2007/10/13

散兵線の花と散れ2

 以前「散兵線の花と散れ」という記事をアップロードしたが、当初ゲームにあんまり関係のない記事をアップする事にどうよって言う気はあったが、アップしたらしたらで意外に人気のある記事で、未だにTOP10をさまよう記事となっている。
 ウォーゲーマーだけに限らないが、横断的に関連のある項目を趣味にしている人は多く、例えばモデラーだったり歴史マニアだったりする。
 筆者も同じくウォーゲーマーではあるが、ミリタリー系の趣味は多数抱えており、今回のような銃器・装備品系も昔から嗜好していたりする。
 前回記事で、「次は銃剣だなあ。」と書いて締めくくったが、ついにやってしまいました。

そうです!!

銃剣購入です。

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2007/06/27

散兵線の花と散れ

筆者は帝国陸軍ものとなると何かと気になって仕方がない。ゲームはブログではあまり登場していないが、なんだかんだと帝国陸軍ものは入手していたりする。
 最近は日本軍テーマのものが多くあり、例えば映画などでは「男達の戦艦大和」「硫黄島からの手紙」などと取り上げられ、さすがにビジュアル的にわかりやすいと言うこともあって「日本軍」というテーマを一般的にするのに役立っている。

 その中でも「硫黄島からの手紙」は帝国陸軍を扱っていると言うこともあり、久しかった日本兵の姿を再現してくれている。 

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2006/02/05

本日は海軍工廠に

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 先月はもう少しゲームができるかと期待していましたが、残念ながらスケジュールが合わず1回のみでした。今月も未だ開催日が決まっていませんのでいつもできないことをしておりました。
 12月に松型駆逐艦のフルハルがどうとか書いていましたが、松型駆逐艦の槇と榧を買うつもりが気が付けば阿賀野・酒匂・初霜・雪風・磯風・浜風・陽炎まで揃ってしまいました。写真は阿賀野・初霜・雪風・磯風・浜風・榧です。世界の艦船シリーズと男たちの大和、それに連漸矢矧シリーズより集めたものです。
 今日一日かけてパパッと組み立てましたが、素組みでこれだけのクオリティとは驚きました。艦船模型特にフルハルタイプは余り作ったことがありませんが、意外と面白いもんですね。駆逐艦とか小型の艦艇なのがツボを突いているんではないでしょうか。
 1/700といえばウォーターラインシリーズの定番スケールですが、フルハルでは今回のモデルが初めて見るので今後とも続けて欲しいものです。というかウォーターラインシリーズでないフルハルモデルの1/700シリーズもあってもいいんでは無いだろうかと思うのは僕だけではないはずだ!
 密かに普通のキットでも作ってみたいなあと思っているので、ウォーターラインシリーズでも物色しようかと構想中。
 で、この年で久しぶりにこれら駆逐艦を作ってみて思ったことは、1/700というスケールは、ディティールの追求と大胆な省略という表現を取らざるを得ないと言うところが、ウォーゲームにも通じるものがあり、感慨深いものがありました。

