2004/10/30

古代ローマ歴代誌

 筆者のブログはボードシミュレーションゲームであるとか戦史・歴史物の書籍の紹介が多いという珍しいブログですが、まあ他のジャンルの人気のあるブログと比べると地道な活動です。
 このブログを見に来てくださる方には感謝をしますが、最も検索や見られているページが、百年戦争とスパルタクスについてです。で、紹介しているゲームの「スパルタクス」はスパルタクスの乱とヴァリアントとしてピュロス戦争がプレイできるというお得なゲームだ。
 さて一般的なローマ史特にローマの指導者層に焦点を当てた本がこれである。

古代ローマ歴代誌
フィリップ・マティザック著・本村凌二監修・東真理子訳

出版社 創元社
発売日 2004.09
価格  ¥ 3,780(¥ 3,600)
ISBN  4422215183
国家誕生から、共和制崩壊までの700年間の歴史を、7人の王と共和政期の指導者たちのドラマティックな生涯とともに徹底検証。イタリア半島の弱小国家ローマはいかにして奇跡的発展をなしとげたのか。 [bk1の内容紹介]

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2004/09/19

DOUBLE CHARGE VOL4(国通)紹介

DOUBLE CHARGE VOL4(以降ダブルチャージ誌)が届いたのでファーストインプレッションを報告する。
 前回も書いているが筆者は元々作戦研究の類が嫌いであり、この号の購入は内容により取捨選択して購入するはずだったが、今回は購入した。
実は今回のゲームの和訳はソロプレイゲームであり、第1特集のナポレオニック・ウォーズにも興味がないので見送ることが考えられたが、結局ある記事がきっかけで購入に踏み切った。 

ダブルチャージ4号 好評発売中!

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独ソ戦車戦シリーズ5と6

前回モスクワ防衛戦を紹介したが、8月9月と立て続けに同シリーズの続編が発売されたので紹介する。
前号からかなり音沙汰がなかったので心配していたが、ほとんど時間差がないほどの間隔で発売された。

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2004/09/12

ワーテルロー戦役

 最近時々ビックリするようなミリタリーものの書籍が発刊されたりしているが、今回紹介する本もビックリした本である。

ワーテルロー戦役
アルバート・A.ノフィ著・諸岡良史訳

出版社 コイノニア社
発売日 2004.05
価格   ¥ 2,940(¥ 2,800)
ISBN   4901943057
ナポレオン最後の戦いワーテルロー戦役を前哨戦から敗退まで、生き生きと再現。コラムでは武器、兵種、戦術、編成、主な将軍を解説。フランス軍、連合軍の連隊・戦闘序列をくわしく紹介する。 [bk1の内容紹介]

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2004/09/11

韓国戦争

世の中韓流といい韓国のものがもてはやされているが、それとは別に興味深いシリーズものの最新巻が入手できたので紹介する。

韓国戦争 第4巻 国連軍の再反攻と共産軍の春季攻勢
韓国国防軍史研究所編・翻訳・編集委員会訳

出版社 かや書房
発売日 2004.09
価格   ¥ 2,625(¥ 2,500)
ISBN   4906124585
韓国戦争(朝鮮戦争)の経緯を、「粉砕機戦術」で知られる1951年1月の国連軍の再反撃から6月のリッジウェイ中将による休戦会談提議まで、「国連軍の再反撃」「共産軍の春季攻勢」「戦線の回帰と膠着」の3章に分け詳述。 [bk1の内容紹介]

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2004/08/22

世界の軍用ヘリコプター

 最近というかここ二、三年の間に大きく市民権を得た趣味として食玩のコレクションというものがあるが、その中でも一つのジャンルとしてミリタリーものは人気のアイテムといえるかもしれない。
 ミリタリー系食玩の興隆はスケールが1/144のものが多いこともあって、逆に模型での1/144スケールの発売も刺激されることになって、食玩ミニチュアと模型のボーダレス化が進んでいます。
 食玩ミニチュアといえば完成品に近いものが大半ですが、つい最近発売されたヘリボーンコレクションというシリーズは多少組み上げの必要な模型的な側面を残したシリーズです。
 図らずも筆者はこの食玩ミニチュアというものにズバリハマっているというわけではありませんが、かなり興味を持っています。
 さて、このヘリボーンコレクションですが、その名の通り軍用ヘリコプターを扱ったシリーズです。航空機の中ではヘリコプターというのは人気の程はどれだけのものがあるのか知りませんが、特殊な位置にいることは間違いないようです。
 筆者にとってヘリは現代戦では絶対外せない機材であると同時に、ボードシミュレーションゲーム(ブーツ・アンド・サドルズ)でヘリの魅力に魅せられてしまったので興味の対象なのですが、そんな軍用ヘリコプターを知る上で手軽な書籍はないものかと探したところそのものズバリの「世界の軍用ヘリコプター」という興味深い本を見つけたので紹介します。

