フタをしそうになった。
またもやコネタマからネタが投入された。
思わずフタをしたくなった弁当はどういうモノだったかというモノで、この話でふと思い出した。
社会人になってから極々まれに作っていくこともあるけど、こっちもフタをしたくなるほど恥ずかしい出来なのでフタをしたままにしておきたいというのが本音。作り慣れていないからなんかキチャナイ色なんですよね。
当然学生時代の話。むろんお弁当と言えば母親に作ってもらうと言うのが定番。しかし毎日毎日となるとこりゃあ大変というのは作ってこそわかる苦労話。食べる係である分には感謝を忘れて文句たれる始末。
作っている側は当然日々の生活で嬉しいこともあれば腹立たしい事もあり、時にはそれが弁当の出来に反映されてしまうことがある。
「今日はごめん!邪魔くさかったからチャチャチャッと作ってもうたわ」
と言われれば予想するまでもなくシンプルな出来であったり、なんかえらいこと出来上がるのが遅いなあと思ったら、妙に気合いの入った弁当であったり。
作り手もモチベーションていうのは重要なんでしょうね。
それがたまたまモチベーションが下がっている時に気持ちを逆なでするような文句をたれてしまって銀河大戦勃発か?とも思えるほどの壮絶バトルをしてしまったらどうなるか?
普段なら遅く起きてキッチンからは料理の音がするモノだが、その日に限って音がない。既に詰め込みの段階。
無言の朝。
そっと置かれた弁当箱を急いでカバンに詰め、ダッシュで学校に向かう。
授業に滑り込み、そして楽しみの昼食の時間。
カバンから弁当箱を取り出すがヤケに軽い。
「まさかカラ?」
一応横に揺すってみる。
コロコロ
何か複数個のモノが転がる音がする。
フタを浮かして隙間から見てみた。
煮抜き(ゆで卵)
バナナ(2分割)
終了。
普通の弁当箱に3つしか入っていなければジャストサイズではないのでそりゃ音もするわけだ。
思わずもう一度フタをしてしまった。
いやしかしお腹はギュルギュルと食べ物を求めている。
ならば友人からは見えないように隠しながら食べなければならない。フタを半分被せつつあっちの方を向いてかきこむように。
デザートと目されるバナナから食べ始める僕に「えっ?もう喰い終わったん?」と声がかかる。
量も少なけりゃあ食べ終わるのも早い。
当然成長期にそれだけでは足りるわけもなく、友人からお金を借りてパンを買い足してとりあえずその場を凌いだが、あまりに木で竹をつぐような僕の言動に周りの友達からは不思議なモノを見るような視線が集まった。
はい、常々作り手には感謝しなければなりませんね。あれはビックリしました。
コネタマ参加中: 思わずフタをしたくなったお弁当は?
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