2004/06/20

DVDリコーダーとプリンター

 日記のような感じで書いていたらとてつもなく長くなりそうなので分割です。長すぎると読んでくれないしね(充分長いとの説も・・・・)。
 さてさて、唐突として話題は変わってDVDリコーダーを買いました。三菱のHE600です。最近テレビをあまり見ないのであまり録画機能はどうでも良かったのですが、DVDプレーヤを据置タイプに置き換えたかったので購入です。 最近のDVDリコーダーはEPGという予約方法が使えて昔のVTRと比べると隔世の感があります。なんといってもEPGは新聞の番組表のように画面の表示されるのでビジュアル的にわかりやすいです。また番組表は更新されるので新聞いらずです。
 VTRとの違いは録画時のみではありません。ハードディスクに記録するのでテープ式のようにカセットを取り出したり巻き戻したるする必要がないので遥かにスピーディです。録画内容はインデックス化されているのでそのインデックスからアクセスするので頭出しも素早いです。画質はソースに左右されますがデジタルで記録されるのでテープのように極端に劣化はありません。テープでよくある間違って上書きしてしまったとかも発生しずらいですし、ハードディスクが一杯になるまでにDVDにダビングすれば記録できなくなることはないでしょう。
 と、いいことばかり書いても仕方ないのでちょっと気になる点はキーなどの反応や動作が少し緩慢かなという気はするし、ハードディスクからDVDへのダビングは意外に時間が掛かると言うことです。それ以外は文句なしです。
 それ以外にプリンターを買い換えました。今まで使用していたプリンターはもう5年以上前のエプソンのPM2000というA3までプリントできるプリンターだったのですが、最近テキストを出力することが多くなってきたのでレーザープリンターのようなものが欲しかったのですが、カラーにもいまだ未練があるので買い換え渋っていたら、たまたま親からの紹介でリコーのIPSiO G505という機種が超格安で入手できるので買い換えました。
 買い換えポイントは出力スピードです。最新のエプソンやキャノンのプリンターは同じくらい早いのかもしれませんが、この機種のは驚きです。フルカラーA4の図版(というかある本の表紙をスキャンしたもの)が紙が送られるスピードそのままで印刷されて出てきたことです。これは驚きです。
 さらに驚きは両面ユニットを買って装備すれば両面印刷も可能です。両面印刷できると言うことは裏写りが少ないと言うことです。実際印刷には裏写りはないですしにじみもなく耐水性は抜群です。
 印刷はヘッドが動いて本体が揺れるようなことはなく静かにずずっーっと出てきます。TOPが平坦なので物が置けるのはいいことです。
 これもいいことばかり言っても仕方ないので気になる点は大きさの割に重いです。インクカートリッジは持ちがいいようですが高い上に入手しづらいです。カラーはエプソンやキャノンと比べては駄目です。そういう用途ではありません。写真とかは専用機かプリント屋さんに頼みましょう。

独ソ電撃戦と1942

なかなか時間がとれないのでここの更新も滞っていますが生きています。ゲームの方は購入一方で今月はプレイゼロです。購入といえば昨日早くもコマンドマガジンの最新号57号が到着しました。特集は日独電撃戦。付録ゲームは独ソ電撃戦と1942の2in1。
 独ソ電撃戦といえば昔から欲しいと思っていたが、簡単過ぎとか初心者向けで満足できないとか結構ネガティブな意見があったので購入に二の足を踏んでいた事があった。ところが時間が経つと好みも変わって来るというか、余った時間の最適なゲームあるいは時間が足りないときのゲームを追及すると結局GDWの120シリーズやエポックの初期作品やSPIのクワドリなどに舞い戻ってしまうのだ。
 さて、独ソ電撃戦はというか最近の東部戦線の好みは昔に比べて初期にシフトしてきていてSSがずらーっといるよりは装甲擲弾兵師団と呼ばれる以前の自動車化歩兵師団と呼ばれる頃の方がなんだかほっとする。そんな思い入れ話ではなくて実は原版のエポック版を所有している。昔からあるわけではなくて最近オークションで手に入れた。もちろんその時はコマンドで再販されるとかの話は微塵もなくオークションか中古で手に入れるかしか入手する方法はなかったので迷わずゲットした。
 オークションといえば何かとトラブルが付きものだがこのゲームもご多分に漏れずトラブルが発生した。というか出品者から連絡があった。美観を損なう欠点ありと。
 カウンターがないとかルールがないとかは問題外だがマップの一部が汚れているという。写真を送っていただいて検討した結果購入に踏み切った。もちろん出品者から感謝されオークションがきっかけとなり、失いかけていたシミュレーションゲームへの情熱が再び戻ってきたとの事でお互い健闘を誓いエールを交換したことがある。オークションがきっかけで心温まる話であるがこのゲームを見るたびにそのことを思い出す。グラフィックが大幅にグレードアップされて感慨深い。
 1942と言えばGDWの120シリーズの1作で、日本軍の南方侵攻を扱ったゲームで輸入数が少なかったのかあまり見かけない。おまけに評価も聞かない。もっともこのゲーム120シリーズが故に海軍はバッサリとオミットされている。あまりに思い切りの良い切り方に日本軍ファンの主流を占める海軍ファンの支持は得られないだろうと愚考する。しかし筆者を含め陸軍ファンにとっては1942年という栄光の瞬間をプレイできるとは感涙ものである。しかも原版にはなかった師団名などの追加があり、さらに陸軍ファンの心の琴線を弾くようになっている。マップも心なしかトロピカルでフィリピン、インドシナ、ビルマ、マレー、スマトラ、ジャワ、ボルネオ、セレベスなどのおなじみの地形が描かれている。カウンター類のグラフィックも兵器アイコンなど毎度の事ながら美しい出来である。小さなマップだがこのマップに第14、第15、第16、第25軍所属の兵団が所狭しと暴れる事を夢想してしまう。
 表紙にはメナド降下中の海軍陸戦隊が描かれているが、個人的には鉄獅子の方が良かった!本誌は特集以外ではロイヤルネイビーの追加シナリオとアドバンス・トブルクのアーマーベーシックルールが記載されており、ちょっとお買い得感がある。
 購入と言えばSPI/TSRモスコー1941も手に入れた。TACTICS誌の紹介以来(どうしようもない箱絵と共に)ずーっと気になっていたのだがようやく手に入れた。古いゲームなので今となっては魅力は薄いかもしれないがまたプレイしたいものだ。

