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3月山科会(2017年)その2

3月は2回目の山科会を開くことができた。

山科会が活性化したのはいいけど無印の機会が減っているのでお互いのタスクが積み上がっているのでどこかで消化しなければならないという問題が発生していた。

ちなみに普通の山科会が活性したから無印の山科会を開催できないのではなくて、単純にお互いのタイミングが合わなくなったからである。と言うわけで普段なら来会するメンバーの希望を聞くことが多い二人だけども、今回は自らの希望を主とした。

と言うわけで紙氏との対戦を予約していたのでテーマを消化することが優先であった。以前より入手していて紙氏も興味のある作品と、筆者が以前より個人訳が完成したので検証を兼ねたお試しプレイをしてみたいという希望があったので以下のゲームをすることが既に決まっていた。

 

  • New World Order Battles(MW誌#22)ウランバートル
  • Old School Tactical(FLYNG PIG GAMES)

New World Order Battles(MW誌#22)ウランバートル

本作はデジションゲームズのゲーム付き雑誌Modern War誌22号の付属ゲームだ。現代のあるいは近い将来起こるであろう軍事衝突を扱ったゲームでModern Battlesシリーズの1作目となっている。

ハーフマップに100から200個程度のカウンターのゲームで手頃な作戦級のゲームだ。現代の軍事衝突と言うこともあって両者気合い充分準備万端の状態で戦いが始まることは無く、侵攻側はそこそこ準備して戦闘が始まるがもう一方は増援がランダムにやって来るので次第に戦闘がエスカレートしてゆくようになっている。

また戦闘に関しても現代戦らしくC4iなどの情報優越などによる行動の自由が再現されていたりするので少数精鋭の部隊とそうでない部隊をどのように使いこなすか流動的な状況にどのように対処するのかというテーマがある。

今回プレイしたゲームはその中の1作ウランバートルをプレイした。ウランバートルはモンゴルの首都なのでモンゴルで起こる政変の結果ロシア軍と中国軍の介入が行われたという設定である。

筆者がロシア軍を担当し、紙氏が中国軍を担当した。今回は選択ルールなどは外してプレイした。中国軍が先行してウランバートルを占拠している状況で、ロシア軍がそこに攻撃をかける構図だ。反撃をかけるロシア軍はそこそこの兵力をぶつけてくるが中国軍の増援が続々とくるかという感じだ。

盤上の勝利条件に絡む地点を占領するのが勝利得点を得る方法だが、場所によっては介入する大国が占領するより地元の軍/勢力が占領する方が得点が高くなるので弱小な地元軍/勢力と言っても大事に扱わなければならない。

ユニットの中には情報RMA(軍事における革命)後の時代を反映してC4Iで優越する部隊とそうで無い部隊を反映してハイパーウォー能力の有り無しで再現され、ハイパーウォー能力のある部隊はZOCが無視でき特別なCRTを使用できたり、反復攻撃フェイズに再び攻撃ができるという得点がある。

紙氏の中国軍はウランバートルを制圧していたが次々とくるロシア軍の増援に市街地を包囲され叩き出されてしまった。それもそのはずハイパーウォー能力がほとんど無く質も量も圧倒されていたからであった。

この後次々と増援がやって来て構図としては逐次投入各個撃破という最悪のシナリオが予見されたが、ハイパーウォー能力を持つ部隊、そして空挺/空中機動部隊の投入の為、紙氏らしい「またしてもヤン・ウェンリー(以下略)」的な反撃で一時はロシア軍の優勢が崩れるかと思われた。ロシア軍も空中機動部隊による迎撃戦によってロシア軍の勝利は揺るぎない物となった。

ランダムな増援、強力な支援(砲撃・航空等)、イベント、ハイパーウォー能力と空中機動能力などによってシンプルな作戦級のゲームでも展開はカオスと言うことにもなりかねないと言う刺激性の強い作品だったので対戦者の紙氏も気に入っていたみたいだ。

Old School Tactical(FLYNG PIG GAMES)

キックスターターで入手したのはいいもののフルマップより大きめのハードマップ2枚分の重量に輸送困難な為にせっかく個人訳でプレイできる環境ができたのに家でマップを広げられない、ゲーム会に持って行くのも億劫というのもあってなかなかプレイに恵まれなかったが、今回プレイできそうなのでプレイする事にした。

