロモン諸島のガ島方面に進出するか、ぐるりと 盤端沿いにオーストラリアまで進出するかはその時々の情勢に応じて運用するが、そういう戦略的な配分で艦隊が行き来することもあり、日本軍としてはニューギニアにやって来る途中の米艦隊をシャットアウトし、ソロモン方面への進出には睨みを利かせるという任務がある。
プレイの渦中で2度の南太平洋海戦が発生したが、1度目は今一の戦果だったが2度目は米艦隊に勝利することになった!

ソロモン方面はトラック艦隊がいるのでなんかあったらそれで対処すればいいやと軽く考えていたけど、南太平洋海戦などで浮かれてボーッとしていたら米軍はガ島に上陸しヘンダーソン基地が打ち立てられる。いわゆる真面目なる反撃ってやつだ。
こりゃあ拙いなあと言うところでポイントが枯渇したトラック艦隊が退出し、我が軍はラバウルよりの斬進上陸作戦で徐々にガダルカナルに迫っていくという策で対抗した。
何故かそういうときのカード回りは陸軍部隊の増援などで、肝心の補給物資だったり船舶の調達がうまいこと行かない。
そんなことをしているとラッキーなことにトラック艦隊の再登場となったけど、トラック艦隊だけではガダルカナル島の増援は撃退できても覆滅には陸軍部隊の上陸が必須だった。
出来ればガダルカナルを射程に収める航空基地を打ち立てて堂々の攻略作戦で奪回したかったけど、takobaさんはここが好機と見据えポートモレスビー、ガダルカナルを占領しつつアーバンエリアの数でも上回っていたのでサドンデスカードのシューストリング作戦を出してVP勝利を得たのでした。
もう少しソロモン漸進作戦が一歩早くてサンタイザベルの占領や何らかポイントが得られていたら負けてなかったんですがちょっと惜しいです(確か1差か2差)。

聯合艦隊の最後
珊瑚海キャンペーンを終えたところで今度はtakobaさんが新たにデザインしているというミニ太平洋戦争、こちらのプレイテストと言うことでマップを広げて説明を受けた。
最近太平洋戦争をテーマにした戦略級ゲームが多数企画、リリースされているけどこれもその中の一角となればいいなあ。
実際にプレイしてみると冒頭の機動でちょっともう忘れてしまったけどなんやらえらいことになることが発覚したので途中でプレイ取りやめになった。
いずれプレイ可能な状態までに変貌するはずなのでこれは楽しみ。

F-16ファイティングファルコン
次いで広げたのはF-16ファイティングファルコン。
シナリオはソマリア空軍とエチオピア空軍のMIG21とF5の戦い。さすが現代空戦のゲームだから扱う事象が大国同士のドッグファイトに限らない。シナリオの内容は爆装するMIG21をマップ外に逃さなければ良いというもの。
筆者はエチオピア空軍。何を思ったか突破できるマップ端側へ向かって最短距離にする為にもっと中央部より出撃すればいいのに端っこから出撃してしまった。その為対応するMIG21に爆装を解く暇を与えてしまう。
手慣れたソマリア軍は足止め隊と突破隊の二手に分け我が軍に抗してきた。

我が方も二手に分けようかとしたがあまりに距離が空いてしまったのと単機ごとに2つの目標を追いかけるのは二兎を追うもの一兎も得ずとなるので途中で追撃するのをあきらめ(この時点で得点的には敗北)、迎撃してきたMIG21を落とそうと考えた。
ソマリア軍は急降下急上昇などを駆使し、我がF5を振り切ったりあるいは回り込もうとしたり丁々発止のドッグファイトを繰り広げた。
しかし向こうが一枚上手で特殊機動を成功されてしまって我が方は為す術も無く撃墜されてしまった。
ぐわー!くやしい!
特殊機動が決まった時にプレイ中にオーバーな喜怒哀楽を表現しないtakobaさんが小さくガッツポーズしたのをわたしゃー見逃しませんでしたぜ。
以前のプレイでハリアーでミラージュたたき落としたことからちょっとお登りさんになっている筆者の鼻は完全にへし折られてしまった。(あれはミサイルのおかげ)

と言うわけで今回はミドルアース大阪さんの軒を貸していただいてプレイさせていただきました。快く迎えて下さった皆さんありがとう御座います。わいわいガヤガヤプレイするのはいいもんです。
ミドルアース大阪さんではお昼休みあたりに参加者全員参加のプチミーティングがあって、お知らせとか決めごとをするのですが、ちょうど今回は新規プレイヤー募集と会費問題、場所問題などが話し合われていて、大阪の一等地でプレイし維持することは中々大変だなあと思い知らされました。
大都市大阪でも苦労されていることを考えると地方都市はどうなるんだろうかという一抹の不安を覚えながら、どのようにしたら関西圏+隣接地域のウォーゲーマーの環境が良くなるか思いを馳せてしまいました。
とりあえず、プレイに困っている・孤立しているプレーヤーがいればまずはこれら大サークルにコンタクトとっていただきたい。
以前オリジナルをプレイしたことがあり、その時には?だったルールがきちんと整理されていたのでその辺を比較しつつプレイした。
今回、日本軍の攻勢をまずはソロモンにせずニューギニアに志向してみるのパターンを試してみた。
ポートモレスビーが有効な内は有力な陸軍部隊を送るのもなかなか難しい。裸船団で送るとまさしくダンピールの悲劇となり、艦隊を随伴させたりしようものなら不用意に損害が出てしまう。しかしこの方面に連合軍を引きつけるのはソロモン戦を優位にするやもしれない。
頭の中では判っていても実際にやってみると如何に至難の業であるのが判る。こういう実際にやってみて理解できるのがこういうボードウォーゲームの良いところだろう。
難しい、と言っても振り上げた片方の腕を下げるわけにも行かずニューギニアに於いても強弱の差はありこそすれ圧力をかけ続けなければならない。