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2004/04/18

(サンセットゲームズ)PLAN SUNSET

 久しぶりに更新するがやはり仕事が忙しすぎるのは趣味の天敵ですね。何もしない間にコマンドマガジンの最新号56号と今回取り上げるPLAN SUNSET誌が届いてはたと気がつくと、時が経つのが早いことに驚きを禁じ得ないです。



 サンセットゲームズ社からPLAN SUNSET誌が届いたのでファーストインプレッションを記します。
 PLAN SUNSET誌はサンセットゲームズ社のサポートマガジンであり、過去のアバロンヒル社のジェネラル誌やGMT社のC3i誌の例を出すまでもなく自社のゲームをサポートするものである。サンセットゲームズ社と言えば今年で5周年を迎えるとのことだが今回はそれとは特に関係ないらしい。編集後記にはアバロンヒル社のゲームの版権交渉をメーカー単位の規模で行っていて順調であるという驚き情報もあるがともかく普通のサポート雑誌である。表紙には一度切りでないことを宣言するように「VOL1」と書かれている。
 詳しい内容はサンセットゲームズ社のウェブサイトや広告などで書かれているが、下に簡単に記す。

PLAN SUNSET vol.1

PLAN SUNSET vol.1

史上最大の作戦:正誤表・Q&A・追加シナリオ・作戦研究・縮小マップ/駒一覧・追加/訂正カウンター・修正シール
失われた勝利:Q&A・縮小マップ/駒一覧・プレイ補助シート
The Korean War:正誤表・Q&A・追加カウンター・修正シール・プレイ補助シート
ドライブ・オン・スターリングラード:正誤表・Q&A・修正シール
関ヶ原:正誤表・Q&A・作戦研究・修正シール
ドイツ南方軍集団:正誤表・Q&A・訂正カウンター
太平洋艦隊:正誤表・Q&A・追加シナリオ・紹介記事・追加/訂正カウンター・修正シール
戦国大名:正誤表・Q&A・作戦研究・追加カウンター・修正シール
(ジ・ゲーマーズ)SCS:正誤表
(ジ・ゲーマーズ)ヨム・キプール:正誤表・Q&A
(ジ・ゲーマーズ)ガザラ:正誤表
(ジ・ゲーマーズ)ドライブ・オン・パリ:・Q&A
(ジ・ゲーマーズ)オペレーションミヒャエル:正誤表
(ジ・ゲーマーズ)OCS:紹介記事
(ジ・ゲーマーズ)グデーリアンズ・ブリッツクリーク2:正誤表
(ジ・ゲーマーズ)フォゴットン・ウォー:正誤表
(ジ・ゲーマーズ)ゲインズ・ミル:正誤表
(ファランクスゲームズ)ネロ:正誤表・Q&A
(ファランクスゲームズ)プリンス:正誤表
(ファランクスゲームズ)エイジ・オブ・ナポレオン:Q&A
(ファランクスゲームズ)ハウス・ディバイデッド:正誤表
(OSG)THE LAST DAY OF THE GRANDE ARMEE:紹介記事

以上であるがその量に圧倒される次第である。かくも大量のエラッタを生み出すかとかそういうことは別の問題としてサポート雑誌としてこのような形で世に問うことを評価したい。正誤表/Q&Aの類はウェブサイト上でも確認できるが、印刷物として世に残すことに意義があると思う。
 作戦研究は前回も書いたがあまり好きな読み物ではないが、プレイの補助・プレイの指針として考えれば有用である。
 追加シナリオはゲームを長く楽しむ上でも、つんどくままだったゲームを再プレイする上でもサポートとして望まれることであるのでこれからも発表していただければと思う。
 プレイ補助シートはルールを確認するまでもないことや、プレイの必須事項を戦国大名のようにまとめてもらうと便利だったのでオーナーの古角氏に提案したことがある。他の方からの提案もあったのだろうけど在野の1ゲーマーの提案を採用してくださって非常に嬉しいし提案のしがいがあるというものである。

