7月山科会(2016年)
気が付けば2016年も6ヶ月過ぎ、早くも後半に突入と言うことになっている。
7月の定例例会というのでは無いけど7月度のゲーム例会を設けることになり、7月のとある日に例会が挙行された。
何はともあれ定期制を持たせてプレイできる環境を整えるのは嬉しいものだ。
今回プレイできたのは以下の作品
- Acient World:Germania(DG)
- 本能寺への道 (GJ)
Acient World:Germania (DG)
ワニミさんが長らくの休憩期間を経て復活を遂げたけど、ウォーゲームの好みはどうなっているのかは皆の関心のあるところだった。
話を聞くとやはりOCSを中心に休憩期間以前の好みからは変わっておらず一同安心した次第。
今回プレイするAcient World系のゲームも彼がプッシュするゲーム群の一つ。ローマ共和政からローマ帝国の各戦役を扱う。本作はいわゆるゲルマン民族がローマ辺境で策動し、ローマ帝国軍との戦いを描く。
プレイしたシナリオはトイトブルグ森の戦い。ゲルマン民族によってローマ軍団が敗北した戦いでもある。
筆者はトイトブルク森で敗れたウァルスでローマ軍を率いアルミニウスなどが率いるゲルマン民族はワニミさんが率いる。
初期配置、広範囲に広がるローマ帝国領はあちこちに属州市や宿営地があり、ゲルマン軍の攻勢はどこに指向されるか不明である。
その広大な領地を数個軍団で守らなければならないが、やはりここはウァルスの轍を踏んでしまうかもしれないが、先に敵軍を叩き、各個撃破を狙いたいところ。
もちろんゲームが終わってから「ウァルスよ我が軍団を返せ!」と言われないようにトイトブルグみたいな大敗北は喫さないように気をつけなければならない。
ゲームのキモはトラジェムなる戦略コマンドポイント(使途はある程度規制)を使用して政治的、軍事的にブーストを効かせて進めるというもの。
ゲームの展開はいきなり我が宿営地に突進をかけるゲルマン軍、ものすごい大軍でこれはいきなり焼き討ちされたれるかと思われたが、そこは腐ってもベテラン軍団兵。
数度の会戦サイクルで士気チェックを強いられるシ-ンではチェック不要であったりあるいはチェックをなんなく超えたりと、
蛮族の歩兵などちぎっては投げちぎっては投げ気が付けば戦場に残っているのはローマの軍団兵だった。
最終的に数度のゲルマン人のチャレンジを撥ね付けたローマ帝国側の勝利であろうという事から途中ゲームを終える事にした。
本能寺への道(GJ)
最後の時間に何をしようかと言うことになって標題のゲームをプレイすることになった。
羽柴:紙氏、明智:AMI氏、北条:ワニミ氏、柴田:筆者と言う顔ぶれで行われた。
当会ではよくプレイされるゲームだけど最近はご無沙汰。
顔ぶれ見ても超ヤバイマルチ慣れした布陣。そんなゲームで一番ヤバイ柴田を担当する私。
柴田がなぜヤバイかというとまずは自らの背後に他のプレーヤーが動かす上杉謙信という超強力勢力があること、
主将および宿将が突撃系の指揮官ばかりなので知略値が低く、ガードでできる外交的なイベントや戦略的な策略が発動できにくいと言うことだろう。
ゲームが始まった。
いきなり全プレーヤーから妨害工作を受ける羽柴。明智と羽柴が同陣営ながら競い合っている。各軍勢共に着々と勢力を伸ばす。
全プレーヤーの攻撃を跳ね返す羽柴氏、これはこれですごいことだ。
ある程度伸びきるともはや選択肢は二つしか無い。反逆か反逆対抗か。
今回は筆者の柴田が口火を切って織田信長のいる京近江エリアに突入した。
本能寺だ。
筆者が口火を切るのは初めてでは無いだろうか。反逆は成功したものの明智勢からの追討が始まった。
なんとか生き残ることには成功したけど大和まで本拠地が移ることになった。
結果はともあれエキサイティングな展開だった。
その他に様々なゲームがプレイされていた。
三国志盛衰記は同人ながらもクオリティが高くどこかの出版社から出た作品かと見間違えたぐらいだ。
ゲーム内容も三国志好きおよびマルチ好きに耐えうる好作品と聞き及んで同人ゲーム出版の層の厚さに舌を巻いた。
曹操最大の危機はGJの看板ゲームといてもいいかもしれない最大危機シリーズの一作。本作の評価はいまだ各地から聞こえてこない。
フリードリヒと曹操に関しては紙氏がヘビーローテーションにしたい模様だが、勇気ある諸氏の立候補を望む。
今回も盛況な1日だった。
定例会のように定期的な開催は難しいがコンスタントに会を重ねられる環境下にあるのでこれからも参加していきたいものだ。
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