2004/02/29

続・趣味の戦史本あさり

 以前なら絶版となった戦史本を入手するためにはそれこそこまめに古書店・古書街・古書市を巡らなければならないわけですが、時としては全くの空振りとなったり、本の状態を見て購入を躊躇していたら数日後にはなくなっていたり、高い値段で購入したら次の週にはそれより安いのを見つけてしまったり....
と、様々なありがちな困難と共にコツコツと集めなければならないわけですが、世の中がインターネットでのショッピングが当たり前となった最近は古書籍もネットで購入できるようになると日本各地の古書店が利用できるようになり購入機会や購入量も増えるようになり、戦史本の集まりが良くなりました。
 さらにネットオークションの興隆は購入への選択肢を大幅に増やしたといえるでしょう。ただ古書店に直接行ったりネットショッピングで購入する方法に比べて購入額の高低差が大きいと言うことでしょう。ネットオークションの欠点はまさしくオークションですから応札される場合がある事です。普通ならば商品を手に入れるにはそれこそ早い者勝ちですが、ネットオークションは入札額が高い奴が一番偉いのです。時には予算がなくて指をくわえて終わるのを見なければなかったり、終了時間を忘れて入札を忘れていたり、出し抜かれたりしたものです。
 ネットオークションで面白いのは予想以上に安く買えたり、応札の応酬でとてつもなく高くなったりしてしまいます。応札者がシミュレーションゲーム愛好者であれば何故かムキになって入札を続けたりしてしまうせいですが、一種独特の雰囲気によるものでしょうか?
 「戦史叢書」に関して言えばほとんどが古書店からの購入ですが、入手しにくいものはネットショッピングやネットオークションです。それに対して陸上自衛隊の編纂した戦史書シリーズの「陸戦史集」は大半がネットオークションです。

