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2月ゲームマーケット神戸2016参加

アナログゲーマーの祭典ゲームマーケットが関西に再びやって来た。

去年の告知から大阪での開催が神戸に変更となったと聞いていたのでちょっと遠いかあなぁと思いながらも祭典と言うこともあって出撃することを最初から決めていた。

アナログゲームの中ではボードウォーゲームなどマイナーもマイナーのジャンル、グルッと回るまでもなくいつものブースを回れば事足りることが多い。

もっともこの祭典に合わせて新作がリリースされることが多いので市場流通に先んじて入手できるというのがメリットだ。もっとも他のボードゲームでも隣接領域(ウォーゲームライクな)のゲームを出している場合があるのでそれを入手・調査することだったりする。

今回の目的の一つとしてこのシミュゲがすごい!2016年版の入手がある。

豪華執筆陣による俺の好きなゲーム、気になるゲームなどをアツく語ってくれる雑誌で、読み物としても面白い。これにミニサイズのゲームが付くとなると超お買い得。

今回の付録ゲームはDESTINATION:NANJING。上海から南京攻略の期間を扱う作戦級ゲーム。ビルマ電撃戦のように日本軍の進軍によって得点によってはサドンデスしてしまうスリリングな攻防戦が味わえる。

会場内をザザッと見終わってウォーゲーム系の試しプレイがされているコマンド系の試遊卓に赴いた。常にウォーゲームがプレイされているのはここぐらいであるのと、時々とんでもない名勝負が生まれていたりすることがあるようだ。

ウロウロしているとスタッフの名札をぶら下げたさばげ隊長が声ををかけてきた。

「おーい、どや?これでもするか!」

手には件のゲームが握りしめられていた。

答えは「YES」か「レンジャー!」しかない。

「ぜひとも!」

上海に地歩を得ている日本軍に対し配置によって前進配置の防御、後退配置の防御、それの反撃要素を絡めても良いし遅滞防御で出血を誘っても良い。この辺の戦略の組み立てはプレーヤーの自由だ。

既に数戦の激闘をかいくぐってきたさばげ隊長は国府軍を担当し、我が日本軍の攻勢を受け止める。日本軍は定量的に、またスケジュールに則って戦火が拡大するのに合わせて続々と増援がやって来る。が、国府軍は定量的な増援の他に失われたユニットの復活もあるので途中、日本軍の攻撃が滞ればあっと言う間に兵力差が生まれることだろう。

ゲームは3ターンの終わりに日本軍の特典が2点以上あればサドンデスで日本軍勝利で終わってしまう。点数は都市1個1点、港湾5個で1点という。国府軍のZOCにあると得点換算できないので序盤は思ったほど得点が得られないかもしれない。

初戦、我が軍は後退配備気味の敵軍をよそに戦線を突破する為に前進し港湾の安全と上海の安寧を確保する為に俄然攻勢をかける。本来なら後続の増援は支配下の港湾に降ろして前線に送り届ける事を考えていたが、大胆に敵の後背に回り込む為にあえて支配下にない港湾に強襲上陸をかけ揚子江の向こうの港湾に降ろす。折りしも揚子江南岸での突進が成功し、北部での圧力が和らいでしまった。 都市1個港湾5個計2点

「あ!サドンデス!」

一同爆笑。

「ルール教える為にわざとやがな」

2戦目は鹿内氏までアドバイザーとして臨席の下戦いが始まった。

いきなりのギャンブラーな国府軍上海総攻撃から戦いは始まった。ハイリスクハイリターンなこの策は失敗すればいきなり瓦解するという鬼手。それが成功してしまったので日本軍大慌てで軌道修正。

いわゆる戦略的な奇襲。

それを挽回しようと失われた兵力・時間の分もがんばって滞った分を挽回しようと力攻したこともあって被害累積で雲霞の如く湧いてきた敵軍の波に呑み込まれそうになる。

杭州方面での苦闘を抜け寧国の堅陣を抜けたところで時間切れで日本軍の敗北となった。あと1ユニットあれば!と言う局面が多々あって小粒ながらも面白い展開となったのに驚いた。寧国が奪えていれば9ターンのサドンデスも夢ではなかったが次々と前に立ちはだかる国府軍の縦深陣に被害続出で大半を倒したが寧国を占拠して追い払うまでには至らなかった。

ビルマ電撃戦的なタイムスケジュールとの戦い、常徳的な突進して行く日本軍が過去作との関連性があるようで面白いなあと思った。さばげ隊長も「こりゃあウチ(和泉歴史ゲーム研究会)向けだなぁ」ておっしゃっていたので丸腰でゲーム会に行ってもプレイできるアイテムなので当分の間あちこちで見られるかも。

まさか購入当日にプレイできるとは思わなかったので誘っていただいて非常に良かった。

 

ウォーゲームはどうしてもすぐプレイしてすぐ終わるという作品が少ないので体験卓で体験というのは難しいかもしれないけど当日発売しているゲームをプレイできるのは本当にいいですね。こういう所では向かないゲームでも1ターンだけ体験とかデモプレイとかと言うのも見たい気がする。なんと言っても多くの駒が並んで動かしているシーンは一般的ではないし様式美的なモノもあるのでどうかなあと思う。

ゲームマーケットはお祭り的なものから即売的なものに移りつつあるとの分析もあったけど、今日みたいな体験をするとウォーゲーマー的にはお祭りであって欲しいなあと思う。

次も行くことを願って。

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