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2017/02/21

2月倉敷ゲーマーズギーク(2017年)その1

久しぶりの倉敷ゲーマーズギーク(KGG)に参加した。第8回と銘打たれた会合では珍しく土曜日開催と言うこともあって多くの参加者が集った。KGGは珍しいことに開催地の参加者より県外の参加者の方が圧倒的に多いという珍しいゲーム会で、今回も諸方面からの参加があった。

KGGでは各地から来るプレーヤーと絡むのも一興だ。多くは西日本各地から集まった同好の士だが関東からの参加もある。参加者が広範囲からやって来るのがKGGの特徴だろうか。

今回の参加者のなかで筆者が驚いたのはTeddyさんの参加だろう。World at Warシリーズ好きで知られるが関東圏を本拠地として活躍される御仁。話を聞けばこの倉敷ゲーマーズギークに参戦するのは目標であったとのこと。

また会を主催されるTOROさんがWorld at Warシリーズなどを擁するゲームメーカーLock'n Lord社のゲームやDVGなどのゲームを好んでプレイされることから1度行って会ってみたい憧れのゲーム会でもあったという。

Lock'n Lord社のゲームをよくプレイするゲーム会は広い日本といえどもそれほど多くない弊方の山科会とかではWorld at Warシリーズ、Nation at WarシリーズやデザイナーのMark Walker氏(通称マー君)の新たに参画しているPlatoon Commanderシリーズが割とプレイされる傾向があるが、他所ではそこまでプレイされることはなかなか無い。他にも魅力的な戦術級ゲームはいくらでもあるので、マー君の息のかかった戦術級ゲームを多くプレイするのはそれはもはやロックンローダ-だからとしか言いようが無い。

このロックンロ-ダーが多いのが倉敷のサークルでもある。そこに坂東のロックンローダ-が赴くとなればそれはも一つ祭りと言えるかだろう。

無論ロックンローダ-だけで無く8回目のゲーム会となる今回は岡山以外に四国、関西、関東、中国各地方から馳せ参じた方々がそれぞれに楽しんだ。筆者もロックンローダーとして大いに楽しんだ。

 

今回プレイできたゲームは以下の3作。

  • World at War:Eisenbach Gap DX
  • Nation at War:White Star Rising
  • India-Pakistan War 1965

World at War:Eisenbach Gap DX

Teddyさんが悩みに悩んで厳選してきたモジュールは World at Warシリーズ第1作の改訂版。それにConpendiumのシナリオを持ち込んできてくれた。橋頭堡と名付けられたシナリオは進出してきたソ連軍に西ドイツ軍が反撃を仕掛けるというもの。

Teddyさん(ソ連軍)とTOROさん(西ドイツ軍)の対戦で筆者が観戦武官としていたところ、筆者もソ連軍の増援としてプレイに加入することになった。

勝利条件的には川沿いにある町全てを西ドイツ軍が奪取することとなっており、Tー72戦車2コ梯団を擁するソ連軍を撃破することは難しいと思われた。

序盤はマップ中央あたりにあり町の外縁部として防御の要となるだろう3高地に陣取るソ連軍が攻め寄せる西ドイツ軍の攻撃を撃退していた。西ドイツ軍の正面の部隊は自動車化狙撃兵連隊所属のT-64が対処している。レオパルトに対するT-64ではやや格落ちの感があるが、接近戦に持ち込めればレオパルドもただでは済まないのでおいそれと突っ込めない。

そこで砲撃支援や対地支援などを駆使して制圧しつつ前進となるが本シナリオではこれらの支援はない。そこで有力な部隊は対戦車ミサイルだ。World at Warでも戦車の重大な脅威として遠距離から撃ち込んでくる対戦車ミサイルの存在がある。そこで対戦車ミサイルの活用がポイントになる。

Teddyさんのソ連軍は対戦車ミサイルに留意しながらの防衛で次々と西側対戦車ミサイルを血祭りに上げていた。このまま突っ込みどころを失った西ドイツが攻めあぐねて第2梯団が突入して終了かと思われた。

しかし生き残りの対戦車ミサイルやレオパルトを中心としたソ連軍射程外からの射撃によって次々とT-64、歩兵戦闘車BMPそしてT-72が失われてゆく。

西ドイツ軍は指揮統制が柔軟な分、フォーメーションのチットがソ連軍のチットより多く入っている上にそれぞれが2度動けるので射撃が決まると重ねての打撃=撃破につながりやすい。

ソ連軍の打撃が重なると次第に回復が追いつかなくなり消耗が激しくなる。防御側に回っている分対応が後手になりがち。

かといってこの状況を打開できる秘策も無し。

そんなソ連軍手詰まり感のあるところに我が第2梯団が登場。勝利条件の町であるアイゼンバッハの町に突入される可能があったので占拠を防ぐ為にここに後詰めする。

この町で守れば地形防御修正が得られ、突進してくる敵を平地で迎撃できるので優位性を保てると考えた。

Teddyさん率いる第1梯団は重なる打撃の前に風前の灯と化している。

町に到着時には左右連携で守って凌ごうと思っていたら気が付いたら前面の自動車化狙撃兵部隊ががんばっているぐらいでそれぞれが単独で防御しなければならなくなった。

シナリオの序盤には西ドイツ軍の勝利達成は難しいのでは?と言う感想が次第にソ連軍勝利達成難しいのではに変わってしまった。

しばらくの間町で守っていたものの射程外からの攻撃がうち続き、町で守る部隊があっと言う間に半減してしまったので時間稼ぎでの消極的にな防御では活路は見いだせないと判断し、敵方のチットが出てこないことを確認してから出撃して間合いを詰めての積極撃破策を取ることにした。

そのままでは消耗してじり貧だったので出撃策を取ったがこれには西ドイツ軍のTOROさんも驚いた模様だった。

出撃策でおそらくは西ドイツ軍の進撃を誘い接近戦となろうがこれはこれでこちらの狙い筋。

結論から書くと出撃策で敵1フォーメーションを撃破することに成功したが、勝敗をひっくり返すまでには至らなかった。むしろ敗北を決定的にしたかもしれないがそれは早いか遅いかの違いで、敵軍の心胆を寒からしめ溜飲を下げるという意味においてはソ連軍は満足したのであった。

感想

レオパルトつおい

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