日本軍のもう一方の腕とも言うべきものは通常の艦隊の他に策源地のトラックより侵入する「トラック艦隊」という強力な機動部隊があり、この艦隊は自ら持つ補給ポイントの続く限り、つまり時限的な援軍でありこの強力な艦隊とラバウルから派出する艦隊とを連携させて如何に運用するかがキーとなっている。
おおよそ、米艦隊はヌーメア方面からソロモン諸島のガ島方面に進出するか、ぐるりと 盤端沿いにオーストラリアまで進出するかはその時々の情勢に応じて運用するが、そういう戦略的な配分で艦隊が行き来することもあり、日本軍としてはニューギニアにやって来る途中の米艦隊をシャットアウトし、ソロモン方面への進出には睨みを利かせるという任務がある。
プレイの渦中で2度の南太平洋海戦が発生したが、1度目は今一の戦果だったが2度目は米艦隊に勝利することになった!

ソロモン方面はトラック艦隊がいるのでなんかあったらそれで対処すればいいやと軽く考えていたけど、南太平洋海戦などで浮かれてボーッとしていたら米軍はガ島に上陸しヘンダーソン基地が打ち立てられる。いわゆる真面目なる反撃ってやつだ。
こりゃあ拙いなあと言うところでポイントが枯渇したトラック艦隊が退出し、我が軍はラバウルよりの斬進上陸作戦で徐々にガダルカナルに迫っていくという策で対抗した。
何故かそういうときのカード回りは陸軍部隊の増援などで、肝心の補給物資だったり船舶の調達がうまいこと行かない。
そんなことをしているとラッキーなことにトラック艦隊の再登場となったけど、トラック艦隊だけではガダルカナル島の増援は撃退できても覆滅には陸軍部隊の上陸が必須だった。
出来ればガダルカナルを射程に収める航空基地を打ち立てて堂々の攻略作戦で奪回したかったけど、takobaさんはここが好機と見据えポートモレスビー、ガダルカナルを占領しつつアーバンエリアの数でも上回っていたのでサドンデスカードのシューストリング作戦を出してVP勝利を得たのでした。
もう少しソロモン漸進作戦が一歩早くてサンタイザベルの占領や何らかポイントが得られていたら負けてなかったんですがちょっと惜しいです(確か1差か2差)。

聯合艦隊の最後
珊瑚海キャンペーンを終えたところで今度はtakobaさんが新たにデザインしているというミニ太平洋戦争、こちらのプレイテストと言うことでマップを広げて説明を受けた。
最近太平洋戦争をテーマにした戦略級ゲームが多数企画、リリースされているけどこれもその中の一角となればいいなあ。
実際にプレイしてみると冒頭の機動でちょっともう忘れてしまったけどなんやらえらいことになることが発覚したので途中でプレイ取りやめになった。
いずれプレイ可能な状態までに変貌するはずなのでこれは楽しみ。

F-16ファイティングファルコン
次いで広げたのはF-16ファイティングファルコン。
シナリオはソマリア空軍とエチオピア空軍のMIG21とF5の戦い。さすが現代空戦のゲームだから扱う事象が大国同士のドッグファイトに限らない。シナリオの内容は爆装するMIG21をマップ外に逃さなければ良いというもの。
筆者はエチオピア空軍。何を思ったか突破できるマップ端側へ向かって最短距離にする為にもっと中央部より出撃すればいいのに端っこから出撃してしまった。その為対応するMIG21に爆装を解く暇を与えてしまう。
手慣れたソマリア軍は足止め隊と突破隊の二手に分け我が軍に抗してきた。

我が方も二手に分けようかとしたがあまりに距離が空いてしまったのと単機ごとに2つの目標を追いかけるのは二兎を追うもの一兎も得ずとなるので途中で追撃するのをあきらめ(この時点で得点的には敗北)、迎撃してきたMIG21を落とそうと考えた。
ソマリア軍は急降下急上昇などを駆使し、我がF5を振り切ったりあるいは回り込もうとしたり丁々発止のドッグファイトを繰り広げた。
しかし向こうが一枚上手で特殊機動を成功されてしまって我が方は為す術も無く撃墜されてしまった。
ぐわー!くやしい!
特殊機動が決まった時にプレイ中にオーバーな喜怒哀楽を表現しないtakobaさんが小さくガッツポーズしたのをわたしゃー見逃しませんでしたぜ。
以前のプレイでハリアーでミラージュたたき落としたことからちょっとお登りさんになっている筆者の鼻は完全にへし折られてしまった。(あれはミサイルのおかげ)

と言うわけで今回はミドルアース大阪さんの軒を貸していただいてプレイさせていただきました。快く迎えて下さった皆さんありがとう御座います。わいわいガヤガヤプレイするのはいいもんです。
ミドルアース大阪さんではお昼休みあたりに参加者全員参加のプチミーティングがあって、お知らせとか決めごとをするのですが、ちょうど今回は新規プレイヤー募集と会費問題、場所問題などが話し合われていて、大阪の一等地でプレイし維持することは中々大変だなあと思い知らされました。
大都市大阪でも苦労されていることを考えると地方都市はどうなるんだろうかという一抹の不安を覚えながら、どのようにしたら関西圏+隣接地域のウォーゲーマーの環境が良くなるか思いを馳せてしまいました。
とりあえず、プレイに困っている・孤立しているプレーヤーがいればまずはこれら大サークルにコンタクトとっていただきたい。
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