« 7月山科会(2016年) | トップページ | 8月山科会(2016年) »

2016/08/15

7月山科会その2(2016年)

なんと2回目の山科会が開催できた。これも新たに参加してくれているメンバーなどが相互に活性化しているからだろう。

7月の最終日に呼集をかけてそんなに集まるかなぁと思ったらMAXの6人が集まった。もっとも遠い参加者は岐阜より参加のパルヴァティさん。

従来の山科会はジモッティより遠来の参加者が多いという珍しい会でもあったけど、最近は地元のウォーゲーマーもコンスタントに参加してくださっているのでEXと無印の区別をする必要がなくなってきた。

今回プレイできたのは以下の作品

  • Nation at War:White Star Rising(LNL)
  • Dawn's Early Light: Red Hammer(LNL)

Nation at War:White Star Rising(LNL)

LNL社には戦術級シリーズが複数あるが、本ゲームはWW2小隊戦術級を扱ったゲームシリーズである。

本ブログで過去数回登場したWorld at Warシリーズも同社の戦術級の一つでシステム的には姉妹ゲームと言える。

コアな部分はWorld at Warシリーズと似たものがあるが二次大戦となるとそれなりに地味になる。そこを補うのがカオスマーカーとフェイトポイントと言うことになるが、

考えようによっては都合のよいランダマイザーでもある。

と言っても分隊戦術級ならぬ小隊戦術級は層が薄いのでその中でも着実にモジュール類を出版している本シリーズは重要な位置を占めているので今後も楽しみである。

(出版元ではモジュールの再構築で、後続モジュールでも人気のあるだろう独ソ戦を扱うSTALIN'S TRIUMPHが未だ発売されていない)

今回はパルヴァティさんが初めてプレイするとのことなので、シナリオ1ノヴィルをプレイする事にした。本シナリオは防御する米軍に対し独軍が攻撃を仕掛けるといったモノ。

ドイツ軍はパンターや4号戦車主体の戦闘団に増援としてタイガーと3号突撃砲がやって来る。

米軍は空挺兵にM4A1やイージーエイト主力にM18 ”ヘルキャット”が含まれる。M18がこの戦いでは重要局面で効果的であったらしく、本シナリオでは移動射撃ができるようになっている。

本ゲームでは移動か射撃かの選択であったのをM18に限っては移動してから射撃などができるのだ。

World at Warシリーズでは新し目の戦車であれば割と普通にできる事だけど二次大戦ではそこまでの柔軟性はまだ無く、シナリオ特別ルールとなっている。

プレイでは筆者がドイツ軍、パルヴァティさんが米軍を受け持った。

戦いはシンプルに独軍がSt.Jeanneをコントロールするかせざるか。

前方配置気味に配置される米軍に対し、敵の砲火を恐れること無く突進する我が主力部隊。先制してパンターがM18や対戦車砲などを沈黙させたりしたが、

米軍は機会射撃を撃ってくるが先頭のパンターへの致命傷を与えることは無かった。

米歩兵はやっかいなバズーカ-などを持っているのでできればオーバーランでもして踏みつぶしたいところだが、森に潜んでいるのでそこは無理筋。

パンターや4号が接近している間、米軍のシャーマンなどは支援できない位置にいたので幸い独軍の損害は軽微であった。

独軍にはティーガー戦車という強力な増援がやってくる。この増援もどの地点かランダムで決まるので、時によっては敵の待ち受けるど真ん中に出てきてしまい、

十字砲火を浴びていきなり擱座する可能性もあるが、タイミングとポジションが合えばどえらいことになる。

今回の出現は現在攻めているM18などの集団の背後に躍り出てしまった。

それを見てフェイトポイントを駆使してまでM4シャーマンなどはSt.Jeanneにスイングして防備を固めた。

エンドマーカーが早めに出てしまったりしたのでM18や空挺兵を始末するのに時間をかけすぎてしまったのでSt.Jeanneに強行して吶喊せねばならない羽目に陥った。

ポジションの都合で3号突撃砲と4号のロートル戦車が前面に突撃をかけた。しかしSt.Jeanneは近くて遠かった。歩数が足らぬうちにターンエンドが来てしまった。

Dawn's Early Light: Red Hammer(LNL)

さてLNLと言えばWorld at Warのようにまず世界設定が必要なモノはそれなりの設定が与えられているが、ではその世界設定での作戦級は?となるのが人情で、その辺をくみ取ったのが本作と言える。

まさしくWorld at Warシリーズの作戦級版と言ったところで西ドイツの平原を突進かけるソ連軍という美味しいシチュエーションをテーマに持ってきている。

筆者とワニミ氏が組んでソ連軍を、パルヴァティさんと遅れて紙氏がNATO軍をプレイすることになた。

とは言え未だ訳なしのインストプレイなので手探りで突進かけたソ連軍が逆に逆襲を受けて四散し、システム的にもに飲み込めていないので時間も時間なのでお開きする事にした。

 

この他にも様々なゲームがプレイされていた。

Caesar in Gallia(DG)はAcient Worldシリーズの1作。ワニミさんの布教活動が続いている模様。

決戦ガダルカナル(STR)はモスキートさんとワニミさんがプレイしていた。展開の詳細は不明。

ア・バOア・クー(同人)別名青葉区は紙さん、モスキートさん、YAMATOさんでプレイ。

紙さんのジオン軍が両名の猛攻をくい止めて反撃に出ていた模様。当会人気の一作。

曹操最大の危機(GJ)、YAMATOさん紙氏にインストプレイを希望して実現。しかし容赦なく襲いかかる紙氏をくい止めるのは誰だ?

今回も盛況だった。それぞれがそれぞれのゲームを楽しむというスタイルは今後も続けていきたい。またイベント的に多人数でするゲームというのもぶっ込んでいきたい所存。

業務連絡的には、

今回の開催で一つ判明したことがあって、会場のキャパ関係から3卓6人ぐらいを最大人数と考えていたけど、フルマップ1枚以下で他の付属品がつかなければ4卓8人ぐらいまでは入れるのではないかと判明した。

ただしゲームのコンポーネントに左右されるので8名は「場合によっては」という事にしようかと考えている。

山科会に出入り可能な人員は念頭に置いていただきたい

« 7月山科会(2016年) | トップページ | 8月山科会(2016年) »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 7月山科会その2(2016年):

« 7月山科会(2016年) | トップページ | 8月山科会(2016年) »

2020年11月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
無料ブログはココログ