 色々な経緯で集めた戦史本ですが思い出深いものもあります。
「捷号陸軍作戦1レイテ決戦」・・・古書店で購入。家に帰り読んでいると同じところを何故か読んだ覚えがある!?よく見ると乱丁!手に入りにくいから涙した。
「満州方面陸軍航空作戦」・・・古書市で購入。家に帰ると同じ名前の本が本棚にささっていた。脱力。
「大本営陸軍部10」・・・古書店で購入。書き込みが多い。書き込みを読むとどうやら前所有者は右ーな人。
「雲南正面の作戦」・・・古書店ネットショッピングで購入。「陸戦史集」。どこでも見つからなかったのに検索すると店じまいするとかでたまたま見つけた。
「THE WAR IN FRANCE AND FLANDERS 1939-1940」・・・ネットオークションで入手。英国の公刊戦史。フランス戦でのBEFの戦いを記したもの。有名ゲームデザイナーから入手。
「CHRONOLOGY 1941-1945」・・・ネットオークションで購入。米陸軍の公刊戦史。戦史叢書で言うところの102巻陸海軍年表に相当する全戦線の陸軍の動きを記した年表・検索。ひょんな事から入手。この本を入手以降米陸軍の公式戦史が立て続けに入手できた。
「明治二十七八年日清戦史第一巻」・・・古書市でたまたま手を置いたところにあった。嘘みたいな話。家にある出版年度が一番古い本。

まだまだありますが本日はここまで。

趣味の戦史本あさり

私ぐちーずはこのウェブログにも書いているようにボード・シミュレーションゲームや戦史が主だった趣味だったりするわけですが、シミュレーションゲームの方は色々ここでも取り上げていますがもう片方の戦史の方は中々取り上げられるような話題がありません。が、このたびネタができたので書いてみます。
 ネタといってもそのものズバリというものではなくその周辺を少し書きます。

 戦史、もっとも身近な戦争でもある第二次世界大戦は多くの犠牲のあった戦いでした。そんな戦争の歴史書、特に戦史と呼ばれるものは豊富にあり本屋や図書館に行けば結構目にすることができます。
 その中でも国や公的な機関が編纂した戦史は公刊戦史といわれ、かなり戦史本の中でも重要な位置を占めます。
 日本では戦前は参謀本部や軍令部が各戦争の詳細な記録を残していましたが、当然のことながら敗戦した今次大戦は残せずに防衛庁が後を引き継ぐような形になり現在に至ります。
 で発行されたのが戦争終結後だいぶ経ってからですが、「戦史叢書」という102巻という長大なシリーズとして発行されました。内容は陸・海・空各方面・大きな作戦ごとに分かれていて各巻は作戦の背景・情勢・計画・実施がかなり専門用語を交えて書かれています。記録や記憶の量の差によって各巻のボリュームは微妙に違いますが詳細に語られています。

 そんな「戦史叢書」ですが私が初めて手に取ったのはまだ高校生だった頃で町の大きな本屋さんに売っていたのを買いました。そのころはすでに絶版の本がちらほら出ていて数回の立ち読みの結果選んだのが「イラワジ会戦」。なんでやーという突っ込みはおいといて、その後「捷号陸軍作戦2ルソン決戦」「シッタン・明号作戦」「沖縄方面陸軍作戦」「ビルマ攻略作戦」などを入手しましたが元々そんなに売れる本でもなく気がつけば店頭から消え去ってしまいました。店頭から消え、版元絶版との知らせに時代の流れに一人涙し、大人になったら買えなかったやつ全部そろえてやると決意を新たにしたものです。
 最初にマイナーといえるイラワジやシッタンを買っていたためか陸戦ものに興味を抱き少なくとも陸軍関係のものは全部揃えようと考えていたのですが1冊500ページもある箱入りハードカバーです。陸軍ものだけでも60冊以上あるのです。無理です。

 大人になってから暇を見つけては古書店に行き、インターネットでオークションしてコツコツと買い貯めたら気がつけば陸軍ものはほとんど揃い海軍ものまで手を伸ばしている始末...
 決意を新たにして10数年「こうなったら全巻制覇やー」と開き直っている自分が怖いですが、もっと怖いのはこのシリーズ十年後には改訂版が出始めると言うことと戦前の公式戦史や海外のものまで手を広げているという現状がとてつもなく怖いです。どこまで行く気やろ......

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