 もちろん本誌はサンセットゲームズ社が扱う商品を所有しないユーザーには意味がないものだが、所有しプレイするユーザーには大変意味のあるものであろう。206個の追加/訂正カウンターを例に挙げるまでもなく5年間がこの70ページに詰まっているかと思うと5年の歳月は長いようで短いのだなあと実感を新たにした。
 さて、次は2年後かな?5年後かな?と思ってUPした後によく読むと、編集後記に「年内発売」とデカデカと書かれてあった。確かに今回発行遅延の原因となったルールの問題を積み残していたため、よく考えれば予想できる範囲内であった。次回は今回のように2500円(税別)ではなく安価なものを目指しているとのことで次回こそが本当にサポート誌としての真価が問われると言っても過言ではないだろう。ともかく今後も期待したいと思う。

2004/03/27

モスクワ防衛戦

 興味深いシリーズものの最新号が入手できたので紹介する。

モスクワ防衛戦(独ソ戦車戦シリーズ 4)
マクシム・コロミーエツ著・小松徳仁訳・斎木伸生監修

出版社 大日本絵画
発売日 2004.04
価格   ¥ 2,100(¥ 2,000)
ISBN   4499228328
独ソ戦開始以来、進攻を続けていた独軍は、1941年の秋「タイフーン作戦」を発動し、首都攻略に乗り出すが、悪路と冬季の酷寒、赤軍戦車部隊の活躍に阻まれ苦戦を強いられる。その苛酷な戦闘の内情を明らかにする。 [bk1の内容紹介]

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123ページ


 この本はロシアのストラテーギヤKM社の戦場写真資料集「フロントヴァヤ・イリュストラーツィヤ」シリーズを「独ソ戦車戦シリーズ」として日本語版化したもので既に本号を含め以下の4冊が配本されている。
・クルスクのパンター(新型戦車の初陣、その隠された記録)
・バルバロッサのプレリュード(ドイツ軍奇襲成功の裏面・もう一つの史実)
・ハリコフ攻防戦(1942年5月死の瀬戸際で達成された勝利)
・モスクワ防衛戦(「赤い首都」郊外におけるドイツ電撃戦の挫折)

 本書の内容は情報公開が進むロシアの未公開資料・写真を軸にモスクワ攻略を目指しタイフーン作戦を発動するドイツ軍とそれを阻むべく防衛・反撃を展開するソ連軍(ロシア軍)を時系列的に主にロシア軍の視点、特に戦車部隊を中心に解説されている。
 日本語で書かれたロシア軍の状況を解説した書籍で、ロシアの「情報公開」以降の資料を使用という点では本書が最も新しい。図版も多数のため「東部戦線ファン」は必須だろう。
 シリーズ全てに当てはまることだが初公開の写真や資料を使用しているため戦史研究・シミュレーションウォーゲーマー・モデラーにも充分耐えうる内容である。感じとしてはオスプレイ社の軍用機シリーズをもう少し増ページして細かくしたような感じである。なお、この手の書籍の常として価格は高めである。

 シリーズ全体を見渡すとテーマの切り方が面白いと感じた。次号ではカフカスの戦い1942(仮題)とのことで、刊行予定には冬戦争の戦車戦やノモンハン戦車戦などがあげられている。ノモンハン事件は非常に楽しみであるが、刊行予定にはなく原著で存在・予定があるのかわからないが、ソ連軍機動作戦の傑作といわれた満州作戦などは出ないのだろうか?
 ともかく今後も展開が楽しみなシリーズである。

2004/02/29

続・趣味の戦史本あさり

 以前なら絶版となった戦史本を入手するためにはそれこそこまめに古書店・古書街・古書市を巡らなければならないわけですが、時としては全くの空振りとなったり、本の状態を見て購入を躊躇していたら数日後にはなくなっていたり、高い値段で購入したら次の週にはそれより安いのを見つけてしまったり....
と、様々なありがちな困難と共にコツコツと集めなければならないわけですが、世の中がインターネットでのショッピングが当たり前となった最近は古書籍もネットで購入できるようになると日本各地の古書店が利用できるようになり購入機会や購入量も増えるようになり、戦史本の集まりが良くなりました。
 さらにネットオークションの興隆は購入への選択肢を大幅に増やしたといえるでしょう。ただ古書店に直接行ったりネットショッピングで購入する方法に比べて購入額の高低差が大きいと言うことでしょう。ネットオークションの欠点はまさしくオークションですから応札される場合がある事です。普通ならば商品を手に入れるにはそれこそ早い者勝ちですが、ネットオークションは入札額が高い奴が一番偉いのです。時には予算がなくて指をくわえて終わるのを見なければなかったり、終了時間を忘れて入札を忘れていたり、出し抜かれたりしたものです。
 ネットオークションで面白いのは予想以上に安く買えたり、応札の応酬でとてつもなく高くなったりしてしまいます。応札者がシミュレーションゲーム愛好者であれば何故かムキになって入札を続けたりしてしまうせいですが、一種独特の雰囲気によるものでしょうか?
 「戦史叢書」に関して言えばほとんどが古書店からの購入ですが、入手しにくいものはネットショッピングやネットオークションです。それに対して陸上自衛隊の編纂した戦史書シリーズの「陸戦史集」は大半がネットオークションです。