本ゲームはインパルスシステムを持つ分隊戦術級ゲームで今まで色々ある戦術級ゲームと比べるビックリするほど変化球を投げているゲームではない。どこかで見たことのあるオーソドックスなゲームだ。

本ゲームは東部戦線モジュールと言うことで東部戦線前半(41~42年、一部43年)を中心としたモジュールである。一応普通のコンポーネントでは27シナリオあり、追加のスターリングラードを購入すると追加で1マップと7シナリオ、キックスターターボーナスでさらに7シナリオ追加される。

同社のゲーム付きマガジンであるYaaH!誌では追加のシナリオも何本か発表されていているのであっと言う間に巨大なシナリオ群を獲得したことになる。多彩なシナリオは最近の戦術級ゲームでは必須とも言える。

またすでにキックスターターでは西部戦線モジュールがリリース直前で、太平洋戦線モジュールも開発中であるようだ。

今回はお試しと言うことで歩兵中心のシナリオをプレイする事にした。ソ連軍は装甲車BA10を擁しドイツ軍歩兵部隊に襲いかかろうとしている。これを筆者が、対するドイツ軍は爆薬付きの歩兵部隊で対車輌火器としてはこの爆薬しか無い。イニシアチブとインパルスポイントはダイスチェックで判定しソ連軍が先制した。

ソ連軍はドイツ軍を待ち受けるかのように前進し火網を形成する。盤端から侵入するドイツ軍はイニシアチブがとれずに身を隠す場所に苦労しながら侵入する。装甲車を持つソ連軍の方が優位にあるのでドイツ軍は装甲車を爆薬でぶっ飛ばすという痺れる内容のシナリオ。

もちろんソ連軍もマキシム機関銃で源文劇画のように”GEVOVOVOVOVOVO!!”と接近を図るドイツ軍を撃ちすくめる。ドイツ軍はソ連軍の射程外であったり遮蔽物の影に隠れて接近を図る。BA10は悪路に悩まされながらボグチェックなどで行動に支障をきたしながら距離を取りたいがついには追い付けられてしまった。

投げられる爆薬。しかし設置場所が悪かったのかBA10は影響が無かった。それ以外のドイツ軍歩兵分隊は前進中にソ連軍狙撃兵分隊の機会射撃などで制圧されついには煙幕をはって行動を秘匿した。

インパルスは交互に行われるとは言えソ連軍はグループ移動できる指揮官統率の部隊が少ないので、ドイツ軍に対して効率的な行動ができない。

爆薬を喰らったBA10は至近の歩兵達を薙ぎ倒し危機を脱した。

とまあここまで来たところで、ドイツ軍の勝利が無くなってきたのでお開きにした。

今回は戦車が登場しないシナリオなので戦車対戦車のシナリオは今後の検証課題とした。戦車などはハードターゲット同士の戦いとなるので今までの歩兵戦闘結果表では無く車輌戦闘結果表を用いるがその前に車輌データーカードを用いて射程ごとのヒットナンバーを求め、ヒットを得られれば同時にFP値も求まるので目標の装甲値+地形防御値を差し引き最終FP値を車輌戦闘結果表で判定するという形になっている。

車両の損害も混乱や壊走、車輌破壊だけで無く移動不能、副砲破壊、主砲破壊と別れているので最近流行のシンプルすぎると言うことも内容だ。

歩兵だけだとなかなか見えてこない車輌/砲などの連携具合も気になるのでオーソドックスな作品なのでこれからも追いかけようと思うけどコンポーネントが割と重いので運搬困難なのは何とかして欲しいところ。

なんと言っても分割マップでないハードボードのフルマップは結構重いです。分割マップであればシナリオをあらかた決めてマップ決め打ちでって言うのもできるけど全てがつながったフルマップは持って行かざるを得ない。

筆者らが見慣れない作戦級・戦術級ゲームと格闘している頃、もりつち氏、AMI氏ペアでジャブローや秀吉軍記などがプレイされていていた。詳細については既に発表されている両者のブログなどで確認してください。

ゲーム会終わりにはラーメン横綱での反省会で一日を終えた。ゲーム会後の歓談は面白いっす。

最近コンスタントに開催し肩の力を抜いたゲーム会ができているので嬉しい限り。

参加の皆さんまた楽しみましょう。

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