12月山科会(2016年)with 忘年会
12月はとある有名ウォーゲームサークルのようにテーマを決めてバルジ例会でも開催しようかと考えたが、残念ながら諸般の事情によって開催できなかった。
それとは別に恒例の山科会忘年会を企画していたけどどうせならゲーム会後に忘年会もしようと言うことになって、12月の好日にゲーム会&忘年会が開催される向きになった。
当初は参加者が多いのかと思われたが結局はさほど人数は伸びず、序盤の頃はOCSデモプレイ隊も参陣するとの噂もあったが、結局普通の山科会と同じ顔ぶれに落ち着いた。
今回プレイしたのは以下の通り。
・COMBAT COMMANDER(GMT)
COMBAT COMMANDER(GMT)
筆者が最近よく購入しているMark.H.Walker氏の関連するゲーム会社でYAAH!マガジンというのがあるけど、この雑誌がFling Pig GamesとTInyBattle Publishingの2社のフォローマガジンだけというわけでは無くて他社のゲームのゲームレビューだったりシナリオが発表されたりしている。
その中でも驚いたのはAH社のFire Powerの中ソ紛争シナリオというのがあったけど、今回のCOMBAT COMMANDERのシナリオに注目した。
何とドイツ軍とイタリア軍が戦うという物だ。
COMBAT COMMANDERと言えばWW2における歩兵戦闘を楽しめる好ゲームだが軍ごとのデッキが定められていて、連合軍と枢軸軍という風に組み合わせ的に調整が図られているらしくこのように枢軸軍同士(もちろんイタリア軍は連合軍に降伏した後なので連合軍側なのだが)で戦うのは珍しいしどういう物か一回見てみたいと言うことなのでプレイすることになった。
プレイはAMIさんがドイツ軍をプレイして筆者がイタリア軍を担当した。
村に陣取るドイツ軍に対して「イタ公」の汚名返上とばかりに攻撃態勢に入るイタリア軍。マップには村および突破地点などに目標が設定されていてそこに到達するのも重要なミッション。
ドイツ軍よりも分隊火力、支援火力、カードの回し具合どれをとっても貧弱であるが、それは戦術でカバーし肉薄乱戦に持ち込みたいところ。発想的には米軍に対する日本軍みたいなもの。
方針としては独軍の配置に対して死角より肉薄し、強力な支援砲火をかいくぐり拠点を一つずつ潰していくというもの。劣勢側の攻勢なら地形を最大限に活かして接近戦に持ち込み局所的な優勢を演出し敵を圧倒したいところ。
もちろん一方向からの攻撃では火線を柔軟に変更され火制されてしまうので、別方向からも圧力を加え右往左往を狙うというもの。
機動はうまく行った、後は兵力をつぎ込んで圧倒するのみ。と言うところで我が軍の射撃が不発であったり、あるいは射撃カード貧乏になって逆に独軍の重機関銃が火蓋を切り攻勢が故に地形が劣勢の我が軍をくまなく制圧し始め指揮官を次々となぎ倒していった。
完敗である。
ズッキューン!
第2戦目
概ね方針は間違っていないようなので今度は侵攻路を変えてみる。
ちょっと危険だけど遠目で畑(だったかな)を横切って村の外縁部に取りつきし、建物から出撃拠点にして接近し最後の接近も建物越しに行い、接近時にも地形修正を得つつ接近するという魂胆。
前回は建物の影に隠れて接近したのはよかったけど展開する兵力の大半が開豁地に拠ったてことが粉砕された一因でもあったと思った。今回は地形的そして背後から攻め寄せるという心理的な優位性などから右翼は建物越しの接近を試みた。
左翼は地形的には森を影に接近し、タイミングを計って村の外縁部に取り付くというもの。
一角さえ崩せればこちらの数的優位で押し切りたいところ。できれば強烈な重機関銃を沈黙できればしめたもの。
今回は右翼部隊が外縁部に取り付く前に多少の損耗があったが順調に前進。
左翼部隊は相手が射撃カードが無いことに賭けてラッシュし、外縁部に取りつくことに成功した。
このまま両サイドから圧迫加えたいが右翼部隊の若干兵力配分が薄かったので攻めあぐねている。更には逆襲を喰らってほぼ壊滅状態。
それに反して左翼部隊は再度相手の射撃カードが無いことを看破して包囲下に収めることに成功した。
そんな時に必ず巡ってくる運命というのは非情で、射撃は不首尾に終わるわ、攻撃系のカードは巡ってこないわ第1戦目と同じく指揮官をやられて協調攻撃ができなくなるわとこれまた第一戦目と落差激しい攻守逆転劇に見舞われたのであった。
ドイツ軍強いなー!
何回やってもコンバットコマンダーは面白い。
筆者が会場に遅れて到着したこともあって先に集まっていたメンバーによって以下のゲームを含むゲームをプレイしていたようだ。双方とも会場主の紙氏のヘビーローテーションとなっている模様で、筆者の守備範囲外であるので助太刀できないのが痛いところ。
忘年会はジンギスカン、羊肉を中心とした料理を堪能できた。
こちら界隈では羊肉あまり食べられないけど専門店ができたので過去に行ったところおいしかったので再訪した。参加者全員の評判もよくて一年の締めとしては最高だった。
既に4ヶ月すぎてしまったけどようやく記事化できたのでアップする次第。
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