 色々な経緯で集めた戦史本ですが思い出深いものもあります。
「捷号陸軍作戦1レイテ決戦」・・・古書店で購入。家に帰り読んでいると同じところを何故か読んだ覚えがある!?よく見ると乱丁!手に入りにくいから涙した。
「満州方面陸軍航空作戦」・・・古書市で購入。家に帰ると同じ名前の本が本棚にささっていた。脱力。
「大本営陸軍部10」・・・古書店で購入。書き込みが多い。書き込みを読むとどうやら前所有者は右ーな人。
「雲南正面の作戦」・・・古書店ネットショッピングで購入。「陸戦史集」。どこでも見つからなかったのに検索すると店じまいするとかでたまたま見つけた。
「THE WAR IN FRANCE AND FLANDERS 1939-1940」・・・ネットオークションで入手。英国の公刊戦史。フランス戦でのBEFの戦いを記したもの。有名ゲームデザイナーから入手。
「CHRONOLOGY 1941-1945」・・・ネットオークションで購入。米陸軍の公刊戦史。戦史叢書で言うところの102巻陸海軍年表に相当する全戦線の陸軍の動きを記した年表・検索。ひょんな事から入手。この本を入手以降米陸軍の公式戦史が立て続けに入手できた。
「明治二十七八年日清戦史第一巻」・・・古書市でたまたま手を置いたところにあった。嘘みたいな話。家にある出版年度が一番古い本。

まだまだありますが本日はここまで。

趣味の戦史本あさり

私ぐちーずはこのウェブログにも書いているようにボード・シミュレーションゲームや戦史が主だった趣味だったりするわけですが、シミュレーションゲームの方は色々ここでも取り上げていますがもう片方の戦史の方は中々取り上げられるような話題がありません。が、このたびネタができたので書いてみます。
 ネタといってもそのものズバリというものではなくその周辺を少し書きます。

 戦史、もっとも身近な戦争でもある第二次世界大戦は多くの犠牲のあった戦いでした。そんな戦争の歴史書、特に戦史と呼ばれるものは豊富にあり本屋や図書館に行けば結構目にすることができます。
 その中でも国や公的な機関が編纂した戦史は公刊戦史といわれ、かなり戦史本の中でも重要な位置を占めます。
 日本では戦前は参謀本部や軍令部が各戦争の詳細な記録を残していましたが、当然のことながら敗戦した今次大戦は残せずに防衛庁が後を引き継ぐような形になり現在に至ります。
 で発行されたのが戦争終結後だいぶ経ってからですが、「戦史叢書」という102巻という長大なシリーズとして発行されました。内容は陸・海・空各方面・大きな作戦ごとに分かれていて各巻は作戦の背景・情勢・計画・実施がかなり専門用語を交えて書かれています。記録や記憶の量の差によって各巻のボリュームは微妙に違いますが詳細に語られています。

 そんな「戦史叢書」ですが私が初めて手に取ったのはまだ高校生だった頃で町の大きな本屋さんに売っていたのを買いました。そのころはすでに絶版の本がちらほら出ていて数回の立ち読みの結果選んだのが「イラワジ会戦」。なんでやーという突っ込みはおいといて、その後「捷号陸軍作戦2ルソン決戦」「シッタン・明号作戦」「沖縄方面陸軍作戦」「ビルマ攻略作戦」などを入手しましたが元々そんなに売れる本でもなく気がつけば店頭から消え去ってしまいました。店頭から消え、版元絶版との知らせに時代の流れに一人涙し、大人になったら買えなかったやつ全部そろえてやると決意を新たにしたものです。
 最初にマイナーといえるイラワジやシッタンを買っていたためか陸戦ものに興味を抱き少なくとも陸軍関係のものは全部揃えようと考えていたのですが1冊500ページもある箱入りハードカバーです。陸軍ものだけでも60冊以上あるのです。無理です。

 大人になってから暇を見つけては古書店に行き、インターネットでオークションしてコツコツと買い貯めたら気がつけば陸軍ものはほとんど揃い海軍ものまで手を伸ばしている始末...
 決意を新たにして10数年「こうなったら全巻制覇やー」と開き直っている自分が怖いですが、もっと怖いのはこのシリーズ十年後には改訂版が出始めると言うことと戦前の公式戦史や海外のものまで手を広げているという現状がとてつもなく怖いです。どこまで行く気やろ......

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