3月山科会(2016年)
おーい!
もしかしたらお前は本拠地を忘れていないか?
いきなり久しぶりのブログ記事が和泉歴史ゲーム研究会、ゲームマーケットと続いたので我ながらハタと思いついた。
そうだそうだおいらは山科会のメンツだった。最近山科会に参加できていないのでクビ説も飛び交っていたが、実は結婚して一ヶ月たたない12月に1度参加していたりする。
さすがにブログにあげるだけの時間は無かったので記事になっていないけど、もしかしたら忘れた頃に記事になるかもしれない。
さて山科会の参加スタンスだが、ここいらで少し見直してみようかなあと思っている。引っ越しして会場から少し距離があるっていうのもあるし、さすがに家族持ちにもなったので今までみたいにしょっちゅう遊びほうけているわけにもいかないので、役割分担を明確にするわけでもないけど発動大権は会頭の紙さんに一任しようと考えている。
山科会EXは最後のバックアップ要員に徹しようかなあと思っている。もっとも対戦熱望されているならそれはそれで。山科会無印は月1ぐらいで。って言うのが目標だ。
ま、外から見たらそんなに変わらないんですけどね。参加される方々はいつもと同じように参加してください。
今回プレイできたのは以下の作品。記事は2つに分かれています。
- World at War:Eisenbach Gap Deluxe(LNL)
- ぱんつぁーふぉー!
World at War:Eisenbach Gap Deluxe(LNL)シナリオ5Tank Country
久しぶりに山科会でプレイするのはこれ!いつものあれです。前回和泉例会でプレイしたけどソ連軍でプレイしてみたかったというのもあって戦車のヒューマンウェーブはどんなものかっていうのも楽しんでみたかった。
このWaWシリーズは基本的なシステムはほぼ同じだけど大きく分けて3バージョンが並立している状態といって過言でない。そのなかでもこのEisenbach Gapが一番シンプルなバージョンとなる。最もマップ面積なども狭くプレイしやすさではベストかもしれない。
その中でも戦車バカスカ出てくるシナリオはこのシナリオが有力な一つ。ソ連軍こそT-72だけど西側はレオパルド2にエイブラムスが出てくるので戦車戦としては不足はない。
冒頭でも書いたとおりソ連軍が10ユニットものT-72を人海戦術ばりに突っ込んだらどうなるかっていうことがやってみたくってソ連軍を担当した。T-55やT-62の部隊能力的に西側の戦車とは大差あるのでは前方で粘れるだけ粘って後方から大挙としてT-72の大軍で敵の懐に殺到するという事を想像した。
これには理由があって普通なら1度しかチットアクティベーションできないソ連軍だが、本シナリオはどんなフォーメーションでも活性化できるチットが有り、これを使えば後方に大挙して割拠しているT-72の大軍を前線に送り込めるのではないかと。
先制したのはM1エイブラムズ。町に籠もるT-55に先制攻撃をしあっと言う間に葬り去る。押っ取り刀でT-62が駆けつけるが地形利用の為にマゴマゴしている間にエイブラムズは距離を取って待避。
前線の苦戦の間にT-72は前進する。順調にいけば平原を突破して西ドイツ連邦の戦車部隊を狼狽させることだろう。
しかしそんな簡単に事が運ぶわけもなく、平地に躍り出たところを遠距離で司令部を中心に狙い撃たれて次々と落伍。敵前面に取り付いた時には戦力が半減してしまうと言う事態に。
他のモジュールではソ連軍に砲兵ポイントが与えられたりするけどこのシナリオにはない。本来ならうるさいレオパルト2やエイブラムズはそれらの支援火器で何とかしたいところだったけど無いものはねだれない。
このシナリオはユニットの撃破などの得点制で有り、半数が討ち取られてしまったソ連側にもはや勝ちを望められないので矛を収めることにした。
今回はゲーム運びは不本意として思い切った策を取ってみたが米独軍の一流MBTの破壊力を思い知らされた。2/3は生き残るかなあと皮算用していたので大きな思い違いであった。
やはり基本に徹して地形を利用しつつ接近するって言うのが改めて重要だった。ソ連軍に対戦車ミサイルが撃てる車輌があればもう少し違ったかもしれないけど無い物ねだりである。
WaWは面白い。3システムが並列してしまっている現状は憂うべき事だけど、シンプルなEG、スリリングなB&B、手に入らない最終進化版UTS、これらはいずれマップも2版となりルール的にはUTS+αに収斂していくんだろうけど出版元は本ゲームシリーズの他に複数のシリーズを抱えており、そのそれぞれで大幅な改変をしている最中の模様なので期待しつつ生暖かく見守りたい。
注.
WaW:World at War
EG:Eisenbach Gap
B&B: Blood and Bridges
UTS:The Untold Stories
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